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軍国少年の半世紀、そして結局...
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 新年が明けて以来、離日の準備と登山計画の作成ばかりやっているので、ブログにはほとんど関心が湧かずに来ています。

 さて、山ですが、今日これから東京を離れ現地入りし、21日からまた山に入ります。
今回もそんなに高いところは攻めませんが、1800m~2200mが5つほど連なるところを縦走するので、なにもなくても入山から下山まで6日、これが計画段階での行程で、今回は年末年始同様に単独行です。
気が向けば山の中から携帯で更新するかも知れませんが、前回や前々回よりは厳しいコースなんでおそらくそんな余裕はないと思います。
そして、下山後はほぼそのまま日本を離れるので、おそらくこのブログの更新はこれが最後となると思いますが、今回は削除はせずにこのまま残しておきます。

 このブログを開設して約10ヶ月、前のブログから引き続き読んで下すってる方もおいでのようですが、長い間読んでいただきありがとうございました。
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 昨年の福田政権発足直後に谷内さんが辞任を表明し、慰留に応じる気配がなかったことから藪中次官、佐々江審議官、斎木大洋州局長て人事は水面下で流れてはいたわけだけど、それが時期としては異例の時期ながらついに正式に決定したっと、言うより記事になったっと。

 昨年の12月30日に、とある馬鹿で法螺吹きなばばあ、これは日頃斎木氏とは昵懇だと吹聴している人物なんだが、このばばあと心ならずもメールをやりとりする機会があった。
その時に斎木氏が戻ってくるけど知ってるか?っと聞いてみたんだが知らなかったw

 このばばあの言う昵懇とは所詮この程度の話で、斎木氏の他にも僕が存じ上げる方でそのばばあが昵懇と吹聴した方がT.Y.さんを始め数人おいでになるんだが、知っているという方でも挨拶した程度、知らない、覚えてないって人が多い。
やたらと有名人との交友を吹聴して人の信用を得ようとする、こりゃ全く詐欺師の中でも安っぽい詐欺師の常用する手口だわな。

 さて、産経新聞が記事にした、その産経のみがニュースソースのこの馬鹿なばばあが今回異例の時期に決まった外務省人事をどう書くのか?(大爆
どう書こうが突っ込みどころ満載となることは疑いないと思うわけで、このばばあのメルマガの読者が、減ったとは言えいまだに4,000人いるのがわかるような気がする。
みんな生暖かい目線送ってるんだろうな。

 ついでだからばばあに言っておくけど、交友関係リストはフルネームじゃなくてイニシャルだけにしとく方が上げ底ばれにくいと思うぞ?(今更遅いと思うけど)
 サルコジの三男(10歳)が携帯電話で「殺すぞ!!」っと脅されていたらしい。
 犯人は既につかまっちゃったそうだが、一人は携帯電話会社の社員、でこいつがセレブの携帯電話番号リストを持ち出して知り合いの消防士にセシリアの携帯番号を教えたらしんだな。
ところが、これは契約者は元夫人のセシリアなんだが坊主の使ってる携帯で、この消防士の馬鹿は何回も坊主に電話したんだそうだ。

 おそらく「殺すぞ!!」とさえ言わなければこんな事件にはならずに済んだんだろうが、この消防士の馬鹿は、盗んだ携帯で知恵遅れを装って電話を掛けてたんだそうだ。
ちなみにこれまでにもサルコジの関係者、これは男兄弟の妻だそうだが、同じような被害に遭ってるんだそうだ。
 先週はドイツのヘッセン州知事ローランド・コッホの移民の少年犯罪に関する粗っぽい発言が物議を醸し、挙げ句の果てに大連立の危機迄云々されているわけですが、今度はオーストリアですわ。
 これはグラーツ市議会議員候補のようですがSusanne Winterちゅう50歳のおばさんです。
そしてこのおばさんはかつてハイダーが率いた極右のオーストリア自由党(FPO)の候補なんだそうですが、とにかく凄いですわw
なにしろ、ムハンマドを「child molester」と罵倒し、「Muhammad wrote the Koran in "epileptic fits"」とまで言ったちゅうんだから、これは僕にとっては爆笑ネタだけどイスラム教徒にとっちゃお約束の「死刑執行指令」の対象でっしゃろな。(※ child molester/ein Kinderschänder=児童に性的いたずらをする変態、Muhammad wrote the Koran in "epileptic fits"=ムハンマドは癲癇の発作中にコーランを書いた)

 ちなみにこのおばさんのこの発言に対して検察が扇動の罪での訴追の検討に入っているちゅうことのようですが、コッホの言を更に発展させて「it is time for Islam to be "thrown back where it came from, behind the Mediterranean.」とまで言っているんだが、昔ユダヤで今イスラム、この道は何時か来た道だな。(※今こそイスラム教徒を地中海の向こう側に追い返せ!)

補足(2008/01/15 17:55)
少々説明不足ですので補足しますが、このオバサンがムハンマドをchild molesterと罵倒したちゅうのは、唐突にそうしたのではなく、ムハンマドが6歳の女の子(第三婦人Aischa)を妻にしたことを挙げて、これは現代の仕組みの中では幼児虐待に当たる行為だと言った、こういうことですね。
"Im heutigen System" wäre Mohammed "ein Kinderschänder". Winter spielt damit auf die angebliche Ehe des Propheten mit einem sechsjährigen Mädchen an und zieht eine Linie zu kriminellem Verhalten in der Gegenwart: Es gebe "einen weit verbreiteten Kindesmissbrauch durch islamische Männer", sagt sie.


参照記事
Austrian Politician Calls Prophet Muhammad a 'Child Molester'
Fears for German coalition after crime row -media
Koalitionskrach um Jugendkriminalitat Kanzlerin ruft SPD zur Vernunft
Der offene Brief an Merkel
SPD-WAHLKAMPFPLANE Aufregung um Anti-Angie-AG
Rechtspopulistin nennt Mohammed einen Kinderschänder
 情報源がレバノン当局だちゅうからいまひとつ乗りきれないんだが、可能性やら蓋然性ちゅうのは、嘘こきの独逸出羽守クライン孝子がなにをほざこうが十分にはあるわな。

 伝えられるところでは、昨年9月に米軍施設に対するテロ準備の容疑で逮捕されたイスラム転向者 Fritz Gelowiczとその一派の起訴に対する報復テロだちゅうんだが、使用される爆薬一トンは陸路ロシア~フィンランドを経由してロストックに向かっていると思われる、こんな感じですわな。

 さて、爆薬一トンちゅうのが一体どれほどの容積になるのか?
これは僕には想像出来ないが、これが国境を突破して入ってしまうってことになるとドイツの保安当局は面目丸潰れ、仮に爆弾が現実に使用されるなんてことになると、只でさえ選挙モードで不安定化している大連立、人気に支えられているアンジーも危うし、こんな感じですかw

参照記事
Warnung vor al-Qaida-Attacken in Berlin
Fears of terror attack in Germany

なまはげ、女性浴場に乱入、男鹿 客の体を触る
 昨年の大みそかに男鹿市の男鹿温泉郷の旅館で観光サービスとして登場した「なまはげ」が、女性浴場に入り込み、複数の女性の体を触るわいせつな行為をしていたことが11日、分かった。
被害者の家族から苦情を受けた旅館側は、直ちになまはげの責任者を呼び出し、謝罪させた。なまはげの男性は酒に酔った状態だったという。
 色々の事件があるな。
ちなみに僕の身の回りで言う「なまはげ」とは、髪の毛がほとんどない奴が、辛うじて残っている部分髪の毛をやたら長く伸ばして頭を隠している、そんな状態及びそういう奴のことを指す。
 運が悪かったんだろうな、福ちゃんは。
せっかく苦労して新テロ特通したのに、どこも通り一遍な取り上げ方だし社説などではこれに言及したものは今のところ目に入ってない。
つまり誰も褒めてくれてないちゅうことなんだけど、こりゃもう格違いのヒラリー卿の死を逆恨みするほかない罠。

 そしてこれまでにも何回か書いたんだけど『テロとの戦い』の正体ね。
日本では『テロとの戦い』と書くことが多いんだけど海外のメディアで最近目立つのはU.S.-backed anti-terror missionとかU.S.-led war on terror、US-led 'war on terror'ちゅうような書き方なんだな。
そして今回の新テロ特国会通過に関する記事中でも
Japan's ruling coalition forced a bill through parliament Friday to revive a U.S.-backed anti-terror mission in the Indian Ocean,(CNN)
Japan revives mission aiding U.S. ships
Japan's ruling coalition forced a bill through parliament today to revive a U.S.-backed anti-terrorism mission in the Indian Ocean,(Los Angeles Times)
The Japanese government on Friday pushed through a special law authorizing its navy to resume a refueling mission in the Indian Ocean as part of the American-led military effort in Afghanistan.(New York Times)
The bill will allow Japanese ships to resume a refuelling mission supporting US-led operations in Afghanistan.(BBC NEWS)
Japan revives mission aiding U.S. ships
Japan voted Friday to return to the US-led "war on terror" after a two-month gap as the government took the drastic step of overriding a rejection in parliament for the first time in the modern era.(AFP)
っと、あくまでも「アメリカ主導の」ちゅうのか「アメリカに率いられる」ちゅうのか、まあとにかく、そこには国際正義だの国際貢献だのって綺麗事とはほど遠い印象が列ぶわけよ。
そうでないのはアメリカ政府の高官やシーファー、日本の政府関係者、与党関係者のコメントくらいだろ?
で日本の媚米保守に至っては、9/11同時多発テロの犠牲者には多くの法人が含まれる、これは人事ではない、ちゅうよなアホなこと言うわけだが、ありゃアメリカの主権に対する侵犯行為ではあっても日本の主権侵犯ではないわけでね、同じく邦人が犠牲者になっている事件であり、我が国の主権に対する侵犯行為である北朝鮮がやった拉致問題に関しては些か歯切れの悪い連中がこういうことをシャアシャアと言うわけさ。

 さて、これは日本のテレビでも中継映像が報じられたようですが、昨日の国務省定例会見で質問が出ました、それに答えたケーシーのコメントが以下です。
MR. CASEY: Well, first of all, we've been appreciative over the years of the support that Japan has given to the United States as well as to other coalition partners. We were disappointed that that cooperation had to cease temporarily. We welcome the decision by the Japanese Government to renew this very important support and we appreciate the efforts that were made to see that this legislation move forward. We look forward to continuing our work with the Government of Japan and Japanese forces as we continue these operations.
太字部分ね。
あくまでもこれは「アメリカの戦い」であり、国際正義とは無縁の「私闘」であるということであり、昨日あたりはムシャラフの「国家主権に関する発言」が波紋を呼んでいるわけですが、どうしてああいう趣旨の発言を敢えてジリ貧のこの時期にムシャラフがしなけりゃならないか、そういうところが寧ろ重要だと思うし、そういうことには鈍感な日本人のメンタリティーが由々しいと思います

 同日の記者会見にムシャラフ発言に関する遣り取りがあるのでこれも引用しておきます。
QUESTION: Musharraf, please. These comments in this interview he made, rather strong worded comments that he would regard any U.S. troops crossing over into the Pakistani border as invaders. What do you make of that?
MR. CASEY: Well, I've only seen press reports of that. I'm not sure what he actually said or didn't say. But the thing that's clear to us is we have a cooperative relationship with Pakistan. Pakistan is an important partner for us in combating terrorism and combating extremism. And certainly anything that the United States has done and anything the United States will do will be in full cooperation with the Pakistani Government.


その他参照記事
Pakistan Warns U.S. on Attacking Al Qaeda on Its Own

 享年88歳。
 本来彼らはアタック隊ではなかったんだけど、一番手の酸素がトラブって、二番手だった彼とシェルパのテンジンが急遽アタックすることになった、そういう意味ではヒラリー卿の栄誉は僥倖であったわけだけど、それにしても60年も前の装備で登ったわけだから凄い。

 謹んでヒラリー卿の冥福を祈ります。

 なお、参考までに書いておくと、日本の新テロ特が議会を通過したニュースも取り上げられてはいるものの、扱いは断然各紙ともヒラリー卿の死の方が大きいw

参照記事
Edmund Hillary, first to conquer Everest, dead at 88
Edmund Hillary, first to climb Mt. Everest, dies
Everest legend Edmund Hillary dies
Edmund Hillary, First on Everest, Dies at 88
Everest legend Edmund Hillary dies
 ゴミの捨て場が満杯になった挙げ句に新しい捨て場が見つからない。
そんな次第で昨年末から路肩に収集未了の生ゴミが110万トンも溢れかえりとんでもない惨状を呈しているらしい。

 昨年末には操業を開始するはずだったゴミ焼却場も2009年まで完成がずれ込む、この2年というスパンが僕にはわからんのだけど、まあとにかくそういうことらしく、お手上げ状態で、ペスビオ山の周辺には不法投棄が相次いで深刻な環境汚染を引き起こしているとか。

 おきゃくさん!!
 行くなら今ですよ!!(但しガスマスク持参のこと)

参照記事
Neapels Müllkrise Bankrott der Institutionen
Italy "trash tsar" takes charge of Naples crisis

Nicht nur der Müll stinkt in Neapel zum Himmel ...
Zu früh ist ein Arbeiter auf dem Frankfurter Flughafen gestartet: Als der Flugzeugschlepper, der die Maschine gestern auf die Startposition bringen sollte, losfuhr, war die Fluggastbrücke noch nicht abgekoppelt. Nach Polizeiangaben von heute schrammte die Brücke über 14 Meter am Airbus entlang und hat ein 20 mal 30 Zentimeter großes Loch in die Maschine gerissen.
 怪我人がなかったから良いってもんじゃなかろ?
 なんせマヌケすぎ。

