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軍国少年の半世紀、そして結局...
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 今朝の産経新聞正論「安倍総理訪米と慰安婦問題の行方」を読んで我が目を疑った。
 書き手は元外交官の岡崎久彦だ。

 決議案はもともと可決されても法的効果はない。議員の選挙区向けのパフォーマンスに過ぎない。騒いでは問題を大きくさせるだけである。

とのことだが、この事なかれ主義が河野談話を生み、そして今日の窮状を生んだのでは?

  そしてここまでは媚米エセ保守、小泉・安倍マンセ~の常套句であるから素人が言ったのであれば「馬鹿な奴だ」笑っていられる。
しかし彼はこうも書いている。

総理自身の言葉で謝ったほうが良い。狭義の強制について質問されれば嘘は言えないが、そもそもそんなことは問題の中心ではない。言ってもその直後に、慰安婦制度を持ったことは女性の尊厳を傷つける人権無視の行動として謝罪すればそれで良いのである。
 
 これはとんでもない話であり、それを元外交官の肩書きで書くなどとは尚更にとんでもない。
僕はむやみに謝らないことが国際常識だと思っているんだが、こんな馬鹿な人物が長年外交官をやっていたわけだから、日本外交が惨憺としたものであることも頷ける。

 そしてこの一文がきわめて恣意的な安倍擁護の強弁であると思うもう一つの理由は、氏自身が安倍総理の外交ブレーンであるから知らないはずのないことを伏せていることなのだけど、それは先々週すでに書きましたが、安倍総理が4月3日にブッシュに電話をしてブッシュの指示を仰いだ結果、わざわざアメリカまで出かけて謝罪をやりまくったということです。
ブッシュは「6カ国協議がこじれるからもますな!!」こう言ったわけです。
このことは外信は「当局者の話」として伝えているのに、いつもならその外信をベタ訳して記事にする国内メディアはどこも報じていない。
しかし6カ国協議が順調にいっちゃうことは国益に適いますか?

参考記事
Abe blows Japan's trumpet, cautiously
Japanese Leader Aims To Build Ties With Bush


関連過去記事
なんでブッシュが「受け容れる」と発言したか?
首相訪米に対する産経阿比留さんのスタンスは贔屓が過ぎる
古森さんの記事の問題点:歪曲なのか過剰な意訳なのか? 

関連記
粗忽者の悪意の引用 
 世の中には粗忽な奴がいるものだ。
僕が5月14日に「今日の産経新聞正論:謝ることを推奨する外交官なんて聞いたことないぞ 」に

 これはとんでもない話であり、それを元外交官の肩書きで書くなどとは尚更にとんでもない。
僕はむやみに謝らないことが国際常識だと思っているんだが、こんな馬鹿な人物が長年外交官をやっていたわけだから、日本外交が惨憺としたものであることも頷ける。


と書いたことに対して、先ず僕をネット右翼と断定した上で馬鹿者だと書いているようだ。

しかしバカはお前だろ? よく読めよ。

 僕は「謝らないことが」とは書いておらず「むやみに謝らないことが」と書いている。
それを勝手に「むやみに」を削り落として引用するのは意図的に文意を歪曲するものであり悪意の中傷ということになる。
まぁそれそのものはこの程度のレベルである内はいっこうに構わないが、まず粗忽だということだよ、君はな。(藁

 それにしても相撲とは無い知恵を絞ったのだろうがバカな比喩を用いたものだ。
このバカが用いたついでにその延長戦で言わせてもらえば、引いてばかりいればいずれ土俵を割るのが相撲

 君が言及した日米なり日中なり日韓の関係には見える土俵が存在しないから君の論が成り立ちうるように見えるだけなのだが、その幼稚なオツムではわからんだろうな。(爆

所詮エセ保守の安倍マンセーブログに対し、どうこう言うのもなんだが。

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