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軍国少年の半世紀、そして結局...
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 木乃伊がミイラだということを知ったのは小学校の高学年だったと思う。
なんで知ったかはしっかり覚えちゃいないんだが、ウロッとした記憶ではツタンカーメン展だか大エジプト展だかが開かれ、それを家族の誰かが見に行った、そんな経緯で家庭の中でミイラ騒ぎが続いた、こんな感じだったと思う。

 でその時から不思議に思っているのは、ミイラの処理に瀝青が使われているということなんだね。
 瀝青というのは一口で言っちゃえばアスファルト他そんなようなものなんだけど、Wikipediaによれば

歴青(れきせい・瀝青)とは、天然または人造の炭化水素からなる化合物、またはその化合物および混合物で、非金属誘導体などの混合物の一般的総称。Bitumen(ビチューム、ビチウメン、ビチューメン)、チャン(chian turpentine)とも呼ぶ。
天然アスファルト・コールタール・石油アスファルト・ピッチなどがあり、二硫化炭素(CS2)に溶ける特性がある。


という難しい話になる。

 まそのアスファルトがミイラの処理に使われていたわけなんだが、「子供心に不思議」のまんま来ているのは「古代エジプトでは原油が自噴してたのかよ?」ということなんだな。
でいまさっき、若い衆と馬鹿話をしていて偶然に木乃伊の話になった、発端は「ミイラは漢字でどう書くか?」だったんだが、それで思い出したのが「古代エジプトでは原油は自噴していたのか?」だ。

 早速調べてみたらやっぱ自噴してたんだな。(爆
しかも日本でも自噴したたらしく、Wikipediaにはこんな記述がある。

日本書紀には、越後国より天智天皇に「燃える水(燃水)」が献上されたという記述がある。今日の新潟県胎内市より産したものであるとされる。自然にわき出た原油は「臭水、草水(くそうず)」などと呼ばれた。なお、現在も新潟市秋葉区や新潟県阿賀野市を始め各地に地名として残っている。


久しく謎だったことがこのように氷解したことは喜ばしいんだけど..
しかし他方では、ひょっとすると知らなかった僕は極少数派なのかもしれん、こんな不安が頭の中を支配しているのだな。

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