参照記事
FRANKFURTER FLUGHAFEN Fluggastbrücke reißt Loch in Airbus

 いよいよ以て拡散が深刻なんだけど、アメリカは全体的な作戦が奏功していると糊塗することに必死だな。
しかしアフガンには三千名規模の海兵隊増派だろ? 余剰戦力はないからイラクから転戦するちゅうことなんだろうが、イラクの実態ってのは以下にあるようなお寒い実態だからまるきりモグラ叩きなわけで、飛び火はパキスタンの主要都市にまで及んでるから一番戦々恐々としてるのはインドだろうな。

US Bombers, Jets Unleash 40,000 Pounds of Bombs in 10 Minutes South of Baghdad
Al-Qaida fighters retreated north from Diyala, presumably to Salahuddin, the top U.S. commander in northern Iraq, Maj. Gen. Mark P. Hertling, told reporters in Baghdad on Wednesday. "Operational security in Iraq is a problem," he said, noting that the Iraqi army uses unsecured cell phones and radios. "I'm sure there is active leaking of communication."
 ヘルトリングが言っているような暗号化されない電波の使用ちゅう問題点もあるのかも知れないけど、そんなのは寧ろ些末な問題で、もっと根本的な問題はイラクの治安警察や軍に採用された奴等が正体不明だちゅうことでしょ?
で何故こういうことが起きたかと言えば、アメリカが撤退を焦るあまりに枯れ木も山の賑わいで頭数だけを集めた結果でしょうが。

 この先益々アメリカの供与品で横流しされた武器だけじゃなくて、正式ルートで供与された武器までもがアメリカ兵攻撃に使用されるこんな笑えない事態に至っていくんだろうな。
そして使用された銃器がAK47ちゅうとまた熱湯浴や媚米家は中国やロシア、北朝鮮の暗躍を言うんだろうが、アメリカがイラクの治安部隊に供与した小銃はAK47なんだよ、なんでと言えば一挺あたりが安いからさ。

Suicide Bombing Strikes High Court in Pakistan

風俗マッサージ? 北京駐在武官が事情聴取受ける
2008.1.10 11:19
北京の日本大使館に勤務する駐在武官が今月初め、北京市内の風俗サービスも行うマッサージ店に入店し、中国公安当局から事情聴取を受けていたことが10日、分かった。
外務省によると、武官はマッサージ店に入店したことは認めたが、「いかがわしいことはしていない。マッサージを受けに行っただけ」と、風俗サービスについては否定してるという。
このマッサージ店に入った経緯などについて、同省は「詳しいことはいえない」(中国課)としている。
中国では、平成16年5月、在上海総領事館の男性館員が、中国人男性に女性関係を問題視され、機密情報などの提供を強要されたとする内容の遺書を残し、自殺した。
こうした事件などを受け、北京の日本大使館は職員に身辺に気をつけるよう、職員らに風俗関係の店への入店を禁じていたという。


 やっぱこれは笑う事件だろうと思う。
マッサージを受けに行くだけなら「マッサージ」の店に行けばいいわけでな、いくら否定したって失笑を買うだけだぞ。

 それにしてもこんな下半身の管理も出来ないような馬鹿が駐在武官とは...
スパイ容疑で事情を聞かれたちゅうなら褒めてやるが、買春容疑とは....

 そしてもっと暗い気分になるのはだな、近い将来こんなアホどもと付き合わにゃならなくなるのかということだぞ。
 国務院がコンビニバッグの無料提供とその生産用のフィルムの生産を6月1日から禁止することに決めたそうだ。
 当然これは環境に配慮するというような綺麗事で決まったわけではなく、石油資源の台所事情によるところが大なんだろうけども、いずれにしても独裁国家はこういうことが素軽くやれるところだけはいいなw

China: crackdown on plastic bags
By REUTERS
Published: January 9, 2008
The State Council, China's cabinet, banned the production of thin plastic bags and will forbid China's supermarkets to offer them free beginning June 1, saying they cause pollution and waste resources. The council said shoppers should return to using cloth bags. The Chinese use up to three billion plastic bags a day and the country has to refine 37 million barrels of crude oil every year to make plastics used for packaging, according to a report on the Web site of China Trade News.
China announces plastic bag ban
Last Updated: Wednesday, 9 January 2008, 07:38 GMT
The Chinese government says it is banning shops from handing out free plastic bags from June this year, in a bid to curb pollution. Production of ultra-thin plastic bags will also be banned, the State Council said in a statement. Instead, people will be encouraged to use baskets or reusable cloth bags for their shopping, the council said. The move comes amid growing concern about pollution and environmental degradation in China. China was using huge quantities of plastic bags each year, the State Council, China's cabinet, said in its directive, posted on the main government website. "Plastic shopping bags, due to reasons such as excessive use and inefficient recycling, have caused serious energy and resources waste and environment pollution," it said. Easily discarded Of particular concern were cheap, flimsy bags that many shopkeepers routinely handed out to customers. "The super-thin bags have especially become a main source of plastic pollution as they are easy to break and thus disposed of carelessly," the statement said. Shops that violated the new rules could be fined or have their goods confiscated, it said. The council also called for greater recycling efforts from rubbish collectors, and suggested financial authorities should consider higher taxes on the production and sale of plastic bags. In recent years, China's rapid development has triggered concerns over pollution and use of resources. But correspondents say that there is a growing awareness that more needs to be done to protect the environment.

 一昨年だったか、山本卓眞さん絡みであり得ないことを書いたので指摘したらこっそり該当部分を削除した婆さんだがまた似たようなアホなことを書いている。
まあ下劣な品性はどうやったって隠しようもないということだけど、いくら額が少額であっても、事実であろうとなかろうとも、佐々淳行さんは警察官僚出身だぞ。
こういうことは書かないのがマナーちゅうもんだと思うのは僕だけか?

 これまではたとえ自称でもジャーナリストであるとして、適性を問うてきたわけだけどこれではそれを飛び越して社会人としての適性を問わにゃならんな。

 またそれとは別に自称「危機管理の専門家」の佐々淳行さんも、こういういかがわしい人物にこういうことを書かれるようでは脇が甘い。
天下国家を論ずる前にまず自分の危機管理じゃないのか?w

■2008/01/06 (日) まだねえ、米国は白人優先国だから。
さて結論は、二人で賭けをしましょうということになりました。
「佐々先生、100円でどうでしょう。
私が負けたら、先生に100円お支払いいたしますね」と。
 当初より我が国が単独でどうこう出来る水域にはない拉致問題ですが、核問題で一旦転けかかったアメリカがアメリカ国内の風圧に耐えかねて強硬姿勢に転じた。
それが「完全な核申告書」ですが、北朝鮮は既に出したという主張のもとに強硬姿勢に転じてきた。

 引用したのは直近の(1月4日)それに関する国務省定例会見での記者とマコーマックの遣り取りですが、この問題が顕在化して以後ずっとこんな調子の遣り取りなんですね。
要するにアメリカ国務省、就中ライスとヒルの路線は完全にデッドロックに乗り上げたちゅうことなんですが、日頃「拉致は日本外交の原点」なんて意味不明のことをおめき散らしている連中はなにも書きません。

 ちなみに僕推奨の媚米似而非保守ブログが何を書いているか列挙しておきましょう。
これはアホの権化のところですが
■2007/12/31 (月) 小沢民主党代表,人気取りしている場合か
■2008/01/01 (火) 年賀状の一部、ご紹介しますね。
■2008/01/01 (火) 見事に勘違ひし正体を明かす手紙をほしいと(3)。
■2008/01/01 (火) 若い諸君! 一読し、参考にし、頑張って!(2)
■2008/01/01 (火) 沖縄集団自決の火ぶたを切った出口確君のこと (1)
■2008/01/03 (木) 地雷輸出で金稼ぎしている国、処理費を受け持て!
■2008/01/04 (金) 米英両国の食い違いはヤルタ体制の頃からね
■2008/01/04 (金) 政治家が軽くなったと石原都知事、ぼやく
■2008/01/05 (土) 1首相、1内閣でないと、国際政治に対抗できず。
■2008/01/05 (土) まだねえ、米国は白人優先国だから。
ですとさ。
こりゃもう呆れる他はない。

 更新頻度は高いんだが、内容は相も変わらぬ馬鹿丸出しぶり、しかもソースは相も変わらず日本語のニュースサイトばかりだ。
それにしてもこの人つくずく暇なんだろうねw

 そして次が、批判的な内容のTBやコメントは一切削除してしまうこと、媚米、歪曲、超意訳で有名な産経記者ブログですが
「これでも朝日新聞を読みますか?」 2007/12/29 00:54 
福田首相の中国訪問は媚中外交の始まり?――「友好」は国益に優先するのか 2007/12/31 23:58 
ヒラリー・クリントン候補はなぜアイオワで敗れたのか 2008/01/04 15:58 

 そして同じく安部、小泉マンセー、媚米の産経新聞記者ブログ
発表と紹介・今年コメントの多かったエントリについて 2007/12/29 11:19 
「氷川清話」を読みながら、何となく来年を想いました。 2007/12/30 17:34 
今年はいかに生きるべきかを博物館にて思う 2008/01/03 10:05 

 少なくとも現状ではアメリカの強攻策しか依存する道はないわけなんだが、このままゆけばアメリカは転けかねない。
この人等は気にならんのかな? そういうことが?
QUESTION: On North Korea, the -- I just watched a response to their foreign ministry saying that they've already made this -- about (inaudible)?
MR. MCCORMACK: Right.
Well, the first thing I'll note about what they said is that they are committed to the six-party process.
That is, I think, the kicker line in their statement and there is every evidence that they are still committed to the six-party process and are moving forward with the implementation of this phase of the agreement as was outlined back in October. So disablement continues.
They have yet to produce a declaration.
Would we have wished they had produced a declaration by now?
Absolutely, and when I say "we," all the other five members of the six-party talks.
Chris Hill, when he was in Pyongyang and Sung Kim, when he was in North Korea, talked to them about the importance of producing a full and complete declaration.
The Chinese have and I know others have as well.
We're going to continue doing that.
We want to see this as soon as possible, but we're not going to sacrifice fullness and completeness in the interest of time.
But the North Koreans need to get about the business of completing this declaration.
It's important to the process.
It is another data point that will indicate that they are, in fact, serious about denuclearizing the Korean Peninsula, which is, of course, the objective of the six-party talks.
So it proceeds. It is not -- would we have wished that it had gone faster?
Yes.
Part of what Chris Hill is going to do in his tour in Northeast Asia as well as to Moscow is talk about this, talk about it with the other members of the six-party talks and urge them to do what they can to encourage the North Koreans to produce a full and complete declaration.
QUESTION: Is he in Tokyo today or is he en route?
MR. MCCORMACK: He left today.
He left the United States today, so -- I don't have his schedule in front of me right now.
I went through it yesterday.
QUESTION: Are you suggesting that there's something about Hawaii that has changed?
MR. MCCORMACK: No, no.
QUESTION: Is it no longer a part of the United States?
MR. MCCORMACK: All right, I left that (inaudible) there.
QUESTION: He left Washington today?
MR. MCCORMACK: He left Washington today.
I think -- what did I say, he left here today?
QUESTION: You said he left the United States today.
MR. MCCORMACK: Touche, Matt. There we are.
QUESTION: Sean, is the Bush Administration emphasis on this complete and correct declaration, because what they showed you originally wasn't complete and correct?
I mean, it's -- you keep saying it has to be complete and correct --
MR. MCCORMACK: Right.
QUESTION: -- leads one to assume, well, maybe what they originally showed you wasn't complete and correct.
MR. MCCORMACK:
Well, look, I know Chris talked to them about this when he was up there and we have had several conversations, as have others about the declaration and I'm not going to get into the specifics of the back and forth, but the fact is they haven't turned in a final declaration yet.
They're going to turn that in to the Chinese as chair, conveners of the six-party meetings and we don't have that yet.
We look forward to a full and complete declaration.
We also look forward to their completing the disablement phase up at Yongbyon.
That is moving forward and there is good progress on that.
I just have to emphasize to everybody, when you're looking at this process, if -- while we all wish that these diplomatic processes would unfold as we had planned them, sometimes they don't.
And part of the reasons why they are not right now is we are breaking new ground in terms of what we're doing, in terms of disabling Yongbyon and in terms of working with North Korea in the six-party talks to get a full, complete picture of their nuclear program, not something that has ever been done before.
So that is why, when you say, "Well, it hasn't been done by December 31st, what are you going to do," and we say, well, we're going to keep working on it within a reasonable period of time, that's the reason why, because we're breaking new ground here.
This hasn't been done before.
But all of that said, none of what we're doing is lowering the bar.
The North Koreans made certain commitments.
We expect them to live up to those commitments.
We as well as the other members of the six-party talks made commitments and we are going to fulfill those commitments.
It's going to be action in return for action.
Yeah.
QUESTION: Is Mr. Hill going to meet with President Lee in Seoul? Is that on the agenda?
MR. MCCORMACK: I don't have his list of meetings for you.
We'll try to detail those for you if we can.


 朝9時何分かの新幹線に乗り越後湯沢に着いたのが昼ちょい前だ。
 幸いに一昨日までが嘘のような晴天だし山にいる間はろくなもん食えんから精一杯食っていこうちゅうことになり、物色してたら日本料理屋があった。
そこで品書きに目を通したらキンキの煮付け中のが会ったんでこれを真っ先に注文し、あとはバイ貝の刺身とかアンキモとかなんだらかんだらをてんこ盛り発注して二人で食い尽くした。

 しかしなんで越後湯沢なんちゅう山の真っ直中で海の物ばっか食わなあかんの?
そしてなんで山の中のキンキが相模湾で食うキンキより旨いの?
これ不思議だったんで板前さんにどこ産のキンキか聞いてみたら函館だそうで...

 さて腹ごしらえを終わったんで一路ロープーウェー乗り場に向かったんだがすんげ~人だこと。

 発車待ちのベンチの列で僕の前にいた女の子、推定大学生なんだが、下がGパンなもんでぶるぶる震えてるんだな。
僕は薄情もんだから「ばっか、ちったぁ考えたなりしてこい」くらいにしか思わなかったんだが、娘が勝手に僕のザックを開けてホッカイロ引っ張り出してくれやがんの。
誰に似たのか知らんけどなんとまあ優しいことで。(僕は適当に薄情、母親鬼のような女、そうなると多分僕の実父か母親だろうと思うが)

 そうこうしロープウエーに乗り込んで動き出したんだが、今度は隣り合わせた40ちょい前くらいの子連れのおばさんだ。
僕の首からぶら下がってるGPSが珍しいらしく素朴に色々聞いてくるんだな。
腹の底では「うぜぇ!!」っと思いながらも適当に聞かれたことを答えてると、これまた親に似ず優しい我が娘。
自分だってマニュアル丸暗記した以外使ったこともなければなんにも知りもしない癖になんだかんだと掘り下げたことを喋りまくるんだな。
この喋りまくるところは間違いなく母親似だぞ。

 こんな地獄のような時間、実際には10分かそこらだったろうが異様に長く感じたんで掛かった時間は正味何分か不明、を経て高津倉山の山頂から1500mくらい下に到着。
かなりの傾斜はあるんだが、まだここいらではカンジキはいるまいと歩き始めると、エーデルワイスのあたりから急に雪面が締まってない状態になってきたんだな。
一人ならそのまま進んでいくんだが、今日はお荷物を一人連れてるんで早い目の方がいいだろっとここでカンジキ、ちゅうかスノーシュー装着。

 ここで問題だ。
 ちょいさっきまで人の世話ばかり焼いてた我が娘なんだが急に子供返りを始めやがった。
「パパ~履きかたわかんない~!!」
ざけんじゃね~よ、てめ、昨日の夜は嬉しそうに家ん中で履いて遊んでたじゃね~よ!!
腹の底ではこうは思ったんだが、なにしろ当方には、中学2年まで放置していたという娘に対する負い目があるんだな。
でそれは言わない、顔にも出さない、仰るように「はい右足出して」「はい右足おっけ~、つぎ左足出して」ちゅうよな感じで娘を肩につかまらせたまま履かせてやったのだな、ちなみに娘は今年で21歳だ。
どうだすんげ~馬鹿親だろ!!
かっかっか!!
可愛いもなぁしょうがあんめ?

 さていよいよ雪中行軍を開始したわけだが、エーデルワイスの前でさわやか系のレスキューのお兄ちゃんに呼び止められた。
しかもかなりビビリまくって。
Q「あのぉ...」
A「あんだよ、にいちゃん?」
Q「スキーじゃないんでしょうか?」
A「なり見りゃわかんだろ?」
Q「ってことはつまり...」
A「じれってぇ野郎だな、はよ喋れちゅうの!!」
Q「はい、率直に言いまして...危険ですので今日はトレッキングは止めていただけないでしょうか...」
A「いってぇどこのなにが危険なんだ?」
Q「はい、そのぉ...今はP缶ですが昨日までは吹雪でして...積雪量が半端じゃなかったんですよ...そんなわけでして...」
A「ったくじれってぇなぁ!!結論を先に言え!!」
Q「あっはい..そのぉ雪崩が..」
A「あんなぁ、俺等は頂上から尾根筋辿って大峰まで行くコースなんだが、そこのどこで雪崩の恐れがあるんだ?、危ねぇのは雪庇だけだろ?」
Q「あっはい..そのコースでしたら比較安全です..しかし降雪量が..」
A「にいちゃんさぁ真面目なのはわかるけど、お前の脳内では下から上に雪崩ちゅうのが吹き上がることがあるわけか? それにな、こんなとかぁあっても2mだろ、俺はつい一昨日までもっと豪雪の中にいたんだよ!!!」
Q「はぁ...」
「それではご相談なんですが聞いていただけませんか?」
A「聞ける相談ならなんぼでも聞くよ。」
Q「ありがとうございます、就いてはですね、下山なさいます時に当方に電話をいただけませんでしょうか?」(ここで電話番号を書いたパンフを手渡される)
A「あぁいいよ!!」
Q「ありがとうございます、ついでにもう一つお願い聞いていただけませんか?」
A「なに?」
Q「携帯電話のお電話番号をお教えいただければっと...」(先に言えって)
A「娘の?俺の?」
Q「あぁはい...どちらのでも..」
ここで悪いおじさんは娘の方を教えることにしたんだが、あいにく僕は電話番号を覚えてないので娘に「お前の電話番号教えてあげなさい。」
でこれまで沈黙を守っていた娘は「ごめんね!!パパって悪い人ぢゃないんだけど小理屈言わないと気が済まない質なんだよね。」とか前振りして電話番号教えながらなんだかんだ話し込んでる。
この性格は俺に似たんだろうな、なんでもナンパのきっかけにしやがる、しかもおやぢの前でするか?

 これでかれこれ20分くらいは無駄をしたんだが歩き始めた、しかしエーデルワイスから山頂までがこれまた勾配急なんだよな。
そんな坂を300mも登ると最後のリフトがあるんだが、娘はそういうのはめざとく見つけるんだな。
で「パパ~!!こんなとこにリフトがあるよ!!」っときた。
あるさ!!リフトくらい!!ここはスキー場だぞヴォケ!!
要するに歩きたくないからリフトで行こうちゅうことなんだが、お前歩きに来たんじゃねぇの?
聞こえないふりをしてリフト乗り場を通過しようとしたんだが、ここは誰に似たのか、我が娘。
リフト小屋のじじいの所に走って行きやがる。
凄いんだよな、初めて履く癖にスノーシューは走れるってことを本能で知ってやがる。
そしてもっと凄いのは、リフト券買ってもいないのに「乗せろ!!」っと交渉してるんだな。
おそらくこういうところは僕の悪影響と思われるが、じいさんいい人で「いいさ、乗ってきな。」と言っちゃうんだもんな。
20歳過ぎた娘に保護者でもあるまいけど、そこまでの横車は押しちゃいかんからじいさんの所に歩み寄って「幾ら払っとこうか?」っと尋ねると「正規の料金は一回300円だから払ってくれるんなら600円でいいよ。」っときた。

 払ってくれるなら...
これはショックだよな、俺って横車を押し倒して金払わん奴にしか見えんちゅうことか?
第一押したのは俺じゃなかろ?
とにかく無理なお願いをやっちゃったわけだから、どうせじいさんがぽっぽに入れるに決まっているのを承知の上で1000円払った。

 そんなこんなで大して速くもないリフトに搭乗し、頂上に着いたわけなんだが、僕らの進路は初心者コース沿いなんだな、ボーダーの下手くそが溢れ返って危なくってしょうがねぇのよ。
上級者コースったってギャップがあるわけでもないし斜度が多少あるちゅうくらいのもんだろ?
ここ滑れんような奴は上来るなちゅうの!!

 レスキューのにいちゃんの指摘した危険よりこれの方が遙かに危険だから、そういう馬鹿にぶち当たられないように、圧雪者の軌跡のないところばかりを選んで屈折したコースを約1.5km歩いてようやく三俣方面への林道(当然夏場は林道なんだが、冬場は雪に埋没)への分岐点に到着。

 ここいらでタバコが吸いたくなってくわえたんだけどライターが発火しないんだよな。
これは気圧と気温のせいなんだろうが、先回は異常がなかったGPSも気がつきゃ落ちてる。
やっぱ乾電池中のはあてにならんわけで、この先体温で暖め続けたけど、結局帰路のロープウェー乗り場まで復帰しなかった。

 ライターを体温で暖めてようやく久々の一服を吸ったんだが、考えてみればこの一服は家で吸って以来だからかれこれ7時間近く断煙してたわけだ、我ながら凄いぞ。

 さて、コースを外れたらいきなりふわふわの新雪さ、ザックリ2m、一歩一歩が概ね膝の上まで沈み込むんだな。
分岐から150mくらいはそれでも雪が軽かったんで30分くらいで進めたんだが、そこから先の雪がやけに重く、そして深くなってきた。

 それまでは経験を積ませる意味で10分交替で先頭を入れ替わってきたんだが、ここから先はかなり重労働で消耗するし汗もかく。
僕は上から下までフル装で汗をかいても影響ないし、多少雪が入っても冷えないんだが、娘の装備は急だったこともあってそこまで金を掛けてない。
よってここいらから僕が先導することにしたんだが、親の心子知らずとはよく言ったもんで本人は至って暢気。
幼稚園児でもあるまいに後ろで歩きながらストックを振り回して歌を歌ってやがる、しかも「与作」だぞ。

 途中何回か小休止を取り雪を水代わりに食ってタバコを吸って、そして歩く。
こんな繰り返しだったんだけど最後の屈折点を曲がるあたりで小雪が降り出した。
時間的には16時を回った頃だったんだが、娘がいるんで怖い思いはさせたくないから夜間行軍を避け、ここでキャンプすることにした。
雪が本降りになるまでにサイトを設営し終わらないとまた寝袋をぬらして寝られなくなるんでとにかく急ぐんだが、娘ってば夏には僕とキャンプをした経験はあるものの冬は初めてだからそういう僕の焦りはわからんのよね。
よって全く使いもんにならんのだな。

 テントは二人用だから少なくとも3坪くらいは踏み固めなきゃならんし、天気が下り坂ってことは承知してたから、先回テントを飛ばされたようなマヌケな事件は避けたい。
そうなるとアンカー埋めるために50cm以上は穴を掘らにゃならん、しかも12カ所だぞ、手伝え娘、歌ばっか歌ってねぇでよ!!

 腹の底ではそうは思うんだが...
 僕は馬鹿親ですからそんなこた言えませんのよ。

 そうこうしてなんとか日没(これが山ん中は早いのよ、日の出は遅いし)迄にはテントの展帳とペグの仮打ち、フライシートの展帳迄は終わったんだが、日没と同時に雪の降り方が激しくなってきた。

 ザックを急いで仮張りしたテントの中にしまい込み、娘もスノーシューと靴を脱がせ、体の雪を完全に落としてやってテントの中に退避させた。
でも僕はまだアンカーの埋め込みとテントとフライシートの本張りがあるのだよ。

 アンカー12枚に張り込み用のロープを繋ぎ埋め込んで、それをフライに繋いだ時には既にかなりフライに積もってたわんでる。
娘に命じてテントの中から叩かせて雪を払い落とし、張り込みを終わった時には入り口に既に雪が溜まってるんだな。

 こらあかんぞ。
でまたテントサイト全体を踏み固め直し、フライの縁にあたる箇所四方の雪を除けて低く固め直してようやく作業完了した頃には吹雪、しかも真っ暗。
ちなみに我が娘はその間ずっと携帯であちこちにメールを打っておりました。

 さて、ランタンを持ってきてないしストーブも持ってきてないからこうなると携行食を食って歯を磨いて寝るしかない。
しかしなぁ、まだ18時だぞw

 寝袋には入ったものの、それから23時頃まで延々とパパと娘の会話が続いたのでありました。
まぁ長時間に亘ったから色々の話があったんだが、父母の関係、父娘の関係の話は色々と差し障りがあるので割愛する。

 でお互い寝ちゃったんだが気がつくと娘が僕の寝袋越しにツンツン突いてるんだな。
寝袋の中で腕時計見たらば午前2時だぞ。
「なんだ?」っと聞いたらか細い声で「おしっこ..」だと。
アホか!!子供じゃあるまいに寝る前にきちんとしとけ!!
腹の底ではそう思うんだが、なんせ僕は馬鹿親ですから言えません。
で「テントの入り口を開けて外にしなさい。」ちゅうたんだが「できない...」ちゅうんだな。
ヴォケ!!夏のキャンプん時は野糞も野小便もしたろうが!!
腹の底ではこうは思うんだが、これも言えませんのぢゃ。
「なに、テントの入り口の開き方側かんないの?」っと聞き返すと「テントの入り口がないの。」っときた。
アホか!!ねぇわけねえだろ!!
っとは腹の底で思うんだが、そんなこと言えるわけがありましぇん。
でしょうがないから寝袋から顔を出して入り口を見たんだが...
ないわ!? ほんとに!?
中より、雪が積もって開けられね~状態になってんだな。
ちゅうことはだぞ、約4時間かそこらの間に30cmも積もったってことなんだなw
それは娘はたじろぐわな。

 しょうがないから寝袋から完全に抜け出して、まずフライに積もっている雪を全部内側から叩き落とし、そして入り口の蛇腹の周りの雪を内側から圧雪し、なんとか蛇腹を開ける状態にはしたんだが、さて、娘にどうやってオシッコをさせようか...
人はこの光景を想像すると笑うんだろうが、実際マジで困った。

 まさか蛇腹から尻だけ外に出しておやじの方を向いていオシッコしなさいなんて惨いことは言えんからね。
こういう時に男はいいよな、内蔵ホースを操作するだけでどこにでも排泄出来るから。

 思案した結果、一旦僕が外に出てスノーシューで新たに積もった雪を圧雪し、僕の予備のフリースを着させて外で用を足させようと思ったんだが、却下だ、その理由「外は吹雪だから寒い」。
で娘の決めた方法は「パパは完全に寝袋の中に入っている、私はお尻だけ出して外にオシッコをする。」なんだが、こんなんじゃお前絶対嫁に行けんぞ。

 そんなこんなの紆余曲折を経てなんとか小用は足したんだが、これで娘は体が冷えちゃって寝られない。
しょうがないから持参のホッカイロを10個ほど開封して娘の寝袋の中に敷き詰めてやってやっと寝てくれたんだが、体が冷えたのとフライに降り注ぐ雪粒の音が気になって今度はこっちが寝られんのさ。
それでもなんとかウトウトし目が覚めたのが4時半だ。

 4時半ったってまだ暗いんだが、とりあえず巷では朝と言える時間帯だろ?
ボチボチ行動開始しようかと娘の寝袋を見たんだがダメっぽい、まだすーすー寝てやがる。

 上を見るとフライに積もった雪の重みでテントとフライが完全に接触すちゃってるじゃんかよ。
とりあえず娘を起こさないように静かにテントを内側から叩いてフライの雪を落とすんだが、かなり積もっちゃったようで、雪を落としてもフライの撓みが消えんのだな。
グランドシートを手でなぞってみてもまだ水が溜まっている兆候はないし、所詮一泊だからまあいいか、そう思いながら入り口から外を覗こうとしたんだが、だめだ、また雪で塞がってる。
一体どんだけ降りゃ気が済むわけ?
なんとかしなきゃいかんのだけどいま動けば娘が起きちゃうし...
しょうがね~から一時間ほどシュラフの中でボサ~っとしてた。
ボサ~っとしてるとチャッチャッチャって着雪音やシュワーちゅう風の音が尚更気になるんだな。

 でイライラしながらボサ~っとしてると5時半くらいにもぞもぞっと娘の寝袋が動いた。
で姫のお目覚めの最初のお言葉がだな「なによパパまだ寝てんの!!もう起きなさいよ!!」ですわ。
ばかたれ!!おめ~が起きちゃ可哀想だから眠くもね~のに寝転がってたんじゃんかよ!!
っと腹の底では思うのでありますが、やはり言えません...

 「おぉ!!もうこんな時間かよ!!」っと取って付けたようなセリフを吐きながら起き上がり、シュラフから顔を出し、入り口の状態を見「あらま!!またすんげ~積もってんじゃん!!」とこれまたわざとらしいセリフを吐いた馬鹿親なのでありますた。

 さて、起きました。
この後の予定でゆけば、キャンプサイトを撤収して大峰に向かう、そして大峰から湯沢に下る、こういう段取りなんだが、ザックを背負ってこれだけの新雪を踏みしめて、しかもこの役に立たない娘を連れてちゅうのは少々しんどい。
よってキャンプサイトはこのままにして、非常食だけを携行して大峰に向かい、帰路は往路を逆転することにした。

 それでも外は吹雪だし風もある、半端じゃないのよ。
 僕は目が悪いんで眼鏡の上にクリップオンの偏光グラスをつけてるんだけど、風向きが悪くって、その眼鏡とグラサンの間に雪が降り込んで凍っちゃうんだな。
しょうがないんで偏光グラスをとっ外したんだけど、まだ薄暗い吹雪の中ったって偏光グラス外すと目がチカチカする。

 約800mくらいの道のりなんだがかれこれ3時間かかって大峰に到着。
本来なら上越の連峰が見渡せ、眼下には湯沢の街の灯りが眺望出来るわけなんだけど、そして朝も8時を回ってるから少しは明るい筈なんだが斜めに降る雪しか見えね。
それでも娘は嬉しそうに携帯で写真とってんだな。
やっぱ親としてはこういう瞬間が最も報われる瞬間だな。

 かれこれ30分ほど大峰にいたんだが一向に雪の勢いは衰えんのだな、そして風もより強くなってきた。
天気予報ちゅうのは良く当たるぞ、まったく。

 ラッセルルートが消える前に下山したいから、またひたすらもと来た道をキャンプサイトに向かうんだが、今度は追い風になるし、新雪もまだそんなには積もってないんで娘に先導させたんだが、まだラッセルルートが完全に残ってたんで早い早い、30分くらいで着いちゃったぞ。

 さて撤収なんだが、これが大変だった。
なにしろアンカーの上が二段締めになっちゃったからなかなか掘り出せないのよ。

 シュラフやらエアマットなんちゅうのはテントをたたむ前にテントの中で全部ソッコーで纏め上げたんだが、ここで予想外に娘が頑張った。
僕がやれば撤収時の格納なんちゅうのは適当で、なんでも専用のバッグに入りきりゃいいちゅうよな入れ方するんだが、丁寧且つ素早くやるんだな。
ひょっとしたら嫁に行けるかもしれんぞ。

 アンカー掘り出してフライシートをたたみ、ポールを抜いてテントをたたむのに約1時間。
相変わらずの激しい降雪の中、アップダウンのあるコースをなんとか脱出してスキー場の初心者コースに出るまでが約1時間半、それでも微かにラッセルしたルートが残ってたんで予想よりは早く出られた。

 昨日はあれだけ人がいた初心者コースなんだが、出てみたところで人はまばら、この気象条件じゃ下手くそは頂上までは来ないちゅうことなんだろう。
コースを歩くこと約30分、爺さんに1000円払ったリフト小屋に差し掛かったみたら人がいないわけがわかった、このリフトは悪天候のため運転してねえんだ。

 ここから先がかなり勾配のある下りなんだが、視界が悪いから僕が先導、そうしてエーデルワイスまで辿り着いた。
素通りしちゃまずかろうからレスキューの詰め所を探そうと思ったら、上の方からシュワーっと滑り降りてきた奴がいる。
なんだ昨日いじめたにいちゃんじゃんか。
丁度良かったんで「色々ご心配をいただいたが無事下山だよん。」っと下山報告すると「えっ!!本当に上がったんですか?」ちゅうから「上がったよん、そんでもって途中でキャンプして大峰まで行っていま帰るとこよん。」ちゅうたらばにいちゃん呆れかえったような顔して「まじっすか!!よく行きましたねちゅうよりよくキャンプ張りましたね!!」っとこきやがる。
僕的には先日の守門や数年前の恐山よりゃ遙かにましなコンディションなんだがね。

 ちゅうより、いま僕が持ってる装備が昔あれば、八甲田山で指揮官がどんだけアホでも死人は出なかったと思うな。

 さてついでだから僕はトイレを使って自販機でコーヒーを買って飲んだんだが、戻ってくると娘がまだあの僕がいじめたにいちゃんと話しこんでる。
だからさぁ、娘よ!!おやじのいる前でナンパすんなってば!!
なんでこう顔が綺麗な奴が好きなんだろうかね?
そういえばいつも飯を奢らせられる時についてきてる大学の先輩ちゅうのも顔が綺麗だもんな。

 まあそんなこんなでロープウエー乗り場まで下がってきたんだが、歩いて降りる予定してたそっから下の滑降コースが立ち入り禁止になっているんだな。
ここで横車を押そうと思えば押せるんだけど、僕らに続いて誰かが入り込んで怪我人が出ても寝覚めが悪い、仕方なくロープウエーで下山、指定もグリーンも空きがなかったんで仕方なく新幹線自由席で帰京をしたわけなんだが、道々娘が言うんだよね。
愚娘「12日はまだ講義ないんだよね、三連休かぁ!!」「パパどうせ暇っしょ?」
我が輩「まあそらな、暇って言えばパパは年中暇だけどな。」
実はこれを言ったのがまずかった。
愚娘「じゃ来週も湯沢連れてきてよ!!」
「でさぁ、今度はスキー教えてよ!!」
っときた。
アホか、おめ~の魂胆みえみえ!!目的はスキーなんかじゃあんめ?
こう言いたいところではあるんだが、やはり言えませんですじゃ...
で思わず「そうだな!!スキーも教えてやらなきゃな!!」っと心にもないことを言ってしまったのでありまする。
よって我が輩、来週も越後湯沢の冬を満喫することになりますた。
 フロリダ界隈ではマハタが名物料理だそうだけど、マハタの供給が間に合わないのでナマズとかテラピアをマハタと偽って供給するレストランや流通業者が摘発されたっと。
ここにはいろんな背景があるようで、近海の漁獲制限の限度に対して需要が多すぎる、偽者を掴ませることで流通業者(仲卸)が暴利を得られる、こんなんが主なようです。

 ある立ち入りの結果、偽者の一等賞はマハタ、二等賞はカニ、三等賞はマグロとかで、マハタを除くと日本と変わらんな、そんな気がします。

Fake grouper Turns Up Around Florida
 今回は今までで一番疲れた。
そして今回はそこに登ることを目的とした連山の最高峰アタックを途中断念させられて下山することになった。
そして今回がもっと異例なのは、出発後に、本来目的とした連山ではない連山にアタック目標を変更したことなんだが、これも天候故だった。

 当所目的とした連山は八海のある連山で、ここは新幹線停車駅浦佐から直接アタック可能な位置にあり、東京との往復を考えると一番無駄な時間がないということと、これまで一度も登ったことのない山ということでここに決めた。

 この段階で候補に挙げていたのはこのほかに八幡平縦走(未走破)、岩手山の周辺(未走破)、浅草岳から烏帽子岳までの縦走(走破済み)、リザーブとして藤平山から烏帽子山までの縦走(未走破)だったんだけども、出発の前々日に岩手出身の友人から電話があって「八幡平に行くのなら盛岡まで一緒に行こう。」なんてなことを言われちゃった。
けど僕が山に行くのは色々理由があって、そんな中には「人と口を利くのがやだ。」ちゅうのもあったりする。
よってこの段階で八幡平及び岩手山は排除され、残る奥会津と上越の山の中から選ぶことになったという経緯があるんだが、後になって考えればこれが良かった。
盛岡まで行っちゃってたら気象状況でコース変えること出来なかったもんな。

 さて、浦佐駅に降り立った段階で既に気象状況は劣悪で、駅周辺ですら視界が100m程しかないくらいにガスッており、挙げ句の果てに吹雪だ。
そしてもっといけなかったのは「ゆきおろし」、こりゃまあフェーン現象によって発生する雷なんだが、これが絶え間なく光りそして轟いてるんだな。
まあそれほどに気圧変化の激しい状況だったわけで、これで超2,000m攻めれば死ぬるな、そう思って着いた段階で断念。
色々考えたんだけど、浦佐からそう時間かけずに移動出来るのは奥会津なんだが、浅草岳は知ってるだけにむりぽ...
となりゃ守門しかねぇよ。

 幸い上越線下りの次の発車までそう待ちはない。
45分ほど待って上越線下りに乗り、そこから数駅先の小出まで行ったんだが最悪だぞ、只見線が豪雪運休だ。
僕は色々旅をしてきているんだが、行って見なきゃ動いてるか動いてないかわからんような鉄道はこの只見線と宗谷本線くらいのもんだぞ!!(怒
しかしなぁ、小出から入広瀬まで歩くとすりゃ雪がなくったって5~6時間の道のりだ、そしてそんなとこ歩いた挙げ句に山なんか上がれっこねぇちゅうの!!!

 しょうがないから約30kmの道のりをタクシーで入広瀬まで向かったんだが、この親ぢの運転がまたこあいんだな。
僕だって普通の東京人に比べりゃ格段に雪道の運転には慣れちゃいるんだが、なんせこの親ぢ飛ばす、そしてガンガン追い越す。
この沿線も吹雪で道々除雪車が大量に出動して雪掻いてるんだが、この親ぢってば構わず減速もせんで追い越しまくるんだな。
「対向車来てたらどうすんだ!!」腹の底ではビビリながらも暫くは耐えていたがもう我慢できん!!
で思わず「運転手さん!!そんなに急がなくていいから!!」と穏健な申し入れをしたんだが親ぢいわく「お客さん山はいるんでしょ?この天気じゃ日のあるうちに登山道確保しないとまずいっしょ?」。
もうだめ、僕じーんと来ちゃったもんね。なんていい親ぢなんだ...

 なんだかんだで30分ちょっと走って入広瀬に着いたんだが、吹雪ではないにしろガスって視界は悪い。
料金は一万円ちょっとだったんだが、親ぢの厚意に感謝する意味をこめて2万円払って釣りはチップとした。

 さて、藤平山を目指して歩き始めたんだが、アプローチポイント中の三つ目の三差路を過ぎたちょっと先から除雪されてないんだな。
まだ駅から2km半くらいしか歩いてない、さりとて、このコースは最安全を前提としてプランしたコースであり、最も雪崩の起きにくい地形を縫うようにしてプランしたコースだから外れるわけにはいかんのよね。
しかたね~からここからスノーシューを履いて行くことにしたんだが、ここらで既に積雪1mだぞ、スノーシュー履いてたってなにしろ降ったばっかの雪だから膝の下あたりまで沈む。
第6ポイントまでは直線にして1km程度なんだが、予定外に時間がかかりここに辿り着いたところで既に日没だ。
そして、この辺りからいわゆる山麓から藤平山の本体に入るんから当然傾斜は次第に厳しくなり、しかも積雪が増えて行く。

 当初の予定では夜間は行動しないことにしていたんだが、このままでは追っつかないんであがれるだけは上がっておこうと、ちゅうか当所のプランでは藤平の山頂をベースキャンプにしようと思ってたので、なんでもいいから藤平までは辿り着こうと歩き続けた。
夏に比べて冬のいいところは水を持って上がらなくていいってことだな、雪だけはふんだんにある。
ただ後になってストーブを持って上がらなかったことを悔いたのは、雪ばっか食ってると体温下がるんだな。
丁度この頃に携帯から送ったのが「生存証明 」だな。

 そしてこの頃から風が出始め雷が鳴り始め少々ヤバ気な雰囲気になってくるんだが、丁度それから1時間後くらいに沢筋にはまって足が抜けなくなっちゃったのよん。
幸いか細い沢だから濡れるようなことはなかったけど、なにしろ雪が1m以上積もった中に中空のトンネルがあるわけだから、体の周りをなんとか沢の深さまで掘り下げないと足が抜けないから動けない。
結局これで随分時間を費やし、脱出して少し歩いたところで気力が萎えた。
それでビバークすることにしたんだけど、それが「ビバークで~す 」だな。
写真だけ見ると深そうにゃ見えんだろうが、あそこらで既に積雪は2mを超えてるんだもんね。

 で適当に周囲を踏み固めてテントを貼りにかかったんだが、仮貼りの状態でフライシートを出そうと思った途端強風でテントが吹っ飛ばされちゃったのよん。
なんちゅうこっちゃいな、残ったのはスノーフライだけだぞ、そしてなにより、飛んだテントは7万円もするやつなんだぞ!!「かえせ~!!」ったってあとのまつり、取りに行こうったって真っ暗闇の中でヘッドランプだけが頼りじゃ沢筋に落ちるのやだし吹きだまり乗り越えなきゃ行けそうにないしむりぽ...
しょうがね~から踏み固めた場所を掘り下げで、残ったフライの端っこを雪ん中に埋めてなんとか雪と風をしのげる空間は確保したんだが、その後は「あけおめ」になんとなく書いたような長閑な状況ではなく、かなり過酷だった。

 そして、ここにいる間にニューイヤーコールが何発か入ったお陰で携帯電話はバッテリー切れだ。
そしてなんとか睡眠はとったんだが、まずいことにシュラフが少々濡れてしまったんだな。
これは元旦の5時半頃目が覚めて気がついたんだが、垂れ下がったフライから雪が吹き込んでた。

 5時半ていえばまだじゅうぶん暗いんだが、予定より遙かに遅れてるんで行動を開始、約600mの道のりに4時間かかってなんとか藤平山頂には辿り着いた。
本来ならここにベースキャンプを設営する予定だったんだが、テントを飛ばされちゃったんで張りようがないわな。
そしてここから守門の山頂までは尾根筋を辿る実走距離で約1.6kmある。
問題はザックなんだが、テント貼れれば置いて行けるけど張れなきゃそうはいかんわけで、担いで歩くことにした。
しかし雪が深いのよ。
一番雪崩の危険のないコースを選定してあるんで、他からアプローチするよりゃ勾配は緩いんだが、雪が深いのが堪える。
600m程進んだ所でGPSで確認して気がついたんだが、どうも途中から尾根筋外しちゃったんだな、よって吹きだまりを行軍してたっと。
腰くらいまで沈みながらラッセルするわけだからいくら足を動かしても前に行くよりもその場足踏み状態の方が長いw

 そうこうしている内になんとか山頂まで300mくらいの所までは辿り着いたんだが間もなく日没だ。
相変わらず雪は止まね~し風はより強い。
しょうがね~からビバークすることにしたんだけど動きを止めた途端に体温が下がってくんだな、当たり前だけど、そして悪いことに前の晩にシュラフをぬらしちゃったからよけい暖まらない。
こんなこともあろうかとホッカイロをショップ99でたんと買っては置いたんだが、これも役にはたたんのだな。
「このまま熟睡すれば明日の朝は目がさめんだろう?」まあいわゆる凍死ってやつなんだが、こんな所で凍死すりゃ春になって山菜採りの爺さん婆さんが入ってくるまで発見されんぞ。
そしてめっかった時には貉や狐に囓られて白骨死体化したあとさw
しかし山頂は目と鼻の先だしなぁ...

 ヒャーって風の音とフライシートに雪が落ちてくるサクサクって音を間近に聞きながら一時間ほど思案したけど寒さと疲れで思考力が低下してきてて結論出ね、携帯バッテリー上がっちゃってるから気象概況もわかんね...
色々考えた結果、今一番したくね~選択をすることにした。
それは下山なんだが、二度目だ。

 一度目を僕はまだ引き摺ってるんだよね、それは何時か書いた恐山の諸峰なんだけど、これでまた引き摺る山が一つ増えるんかよ。
一度目は通りすがりに偶然登り始めただけで準備も計画性もなんにもなかったからまだ笑えるけど、これは周到に計画したプランの中でも更に一番安全策だったコースなんだ罠、しかも誰も知らんような他愛のない山だぞ。
けどこれで進む人はきっと遭難する、これが僕の平時の常識でもあるから、もう一回トライし直しゃいいじゃん、ラッセルルートが完全に消えてしまう前に下山しようぜ、こんな風にもう一人の自分に言い聞かせて下山を決意した。

 これが元旦の夜7時頃だ。
幸いまだかすかに登ってきたラッセルルートが残ってる、それを外れないように踏みしめながら下山を開始したんだが、登る時は目標があるから力が出るんだが、下る時はダメさ、ましてや挫折して下山するんだから力なんか出ようはずがない。

 多寡の知れた山の、しかも下りのコースに6時間もかかって入広瀬の魚沼市役所前に着いた頃には真夜中さ。
蕎麦屋があってね、電気がついてるし暖簾も出てる。
そして店の人が店の前の雪かきやってるんだな。
でダメ元で「蕎麦食わせてくれませんか?」っと尋ねたんだが、断られた。(当たり前すぎ)
しょうがね~から「駅はどっちです?」って聞いたらば、この兄ちゃんも変なやつで「駅っすか!わかりにくいとこだから車で送りますよ!」っときた。
当然僕は固辞したんだが、兄ちゃん人の言うことなんか全然聞いてなくってさ、車を引っ張り出して来やがんのよ。
で無理矢理車の中の引きずり込まれて駅まで運ばれたんだが、確かにわかりにくい、ちゅうより誰もこんなもん駅だと思わんぞちゅうような駅だ。

 御礼を言って、少々失礼とは思ったがタクシー代替わりにと千円渡そうとしたんだが受け取らん。
その理由が「蕎麦を食わせられなくて申し訳ない。」ちゅうんだな、そして僕がこのまま駅舎で寝るというと「こんな寒いところで寝て風邪でもひいちゃいけないから家にとまんなさい。」っと言う。
なんていい人なんだよ、でもさ、僕のような風体の怪しいどこの誰ともわからん様な奴を泊めるなよ。
これも固辞して兄ちゃんにてんこ盛りの礼を言い、兄ちゃんの車が去ってゆくのを駅舎の外で見送ってから、駅舎の中にシュラフを拡げて寝始めた。
30分くらいしたら車が止まる音がして誰かが駅舎に入ってくるんだな。
どうせジモティーが運行状況でも確認に来たんだろうと寝たままでいると「もう寝ちゃいました?」っと声がする。
俺ぢゃん!?っとシュラフから顔を出すと蕎麦屋の兄ちゃんだぞ。
「いやぁおぢさん体冷えてると思って蕎麦作って持ってきました!!」
うぅぅ(泣きそうだよ)なんていい人なんだ...

 挫折しまくった後だけに人の好意が滲みるぞ。
せっかくのご厚意なので美味しく蕎麦をいただき、お兄ちゃんも話し好きで色々聞いてくるんで色々の話をして気がつけば2時半よ。
向こうは家に家族がいるわけでさ、年越しの晩を僕のようなろくでもない奴に費やさせてしまって申し訳なく思いながら別れた。
別れ際に蕎麦のお代を払おうとしたんだが、蕎麦を食わせろと言われた時に僕は断った、そのことを後悔しているんでお代は受け取れませんちゅうんだな。
なんて良い奴なんだよ、こいつ。

 そうこうし、お互い名乗り合うこともしないままに別れたんだが、日本にいる間にもう一回入広瀬村(現魚沼市)には行こうと思う、そして営業時間に兄ちゃんの蕎麦屋に行って蕎麦を食おうと思う、今度はお互い貸し借りなしでお代を払ってね。
たかが1,600mの山に挫折して落ち込んだ直後にこういう人の情けに触れるとなんとも嬉しい、無理して強硬の挙げ句に凍死するよりゃ生きてて良かった、つくづくそう思った。

 おかげさまでそれから駅の人がやってくる5時半くらいの間は熟睡することが出来た。
そして駅の人がやってきたんだが、これがまたいい人達で、僕がなんでここで寝ていたかという事情を聞いたら「そりゃ苦労だったね。」ちゅうよな感じで熱いお茶など振る舞ってくれた。
禁煙の駅舎の中で蕎麦屋の兄ちゃんとタバコを吸いまくったんだが、それも気づかないふりをしてくれた。

 やはり只見線は不安定で本来のダイヤを無視した始発だったが、それでもなんとか7時ちょい前には無事に乗車出来、小出まで戻れた。
小出の駅で乗り継ぎ待ちをしてたら、ベンチにいる僕を発見した小出の駅の助役さんがはるばる連絡階段を上って前々日の運休を申し訳なかったと謝りに来た。
まあそれほどに乗降客が少なく、ましてや余所モンの往来のないところだちゅうことではあろうけれども、それを差し引いてもなんていい人達なんだよ。

 そんなこんなで浦佐駅を経てなんとか無事に舞い戻ったわけですが、浦佐駅と言えば角栄の銅像

kakuei

その角栄の銅像に雪が積もっているのを見た真紀子が「パパが可哀想!!銅像に屋根をつけなさい!!」なんちゅう馬鹿なことをほざいて話題になったのはお一昨年だったと思うが、その銅像を見てきた。
そしたら屋根が掛かってたw
越山会が金を出したのか?はたまた越後交通が出したのか?
いずれにしても真紀子とは馬鹿な女だと思う、お前の支持層はお前を支持しているのではなく、角栄の恩義に報いているだけだちゅうことにもう気づけ。

 そして僕だけど、このままテントを買いに行ったぞ。
そして明日からまた山に入るのだな。
なんでかちゅう深い理由はないんだが、今回の山行きは身内には話してなかったわけよ。
そして山中で掛かってきたハッピーニューイヤーコールの一つが娘だったわけなんだが、「なんでそういう楽しそうなことをこっそり一人でするんかヴォケ!!」と叱られた。
当然今日娘の装備一式も買わされた。

 ただ今回は娘を連れて行くちゅうこともあり、遭難の危険は微少な越後湯沢の山ですけん一泊ですぢゃ。

これが我が輩だ!!
kiro








相変わらずバンバン雪が降っており、雪洞に張ったフライシートが雪の重みで垂れ下がってくる。
空間がなくなると環境の気温が下がるので、一時間に一回程度のペースで雪のけをするんだが、おかげで寝てる暇がない。
とまれ元旦は目でてぇってことで「アケオメー!」
アカン、一時間に三百メートルぐらいしか進まねー!



雪深し。
苦戦中!



 最後と言っておきながら些かフン切れの悪いことで申し訳ないが、ブットは死にました。
つまり、昨日も書いたように、アメリカのストラテジーがイラク&アフガニスタン同様に崩壊したわけです。

 アメリカがインド洋上給油を強要してきていた背景の一つにパキスタンが保たなくなるというのがあり、実はこれが最大の要請理由であったわけですが、パキスタンは終わっちゃいますた、これからはイスラム過激派の草刈り場となることでしょう。
そしてインド洋上給油なんちゅうものは端緒の段階から日本国内以外ではさして話題にもなんにもなっちゃいない、米軍自体にも知らない奴がいるほどに『大した話ではない』わけですが、ここに至るまで我が国の与党関係者の多く、政府、媚米マスコミ、媚米マスコミに扇動されたアホな似而非保守や右翼がしきりに『国益!!』『テロとの闘いは国際信義!!』っと鉦太鼓を打ち鳴らしたんですが、国際世論はそんなもなぁ知りもしなかったわけですね。
数少ないニュースといえば、ダメ晋三政権崩壊と国会空転の時くらいですわ。

 しかし....
なんだか急に静かになっちゃいましたねぇ?
やっぱあれですか、『国益』ちゅうのはお為ごかしだったんですか?
『テロとの闘い』ちゅうのはアメ公のプロパガンダの請け売りだったちゅうことですか?

 いやね、僕は『出せ!!』なんちゅうことを言うんじゃないんですよ。
これまで通り『出すな!!』『ねじれ国会を理由にしてバックレようぜ!!』であり、今まで以上にそうなんですが、自由民主党さん!! 産経新聞さん!!
クライン孝子さんを初めとするわけもわからんで叫びまくる媚米似而非保守や熱湯浴の皆さん!! 言ったことの落とし前くらいきちんとつけて下さいな。

 ここまで来ても、アメリカが当所目論んだパキスタン政策が崩壊した今も『我が国の国益』のためにインド洋に出すちゅうことでいいんですかい?
そうそう、その前に『国益』ちゅう抽象表現の中身を具体的に説明し直しちゃくれませんか?
 明日から山に入るのでこれが最終更新になると思いますが、なにしろここしばらく真面目にやってたのは山に入るための装備の準備、登山ルートの設計、気象情報の収集(現在大雪中、雪崩がこあいぞ!!)、装備の最小化と軽量化、のフィールドテストこんなことばっかりなんで、とにかく体は疲れるし、集中しちゃってるから他のことをする気にならない。

 まあそんな中で、クライン婆さんに質問するくらいはさして頭を使う必要もない、息抜きには最適ちゅうことで質問してみた。
 ただ、問題の猿真似日記のアーティクルは、この人物の知ったか振りと駄法螺の集大成のような内容で、あまりにも突っ込みどころが多すぎ、多すぎと言うより、正常な記述がほとんどないもんだから、質問箇所を以下の数点に絞ったメールを送ってみた。

件名: ■2007/12/28 (金) ブット元首相暗殺中の日中会談、意味深長!? について
日付: Fri, 28 Dec 2007 18:18:55 +0900
差出人: "******@infoseek.jp" <******@infoseek.jp>
宛先: "****@***********.de" <****@***********.de>

 本日の「■2007/12/28 (金) ブット元首相暗殺中の日中会談、意味深長!? 」を読ませていただきましたが、そんな中で幾つか質問させていただきます。

 まず
> 現時点では、謎だが、英国=ブット、米国=ムシャラフ、ロシアがインドを、中国がパキスタンの背中を押している。
> これにタリバン、アルカイーダが絡み、アフガニスタンではタリバンが勢いを盛り返しはじめている。

とありますがなにも謎めいてはおらず、強いて謎と言えば、ブットを暗殺した勢力がどこかということだけではないですか?
また、これに関してはアルカイダが犯行声明を出してはいるようです、が果たしてそうであるかは定かではない。

 さて私には関係式の真意が理解できませんが、ブットを呼び戻したのは米国であり、ムシャラフに帰国後のブットの安全を保障するよう暗に認めさせたのも米国です。
その際の米国の真意は、ムシャラフとブットに中身はさておき装いとして非軍事独裁政権を運営させるこんな内容であったわけですが、帰国後突っ走るブットを見たムシャラフが「ブットとは連帯できない。」っと口走ったのが先月の中旬までの経緯です。
ですから、今日クラインさんがお書きになった上記の相関図というのは現実とはかなりかけ離れたものだと思うのですが、上記のようにお書きになる典拠がなんであるかお教えいただければ幸です。

 そしてタリバン、アルカーイダが絡みとありますが、これらはもともと一枚岩ですね。
そして盛り返すというよりも、大都市以外に対する政府の統治を不可能にしており、ここにおけるNATOの軍事作戦は全く奏功していない。
このことがアメリカのストレスであり、ブッシュやゲイツによるドイツ批判、最近ではフィッツギボンまでが公然とドイツを批判する、こういうことに繋がっているわけです。
また、これらの批判は八つ当たりとばかりも言えないところがあり、ドイツが担当している警察や治安部隊の育成が全く成功していないということがあります。
この状況というのは半年以上前からそうなのであり、クラインさんがその当時からお書きになる「ドイツのアフガン派兵は好評」という記述が一体なにを根拠とされるものであるか、一度お聞きしたいと思っていました。

 あとは注目すべき所見は見られないので端折りますが
> 最近、EUが水面下でタリバンと接触し始めたのも、タリバン・シンパの部族長とのある種の融和工作を図ろうとし、カルザイもその辺はうすうす、気がついていて、EU頼みに期待を掛けているように見える。
この部分、これはイギリス紙でもドイツ紙でもかなり詳しく報じられていますが、ある種の融和工作ではなく、カルザイ政権内の人物も同席のもと政権参加を呼びかけた、イギリスの弁明によればこんなことのようです。
真偽はさておき、このことがなにを意味するかと言えば、カルザイの実質切り捨てですからこれでカルザイが面白かろうはずがない、それが関係者二人の国外退去処分、理由は「好ましからざる人物」に繋がったと見るのが普通だと思います。

 そういう意味から言っても、今回のEUおよびMI6がやったことが暴露された秘密交渉に対してカルザイが「EU頼みに期待を掛けているように見える。」などとは決して見えないわけなのですが、クラインさんにそう見えるなにかがおありでしたらお示しください。

 さて、最後になりますが、「クライン孝子の日記」に示されるソース。
これが日本固有の事件に関するものである場合、ソースが日本のメディアであることに違和感はそんなには感じませんが、今回のブット暗殺事件などは明らかに日本における報道よりもEU諸国やアメリカで報じられる内容の方が量も多いし中身が濃いですね。
そして日本メディアの報道内容はそうした欧米メディアの報道の訳文であることが多い。
であるのに、ソースとしてクラインさんが示されるのは日本語メディアである、これはいかなる理由に拠るものなのでしょうか?

一読者
 ご覧のように、質問内容は非常にシンプルであり、書いたからにはなにか参考とした資料があるわけだからそれを摘示出来ないはずはないんだね。
そして、この質問状は、これを最後と決めていたんで、一番熱い質問を混ぜてあるんだが、その熱い質問とは一番最後の段落、『あんた一体取材や調査をヨーロッパでやったことあんのか?』という質問です。

 さて、お返事が来ました。

件名: Re: Re: ■2007/12/28 (金) ブット元首相暗殺中の日中会談、意味 深長!? について
日付: Fri, 28 Dec 2007 20:11:11 +0900
差出人: "Takako Klein" <****@***********.de>
宛先: "******@infoseek.jp" <******@infoseek.jp>

一読者様

ご質問に関しては一人勝手で独善的すぎ、お答えするに足る質問といえない。

余りにも欧州の様子をご存じなさすぎますね。
そこで、こちらからその事情をお電話ででも説明をさせていただこうと、
身分、本名、電話番号などお尋ねしましたのに、
それが出来ないとは、理由もないのに、難癖をつけるだけのお人としか思えません。


今少し欧州事情をお調べになった上で、ご質問される事をお薦めします。

これ以上は時間の無駄ですので失礼致します。

クライン孝子
 僕は慣れているんで爆笑しましたが、慣れない人だとこの返信読んだ途端に目眩がしてくるんじゃないですか?
そして少し正常な感覚を取り戻すと、このメールは実は僕宛のメールではなく、クライン婆さんの自爆メールなんじゃないかという感覚にとらわれるでしょう、それほどこの婆さんは実は『自分のことが能くわかっていた』んですねw

 たとえば『一人勝手で独善的すぎ』ですが、『一人勝手』、こんな日本語表記は先回の『歯が噛み合わない』と同様初めて目にするわけでして意味不明なんですが、ここは最大限の譲歩をして意訳をすればおそらく『手前勝手』とか『得手勝手』と同じような意味のつもりなんでしょう。
そうすると、僕の書いて送ったことが得手勝手で独善的だちゅうことを言いたいようなんですが、実は婆さんがこれを書き送ってきたので英文、独文のtipsを直ちに婆さん宛に送ってるんですわ、日本語で本文書いたんで理解出来なかったかも知れんと思って本文も英語でね。
しかしこれは当たり前にシカトして現在に至ってます、おそらく読めないんでしょう、原文では、ですから引用ソースが常に日本語ソースであるっと、たとえそれがEU圏内で起きた事象であっても、日本語メディアでフィルタリングや意訳された情報しかこの婆さんは入手出来ないちゅうことです。
だから朝日新聞のみならず産経新聞も歪曲や捏造をやっているという事実すら自分では検証出来ない。

 そして『欧州の様子をご存じなさすぎます』にしても『今少し欧州事情をお調べになった上で』にしても、今述べた事情ですからクライン婆さんそのものなんですね。

 さて、『そこで、こちらからその事情をお電話ででも説明をさせていただこうと、身分、本名、電話番号などお尋ねしましたのに、』ですが、先回のニュルンベルグ国際法廷に関するデッチ上げの時にも同じことを書いて送ってきました。

 しかし、余程の馬鹿でもない限り、こんな素性の知れない人物に個人情報を渡しませんって。
そしてこれは、この婆さんを、本人が主張するように、ジャーナリストであると規定した場合には極めて不誠実な裏取引を求めてきていることになりますね。
文字にしたことで始まっているわけですから文字で返すべきですよ、まず。
そしてそこに誤解や過剰がある場合には再度文字でやりとりする、それが手順という物ですよ。

 ここでまた僕は前回のニュルンベルグ国際裁判の件を持ち出しますが、あれも公式に非を認めて修正したんじゃなく、誰にも僕とのやりとりの経緯を説明することなく、こっそりと書き換えをやったんですね。
これはもう婆さんのリテラシーの問題ですよ。

 そして婆さんは本件はこのまま何事もなかったように放置するんでしょうが、前回はなんでこっそりとでも書き換えたか?
おそらくねらーか誰かに脅されたんじゃないですか? 
なにしろ『ドイツ政府が公式にニュルンベルグ国際裁判を否定し、政府として宣言をしている。』こんなこと書いちゃったわけですから、まあユダヤ人大量虐殺の否定やナチスの賛美には及んでいないにしろ、ニュルンベルクで裁かれた内容の一部を構成するナチス統治下の問題に関してこういうことを書けばドイツの国内法的にはかなりデリケートでしょう、ドイツ在住の有色人種にとっちゃw
しかし本件はそういう危険はない、ですからシカトするでしょう、それも織り込み済みです。

 まあ、これでクラインとはこういう婆さんなんだってことが皆さんの記憶の中に残っとけばそりゃそんでいいし、これ自体がそんなに時間のかかる作業でもないんで徒労とは思いません。
最後に僕がクライン孝子に送った参考資料をここに添付しておきますから暇な人は読んでみて下さい。

関連過去記事
うん国際○×△■▽□◎ファンの諸君へ
今日の知ったか振り日記
僕は稿料ではなく香料を上げようw
ジョン・ラーベを出汁に「良い子」を演出しようとするドイツ
まじで家族会を支援する気があるならこうは書けんのだがね
死人にカンカン能を踊らせる産経新聞:ダメ晋三へのインタビュー掲載
ブット暗殺、タリバン秘密交渉etcで相も変わらず出鱈目垂れ流す独逸出羽守(大爆

以下クライン孝子に送った参考資料
以下New York Timesより
U.S. Strategy for Pakistan Looks More Fragile
By HELENE COOPER
Published: November 10, 2007
WASHINGTON, Nov. 9 — In pushing for the deal that took Benazir Bhutto back to Pakistan, the Bush administration hoped to build a broader base of support that might help Gen. Pervez Musharraf stay in power.
But General Musharraf’s sweeping crackdown over the last week has raised questions about that strategy, not least when he sent thousands of police officers on Friday morning to prevent Ms. Bhutto from leading a protest rally against his imposition of de facto martial law.
The images coming out of Pakistan — of police forces blanketing the site of a planned rally by Ms. Bhutto, the opposition leader, and then barricading her inside her residence — were hardly consistent with the kind of cooperation the United States promoted.
Bush administration officials and Pakistani experts say they still believe that a power-sharing agreement between Ms. Bhutto and the general can survive. “We hope we’re seeing a little bit of political theater here,” a senior State Department official said.
By that the official meant Ms. Bhutto’s insistence on holding a rally, General Musharraf’s decision to barricade her in her house, and the subsequent speech by Ms. Bhutto to the nation that was broadcast on official Pakistani television.
But the danger, Bush administration officials said, is that the longer the public conflict — whether choreographed or not — continues, the more likely the chance that the proposed power-sharing deal collapses completely, leading to even more chaos.
The White House has urged General Musharraf to reverse his emergency power edicts. Publicly, the Bush administration complained in strong terms on Friday about Ms. Bhutto’s detention, urging that “moderate political forces work together to bring Pakistan back on the path to democracy.”
“In any decision-making with respect to getting Pakistan back on the road to democracy and constitutional rule, the bias should be in favor of greater openness and dialogue among those forces who want to take Pakistan in a positive direction,” the State Department spokesman, Sean McCormack, said. “The bias should be in favor of allowing peaceful expression of views no matter what they may be saying about the existing situation.”
But when speaking on the condition of anonymity, administration officials said they were worried that if Ms. Bhutto had gone ahead with her planned rally, she might have been killed.
Anne W. Patterson, the United States ambassador to Pakistan, urged Ms. Bhutto not to go ahead with the rally because of safety concerns, and General Musharraf’s subordinates told their American counterparts that they stopped the rally because they were concerned that Ms. Bhutto might be attacked by suicide bombers, as she was on the day of her arrival in Karachi last month, the senior State Department official said.
“We were concerned about her safety, as well as others, given the attack that occurred in Karachi,” said the official, who spoke on the condition of anonymity because he was not authorized to speak publicly.
This summer, the Bush administration began working behind the scenes to orchestrate a transition to democracy in Pakistan that would leave General Musharraf in the presidency while not making a mockery of President Bush’s attempts to push democracy in the Muslim world.
The American hope was that a power-sharing deal between General Musharraf and Ms. Bhutto would be the best way to do that. Ms. Bhutto, a former prime minister, is viewed as pro-American and is believed to have more popular support than the general.
But events in recent days have underscored fragility of the power-sharing plan, administration officials concede. For one thing, if Ms. Bhutto cannot hold a rally in public without risking a suicide bombing, how would she be able to campaign in an election, if General Musharraf ever gets around to scheduling one?
Administration officials have already begun talking with members of Ms. Bhutto’s Pakistan Peoples Party about staging political campaign rallies in stadiums and arenas, and not out in the streets, in order to address safety concerns.
This has put the Bush administration in the position of choosing between political freedom and security. So far, the United States has landed on the side of security — both in Ms. Bhutto’s case and in the larger battle against extremist forces in Pakistan.
In continuing to support General Musharraf even as he has cracked down on political dissidents and the press, the Bush administration has acquiesced to his argument that he is a bulwark helping to guard his country, and the United States, from Islamist extremists in Pakistan’s frontier provinces.
Moderate Pakistani analysts argue that a concerted American push for fair elections could produce a moderate pro-Western government with a stronger mandate to fight terrorism.
These analysts include people like Hasan-Askari Rizvi, a military expert in Lahore; Talat Masood, a political analyst and retired general; Rasul Baksh Rais, a leading Pakistani political scientist; and Talat Hussain, the director of news and current affairs at Aaj TV.
But continued discussion of a power-sharing agreement, they say, reinforces perceptions that the United States is manipulating Pakistan’s politics and that General Musharraf and Ms. Bhutto are its pawns.
They fear that American officials, convinced that General Musharraf is their only option in Pakistan, will eventually accept half-measures from the general. In that case, they said, the Pakistani leader would retain his post as army chief, the central source of his power, and win tightly controlled elections. The United States is underestimating popular discontent with military rule, they say, and the ability of open elections to stabilize the country.
It remains highly unlikely that the United States will withdraw any aid from Pakistan, administration officials said. Gordon D. Johndroe, a spokesman for the National Security Council, said that a review of aid was under way, but that there had been “some discussion of preliminary findings of that review.” That said, he suggested there would be no cuts. “The ultimate goal is not to punish the people of Pakistan; it’s to help them get back on a path to democracy,” he said.
Ultimately, administration officials are counting on their belief that Ms. Bhutto and General Musharraf need each other to survive politically.
“Benazir Bhutto desperately wants to be the prime minister, and Musharraf needs her vis-à-vis the United States,” said Robert Oakley, a former United States ambassador to Pakistan.
Mr. Oakley added: “Now I don’t think they’re going to make that work. But I don’t think that doesn’t mean they won’t try.”

Bhutto Calls for President to Resign
By DAVID ROHDE and JANE PERLEZ
Published: November 14, 2007
LAHORE, Pakistan, Nov. 13 — Hundreds of riot policemen blocked the opposition leader Benazir Bhutto and her supporters from setting out today on a planned march from Lahore across 160 miles of Punjab Province to the capital, Islamabad.
Ms. Bhutto, barricaded in her home here, called for the resignation of Pakistan’s president, Gen. Pervez Musharraf, in a telephone interview with CNN this morning. She told a group of reporters by telephone that her political party, which usually commands about one-third of the popular vote, will probably boycott the parliamentary elections planned for January, The Associated Press reported.
Ms. Bhutto told CNN that she and her party, the Pakistan People’s Party, were not in discussions with General Musharraf, either directly or indirectly, over a possible power-sharing agreement, which the United States had urged the two sides to reach.
Instead, Ms. Bhutto told the group of reporters, her party will pursue an alliance with other opposition groups, including its main rival, the Pakistan Muslim League of former Prime Minister Nawaz Sharif, to restore democracy.About 900 police officers surrounded the house where Ms. Bhutto is staying here. Workers from her political party who tried to cross police lines to reach her were arrested. Riot policemen sealed off the neighborhood using barbed wire and dump trucks loaded with sand.
Early in the day, a party spokesman, Farzana Raja, told reporters, “We will definitely try to come out,” and added about Ms. Bhutto, “She will definitely try to come out.” Minutes later, the police arrested Ms. Raja and several dozen other party workers.
Ms. Bhutto said in the telephone interview, “My plans have been taken out of my hands by force.”
Some 3,500 police officers were deployed around Lahore, and they arrested hundreds of Pakistan People’s Party workers. Riot police were stationed outside government buildings here as well, in anticipation of protests by Ms. Bhutto’s supporters.
The government has moved repeatedly to head off mass demonstrations planned by Ms. Bhutto and her party. The city of Rawalpindi was flooded with police on Friday to prevent a rally there, and on Monday, the government placed Ms. Bhutto under house arrest for seven days.
Other opposition groups have accused her of mounting only token protests while negotiating with General Musharraf. But a party vice-president, Yousuf Arza Giani, stood in front of police barriers today and told reporters that the party had broken off all talks with the government. “It’s really bad, xtremely bad,” he said.
A government spokesman, Tariq Azim Khan, citing intelligence reports, suggested that Ms. Bhutto could be a target for militants. She survived a suicide-bombing attack on her motorcade last month in Karachi when she returned to Pakistan, after eight years in self-imposed exile, to lead her party in parliamentary elections.
While it is generally agreed that a threat to her safety exists, though, General Musharraf is widely seen here as using it, and the larger specter of terrorism, as a pretext to expand his own powers and squelch all opposition. Officials of Ms. Bhutto’s party scoffed at the notion of an imminent threat. “It’s a drama — there is no reality to it,” a local spokeswoman said today.
The attack on Oct. 18 in Karachi killed about 140 party workers. The government has used that attack as public justification for stopping demonstrations, which it says are illegal under General Musharraf’s emergency-rule decree.
The Muslim League and another important opposition party, the Jamaat-e-Islaami, said on Monday that they would probably boycott the elections if emergency rule was still in place. General Musharraf said on Sunday that emergency rule would continue at least until the elections are held.
Ms. Bhutto was prime minister of Pakistan twice and was twice dismissed before she was able to complete her terms. In the CNN interview, she reiterated her desire to stay in the country. “I prefer to live in Pakistan in jail,” she said, “than to leave.”
Separately, foreign ministers from the Commonwealth of Britain and its former colonies said Pakistan would be suspended from the organization unless the decree was repealed and General Musharraf stepped down as army chief by Nov. 22, The Associated Press reported.

以下Financial Timesより
Imran Khan arrested in Pakistan protest

By Farhan Bokhari in Lahore, Jo Johnson in New Delhi and agencies
Published: November 13 2007 18:00 | Last updated: November 14 2007 08:04
Imran Khan, the Pakistani cricketer-turned-politician, was detained on Wednesday at an anti-government demonstration in Lahore. It was the first time he appeared in public since he escaped from house arrest on November 3, when emergency rule was imposed.
Mt Khan told AFP he was trying to start a student movement against emergency rule when he was arrested after more than a week in hiding.
”I came to the university to lead a rally of students against the dictator Musharraf and his illegal actions,” Mr Khan said.
A senior government official said on Wednesday that Benazir Bhutto, the former prime minister of Pakistan, would remain under house arrest for at least another day. ”The position for her will remain like this until at least tomorrow [Thursday]. Then the government will review what to do with her,” the official said on condition of anonymity.
Ms Bhutto on Tuesday withdrew a vital democratic lifeline from General Pervez Musharraf, Pakistan’s military ruler, saying she had pulled out of discussions over a power-sharing agreement and would refuse to head the government as long as he remained president.
“I have decided there can be no further negotiations,” the leader of Pakistan’s opposition, who has been under house arrest in Lahore since Monday, told the Financial Times by ­telephone.
“Back channel negotiations between the Pakistan People’s party and Musharraf ended after [the imposition of a state of] emergency. There’s no chance of those being revived.
“Democracy is the only way to stability for Pakistan. Musharraf is the obstacle in the way of attaining that ­stability.”
Ms Bhutto’s tough new stance would seem to have hammered the final nail into the coffin of hopes of a US-brokered power-sharing agreement between the army chief and the leader of the country’s largest political party.
This was designed to give a civilian face and broader legitimacy to Gen Musharraf’s increasingly unpopular military rule.
Ms Bhutto’s comments came as Washington announced that John Negroponte, deputy secretary of state, was heading out to Pakistan this week where he is expected to try to bring about a last-ditch reconciliation. It will be his second visit in a matter of weeks.
“We still think that there is room for moderate forces to work together because they all have a common enemy in the extremists who tried to kill President Musharraf, who also tried to kill Mrs Bhutto,” Condoleezza Rice, US secretary of state said on Tuesday. “The most important thing is to get out of this state of emergency.
“You can’t have free and fair elections with the kinds of restrictions on the media that you have, with the kinds of restrictions on assembly of opposition. So clearly, some things are going to have to change on the ground before those elections can be held,” Ms Rice said.
Analysts said the apparent collapse of the talks with Ms Bhutto would leave Gen Musharraf with nowhere to turn for support apart from Washington and the Pakistani army itself.
The US had supported the negotiations with Ms Bhutto, judging she could help broaden Gen Musharraf’s political support base at a time when his handpicked government has been struggling to address underlying societal problems that have contributed to the growth of Islamist extremism, such as the proliferation of radical madrassahs.
The PPP, which won more votes than any other party in 2002, on Tuesday said it was considering boycotting the forthcoming election. Gen Musharraf on Sunday night said the poll would now be held by January 9, but gave no commitment to lift the martial law conditions he imposed on November 3.
“There’s a total trust deficit,” Ms Bhutto said. “I will not serve as prime minister as long as Musharraf is president...There’s no question now of getting this back on track because anyone who is associated with Musharraf gets contaminated.”


以下REUTERSより
Pakistan opposition tries to unite against Musharraf

Wed Nov 14, 2007 5:40pm EST
By Zeeshan Haider
ISLAMABAD (Reuters) - Pakistani opposition parties tried to forge a united front on Wednesday against military president Pervez Musharraf, who insisted his state of emergency was vital for fair elections.
Police detained cricketer-turned-politician Imran Khan after he emerged from hiding to lead a student protest against Musharraf, who declared emergency rule in nuclear-armed Pakistan on November 3, suspending the constitution, getting rid of hostile judges, rounding up opponents and curbing the media.
"We are ready to set aside our differences with the People's Party," former prime minister Nawaz Sharif told Reuters by telephone from Saudi Arabia, referring to the party of another former prime minister, Benazir Bhutto.
Bhutto, who had been in power-sharing talks with Musharraf for months, returned home in October from eight years of self-imposed exile and aimed to work with the president on a transition to civilian rule.
Then came the crackdown. After police stifled a protest by Bhutto on Tuesday and put her under house arrest, she announced her talks with Musharraf were over, and for the first time called on him to step down as president as well as army chief.
She also contacted old rivals including Islamist alliance leader Qazi Hussain Ahmed and Sharif's party to try to unite on a "minimum agenda"; the ouster of Musharraf and formation of a neutral government to organisorganizee fair elections, an aide said.
"I'm sending this letter to leaders of different parties, to invite them to Karachi on November 21 and I'd like to work with them in sharing views with what could be a common agenda for all of us to rally around," Bhutto told Reuters by telephone.
She said her party might boycott a parliamentary election Musharraf has promised to hold by January 9 and would discuss that with opposition colleagues next week.
Sharif and Bhutto were bitter rivals during the late 1980s and 1990s. They each served two terms as prime minister until Musharraf ousted Sharif in 1999.

Both faced corruption charges, which they denied.
Underscoring the difficulty of uniting a fractious opposition, students loyal to religious alliance leader Ahmed briefly detained Imran Khan when he emerged from hiding to lead a campus protest in Lahore. Police later detained Khan.

"EMERGENCY NECESSARY"
Under pressure from the United States and other allies to move towards democracy, Musharraf, who took power in a 1999 coup, said at the weekend the national election would take place. He did not say when the constitution would be restored or the emergency lifted.
He said he would quit as army chief and be sworn in as a civilian president as soon as the Supreme Court, where judges regarded as friendly to the government have been appointed, ruled on challenges by legislators to his October re-election.
The attorney general said the court was expected to reach a ruling around the end of next week.
Bhutto said Musharraf's promise to quit the army soon was too vague: "We need a firm date."
U.S. Deputy Secretary of State John Negroponte, who last week warned against cutting aid to an "indispensable" ally, is due in Pakistan on Friday or Saturday and is expected to meet Musharraf and to urge him to end the emergency, the U.S. State Department said.
"In an environment marked by terrorism and suicide attacks, the state of emergency was necessary for the holding of peaceful, free and honest elections," Musharraf told Le Monde on Wednesday.
He told Britain's Sky News he had considered resigning but now felt he was the man to lead Pakistan to democracy. Sky, the last foreign news channel available on cable in Pakistan, went off the air shortly after broadcasting that news.
"We continue to call on him to lift it (the emergency) immediately," a White House spokeswoman told reporters. "We think that would be in the best interest of the Pakistanis."
Police have used batons and tear gas to break up small protests since the emergency was declared but there has been no major violence.
Analysts say Bhutto's refusal to deal with Musharraf had isolated the president, though he retained the crucial backing of the army and the support of a disparate group of politicians expected to do badly in the polls.
Pakistani shares ended 2.24 percent down on political worries while the rupee edged to a three-year low.



以下The Sunday Timesより
For us ze war is over by tea time, jaJerome Starkey
November 18, 2007
THEY are on the front line of the war on terror, but German pilots facing the Taliban are insisting they stop at tea time every day to comply with health and safety regulations.
The helicopter pilots, who provide medical back-up to Nato ground troops, set off for their base by mid-afternoon so they can be grounded by sundown.
Their refusal to fly in the dark is hampering Operation Desert Eagle, an allied offensive, which involves 500 Nato-led troops plus 1,000 Afghan troops and police.
Although Germany has sent 3,200 troops to Afghanistan, they operate under restrictive rules of engagement.
They spend much of their time in an enormous base, complete with beer halls and nightclubs, in Mazar-e-Sharif, a 90-minute flight from the fighting. They also have a base at Kunduz.
Germany, which has lost 25 soldiers in Afghanistan to suicide attacks and roadside bombs, commands the Nato-led International Security Assistance Force (ISAF) in the north. But its men are not allowed to travel more than two hours from a “role two medical facility” - a hospital equipped for emergency surgery.
The restrictions have fuelled tensions among allied troops. Norwegian soldiers, who were fighting to stem a growing Taliban insurgency in this remote stretch of Afghanistan’s northwest frontier, were forced to desert their Afghan comrades midway through a firefight when German medical evacuation helicopters withdrew.
The Germans contribute unmanned surveillance planes, an electronic warfare team and a hospital to the operation.
One Norwegian cavalry officer, who was engaged in a day-long fight with more than 40 Taliban near Jari Siya in Badghis, said: “It’s hopeless. We were attacking the bad guys, then [at] three or four o’clock, the helicopters are leaving.
“We had to go back to base. We should have had Norwegian helicopters. At least they can fly at night.”
Abandoned by their western allies, the 600 men from the Afghan army’s 209 Corps were forced to retreat until a convoy of American Humvees arrived the next day to reinforce them.



以下SPIEGELより
BUNDESWEHR IN AFGHANISTAN
Norweger nehmen Deutsche gegen Vorwürfe in Schutz
19. November 2007
Von Yassin Musharbash und Anna Reimann

Mitten im Gefecht gegen die Taliban soll die Bundeswehr norwegische und afghanische Verbündete im Stich gelassen haben. In der norwegischen Presse sorgte der Bericht für Aufregung - doch das Militär in Oslo ist voll des Lobes über die Deutschen.
Berlin - Die Dame vom Verteidigungsforschungsinstitut in Oslo, das das norwegische Militär in aktuellen Fragen berät, weiß von nichts. Kritik der Norweger an den Deutschen in Afghanistan? Davon habe sie noch nie etwas gehört. Im Gegenteil: Man sei in Norwegen sehr glücklich darüber, dass ein deutscher Arzt erst in der vergangenen Woche einem norwegischen Soldaten in Afghanistan das Leben gerettet habe. Nur Lob - alles andere müsse ein Missverständnis sein.
Eine Meldung vom Wochenende sagt etwas anderes: Kürzlich hätten die Deutschen norwegische und afghanische Soldaten im Gefecht allein zurückgelassen (mehr...). Deutsche Sanitätshubschrauber seien während der Kampfhandlungen einfach zurück ins Lager geflogen - die Operation habe deshalb abgebrochen werden müsssen, lautete die Behauptung in der "Sunday Times". Und weiter: Die Bundeswehr behindere Nato-Operationen in Afghanistan, weil es ein Nachtflugverbot für deutsche Piloten von Sanitätshelikoptern gebe. Regelmäßig flögen diese deshalb am Nachmittag zurück in die Basis, damit die Maschinen bei Sonnenuntergang im Hangar stünden.

Die Bundeswehr dementiert
Das Einsatzführungskommando der Bundeswehr wies diese Darstellung bereits gestern zurück: Es gebe keinesfalls ein Nachtflugverbot für deutsche Piloten von Sanitätshelikoptern in Afghanistan, sagte ein Sprecher SPIEGEL ONLINE. Sie seien dafür ausgerüstet und solche Einsätze würden regelmäßig geübt. Eher als die Dunkelheit machten gelegentlich "klimatische Bedingungen" das Fliegen problematisch.
Doch die "Sunday Times" zitierte auch einen Kronzeugen: einen norwegischen Offizier, der an besagter Schlacht beteiligt gewesen war, die vor etwa drei Wochen im Nordwesten Afghanistans stattfand (mehr...). "Wir griffen die bösen Jungs an, und dann, um drei oder vier Uhr, verlassen uns die (deutschen, Anmerkung der Red.) Helikopter. Wir mussten zu unserer Basis zurückkehren. Wir sollten norwegische Helikopter haben. Die können wenigstens auch bei Nacht fliegen."

Aufruhr in der norwegischen Presse
Der britische Artikel sorgte auch in der norwegischen Presse für Aufregung: "Norwegische Soldaten von deutschen Piloten im Stich gelassen", titelt die Zeitung "Dagbladet" in ihrer Online-Ausgabe. "Während norwegische Soldaten mitten im Kampf waren, machten sich die deutschen Hubschrauber auf den Heimweg, bevor es dunkel wurde", schreibt die "Aftenposten" auf ihrer Homepage.

Aber was genau ist dran an den Vorwürfen?

Details zu dem konkreten Vorfall kenne er leider nicht, sagt der norwegische Oberstleutnant John Inge Øglænd zu SPIEGEL ONLINE. Tatsache sei aber, dass die Operation, über die die "Times" berichtet, keinesfalls abrupt gestoppt wurde. "Wie der Offizier auf dem Schlachtfeld zu dieser Einschätzung kam, kann ich nicht nachvollziehen", sagt Øglænd. Zudem sei der Abflug der deutschen Hubschrauber absolut nicht überraschend gekommen, die norwegischen Kommandeure in Afghanistan wüssten über die Restriktionen der Deutschen Bescheid. Die norwegische Armee beziehe sie bei all ihren Planungen mit ein.
Der norwegische Militär nahm die deutschen Einsatzkräfte überdies gegen jede Kritik in Schutz: Wann immer norwegische Truppen in Afghanistan die Hilfe Deutschlands gebraucht hätten, hätten sie diese in der Vergangenheit bekommen.

Lob aus Oslo für die Bundeswehr
"Wir sind uns darüber im Klaren, dass Deutschland mit seinen mehr als 3000 Soldaten, all der Ausrüstung und dem Know-how einen extrem wichtigen Beitrag leistet. Der ganze Einsatz im Norden Afghanistans wäre sehr schwierig, wenn Deutschland nicht so gute Arbeit leisten würde." Das deutsche Krankenhaus in Masar-i-Sharif etwa sei besser ausgestattet als manches Krankenhaus in Norwegen, so der Militär. "Es gibt absolut keine Konflikte zwischen deutschen und norwegischen Soldaten in Afghanistan - im Gegenteil. Das haben mir gerade norwegische Offiziere bestätigt, die am Hindukusch sind."
Diese Darstellung deckt sich mit der Information des deutschen Einsatzführungskommandos, das SPIEGEL ONLINE gestern bestätigt hatte, es gebe keine offizielle Beschwerde aus Norwegen.
Aus der Abhängigkeit der Deutschen will man sich in Norwegen trotzdem befreien: Es sei bereits entschieden, dass erstmals norwegische Hubschrauber nach Afghanistan geschickt würden, sagte Øglænd SPIEGEL ONLINE. Drei Hubschrauber sollten im kommenden Jahr dort eingesetzt werden.
Die Bundeswehr wird das nicht stören: Schon mehrmals habe man Oslo gebeten, Helikopter an den Hindukusch mitzubringen, hieß es aus Bundeswehrkreisen.

US DISAPPOINTED WITH POLICE TRAINING
Gates Slams Germany over Afghanistan Role
December 12, 2007
The US Defense Secretary Robert Gates has harshly criticized the US's NATO allies for not stepping up to the plate in Afghanistan. He singled out German-led police training efforts as "disappointing."
US Defense Secretary Robert Gates has slammed the United States' NATO allies for not doing enough to stabilize Afghanistan, indirectly criticizing Germany for "disappointing" efforts to train police.
Speaking to the US House of Representatives Armed Services Committee Tuesday, Gates had sharp words for the US's NATO allies. "I am not ready to let NATO off the hook in Afghanistan at this point," he said, talking of his "frustration" at "our allies not being able to step up to the plate."
Gates indirectly criticized Germany, without mentioning the country by name, saying: "The European effort on the police training has been, to be diplomatic, ... disappointing." Since 2002, Germany has been responsible for coordinating the establishment of a professional Afghan police force. Gates described the police force as suffering from "corruption and illiteracy."
According to Gates, one of the most pressing needs in Afghanistan is for about 3,500 extra trainers for the Afghan police. The US has had to divert some of its trainers from the Afghan army to the police, because the EU did not come through, he said. Gates said he would push for more resources, particularly to train Afghan security forces, at a meeting in Scotland this week with NATO defense ministers.
The EU launched a police mission in Afghanistan -- known as Eupol Afghanistan -- in June 2007 under German leadership (more...). The mission, which is headed by the German Jürgen Scholz, is aimed at building up and training the Afghan police force.
However, the EU trainer numbers fall far short of what Gates says is necessary. The EU has agreed to send 195 police trainers from 25 member states. By the beginning of November, however, not even half of them had arrived in Kabul. Germany currently has a mere 40 or so trainers on the ground. Even plans to increase numbers in 2008 will only bring the level up to around 60 trainers.
Gates' stern remarks are the latest manifestation of the Bush administration's frustration with what it sees as an overly passive NATO reponse to the Taliban. US officials have repeatedly called on other NATO members to provide more troops as well as military and police trainers -- without much success.
In equally frank testimony to the committee, Adm. Mike Mullen, chairman of the Joint Chiefs of Staff, said the US military was limited in what it could do in Afghanistan because it was stretched by the Iraq war. "In Afghanistan, we do what we can. In Iraq, we do what we must," said Mullen. "The war in Afghanistan is, by design and necessity, an economy-of-force operation. There's no getting around that. ... Our main focus, militarily, in the region and in the world right now is rightly and firmly in Iraq."
The US currently has some 160,000 troops in Iraq and around 26,000 in Afghanistan. Around half of the US troops in Afganistan form part of NATO's 40,000-strong security assistance force, with the rest performing roles ranging from training to counter-terrorism.
Gates qualified his criticism of NATO allies by praising British, Canadian and Australian forces, saying they had "more than stepped up" in combat roles in Afghanistan's violent south. "We should not use a brush that paints too broadly in terms of speaking of our allies and friends," he said. Germany's troops, however, are stationed mainly in the relatively peaceful north of Afghanistan -- something which has been criticized by Germany's allies in the past.
Gates also said he hoped an international envoy would soon be found who could improve the coordination of aid and reconstruction efforts in Afghanistan. "A strong civilian representative is needed to coordinate all nations and key international organizations on the ground," said Gates. British politician Paddy Ashdown, an ex-soldier and a former UN envoy to Bosnia, is one of the favorites for the position.


以下AFPより
Allies losing Afghanistan war, Australian minister warns: report

17/12/2007 08h10
SYDNEY (AFP) - Australia's new government has warned NATO and its allies they will lose the war against hardline Taliban forces in Afghanistan unless they urgently change tactics, a report said Monday.
The country's new Defence Minister Joel Fitzgibbon issued the stark warning at a meeting in Edinburgh last week of eight nations engaged in the conflict, including the United States, The Australian newspaper said.
The coalition of NATO and allied forces engaged in the conflict since 2001 must overhaul military and civil programmes aimed at fostering stability in the troubled country if they are to win the conflict, he cautioned.
The minister's comments to the closed-door gathering were based on classified intelligence assessments prepared for the previous Australian government of John Howard which painted a bleak picture of the Afghan conflict.
"The previous government would have us believe that good progress is being made in Afghanistan. The reality is quite a different one," Fitzgibbon told The Australian after returning from the meeting in Britain.
"We are winning the battles and not the war, in my view. We have been very successful in clearing areas of the Taliban but it's having no real strategic effect," he said.
Fitzgibbon also told the meeting in Edinburgh, attended by US Defence Secretary Robert Gates, that while NATO and its allies had been successfully "stomping on lots of ants, we have not been dealing with the ants' nest".
"We need much more than a military response," he said. "This is largely about winning the hearts and minds of the more moderate of the Taliban and other sections of the Afghan community," he said.
Fitzgibbon took office two weeks ago after the new centre-left government of Prime Minister Kevin Rudd was sworn in following its sweeping election victory against conservative Howard, whose government was closely allied to Washington.
Rudd was elected on promises to withdraw Australia's combat troops from Iraq but to continue the fight against the Taliban in Afghanistan, where Canberra has around 900 troops.
In Edinburgh last week, Fitzgibbon expressed frustration that some NATO nations were failing to pull their weight in the fight against the insurgency in southern Afghanistan, where the once vanquished Taliban are resurgent.
"We have been frustrated about that for a long, long time," Fitzgibbon said in the Scottish capital, ruling out any increase in Australian troop numbers while some nations, which he did not name, were not pulling their weight.
"We believe there is a lack of coherent strategy and, of course, we are frustrated by the fact that some NATO nations, in our view, are not doing enough or making a sufficient contribution to the campaign."
Australia's troop contingent in Afghanistan mostly assist a Dutch-led reconstruction operation in the southern Afghan province of Uruzgan, a former Taliban stronghold.
Meanwhile Afghan police said Monday that security forces supported by international troops killed more than 20 Taliban insurgents during a hunt for rebel hideouts in southern Afghanistan.
Nearly 10 other militants were injured and four detained during the operation in southern Kandahar province's Zhirai district on Sunday, the Kandahar police chief, Sayed Agha Saqeb told AFP.
"We and the coalition had a joint operation against Taliban in that area. Yesterday (Sunday) we came in contact with the enemy and over 20 enemy were killed," the police commander said.
He was referring to the US-led coalition force which has over 15,000 troops based in Kandahar mainly helping local security forces hunting remnants of the Taliban who are waging a deadly insurgency.
A separate force of over 40,000 Western troops operates in Afghanistan under the command of the NATO's International Security Assistance Force (ISAF).
It was not possible to verify the police chief's figure independently and officials from the Western military forces were not immediately available for comment.
 水曜だか木曜だかにサンフランシスコの動物園で、脱走した虎が観客三人を襲って、そのうち一人が死亡したちゅう事件が報じられましたが、その原因がわかったようです。

 この原因を読んだ瞬間、死んだ彼には申し訳ないが、僕は吹き出してしまった。
その吹き出してしまった理由とわ!!
ぬわんと!!fence,too low!!(フェンスが低すぎた)だったのだ!!

 CNNニュースによれば
San Francisco Zoo Director Manuel A. Mollinedo acknowledged that the wall around the animal's pen was just 12½ feet high, after previously saying it was 18 feet. According to the Association of Zoos & Aquariums, the walls around a tiger exhibit should be at least 16.4 feet high.
だそうだから、動物園・水族館協会ちゅうのの基準では16.4フィート(5m)なくちゃいけないフェンスの高さが12.5(3.8m)フィートしかなかったっと。

 そしてここの所長はは当初、フェンスは18フィート(5.5m)あると嘘こいてたようだ。
この所長は
"When the AZA came out and inspected our zoo three years ago, they never noted that as a deficiency," he said. "Obviously now that something's happened, we're going to be revisiting the actual height."
とも述べているらしい、ざっくり、3年前に動物園・水族館協会の検査員が検査に来たけどフェンスの高さ不足は指摘しなかった。 問題が起きちゃった以上実際の高さを再調査しなくちゃね!!、こんな感じ?
 こら船場吉兆よりタチ悪いな。

 ちなみにこの事件を報じるAPの記事には
In the latest attack, Mandel said: "I find it hard to accept the fact that they weren't even aware that the wall didn't meet the standard set by the association. They're not even aware of their own deficiencies."
っとの被害者の弁護士のコメントが紹介されているんだが、まったくその通り。

参照記事
Tiger Attack at SF Zoo Latest Blow
Sources: Brothers mauled in fatal tiger attack
 産経新聞の記者ブログのエントリーなんだが
「これでも朝日新聞を読みますか?」
「安倍政権を倒した”言論テロ”」
「反日・反米で中国・北朝鮮との友好大事」
「『南京大虐殺』『従軍慰安婦』の捏造報道」
「荒唐無稽な『地球貢献国家』論」
頭悪すぎね?

 ここには四つの函数が列挙されているいるんだが、まず第一番目の「安倍倒閣」。
これには産経も荷担してたじゃねぇかよw
たとえば柳沢伯夫の「産む機械」発言にしても「本間教授の官舎問題」にしてもさんざ騒ぎ立ててた。
荷担しておきながらそれにすら気づかなかったんだから、仮に安倍倒閣を朝日が仕組んだとしてだ、少なくとも仕組んだ朝日よりは、荷担していることに気づきもしないで荷担した産気新聞やクライン孝子は数段アホウだということでいいわけだなw

 はい次!!「反日・反米で中国・北朝鮮との友好大事」だけどさ「」これの逆関数が産経だろ?
媚米似而非保守は頭悪気だから解るように書いてあげるけど「反中反韓反朝でアメリカ追従が国益より大事」その為には嘘は垂れ流すは捏造はするは、これじゃ朝日のこたぁ言えんぞw

 そして次が「『南京大虐殺』『従軍慰安婦』の捏造報道」だけど、これもお互い一を以て凡てとするような暴論をぶつけ合ってるわけだし、産経に際だつのは、概ね矮小化されて受け身の反論だちゅうことだな。
つまり産経のコラムは主張にゃなってねぇってことさ。

 最後が「荒唐無稽な『地球貢献国家』論」。
これもおまいらには人のことは言えんわけでさ、先制攻撃是認論にしても核保有論にしろ、憲法改正やその中身をすっ飛ばしている点では十分「荒唐無稽」だぞ。
少なくとも産経のコラムやエディショナルではオリジナルで具体的な逐条的改憲論や議論に耐える改憲論を目にしたことはなく、総て情緒論だ。
夢想的である点は甲乙付けがたいということさ。
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