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軍国少年の半世紀、そして結局...
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 いつものお猿さんがまたしても妄想を炸裂させて勝手にはしゃいでます。
なにしろここはしょっちゅう内容が書き換わるんで2007年6月18日AM7:30現在の記述の新聞記事ベタ貼り部分以外を全文掲示(青色部分)しますが、以下の通りであり、読者に脈絡がわかららいといけないので指示代名詞がなにを指すかのみ(註)を入れ、改行位置の見苦しいところは接続しました。

これ(註:BDA資金の在ロシア北朝鮮口座送金))では、又も北にしてやられた!と歯軋りしたくなる。

 そりゃ当然歯軋りをすべきですね、だってまたしてもやられたわけですから。
アメリカは国連決議に違反し、アメリカ国内法まで犯して脱法行為をやった、そしてロシアも片棒を担いだ。
少なくとも国連安保理常任理事国の三カ国がこれに積極的であるということであり、ここにおいても国連中心主義の蒙昧と国連のいかがわしさが窺えるってもんです。

けれども、これは北に対する国際戦略の役割分担であり、むしろ北はより窮地に追い込まれたと解釈できるのではないか。

 それあんたの我田引水でしょう?
 しきりにG8の記者会見で質問したことを吹聴するんだけどさ、対北朝鮮で個別会談やったのは米中、米露でしょ。 その後個別に会談したのも米中と米韓、韓中だけで日本は飛ばされてるんですよ。
欧米メディアではダルフールやイラン核、ソマリアはしきりに取りざたされたけれども北朝鮮の核なんかゴミだし拉致に至ってはどこも言及してないわけで、ここに日本語がなんとか扱える程度の国際ジャーナリストの正体が窺い知れるわな。

何といっても最大の打撃は、日本からのモノ・カネの手ずるが途絶し、パトロンを失ってしまったこと。

 産経を中心とするエセ保守はしきりにこれを言いますが、実際打撃でないとはいいませんがあんた達がいうような打撃力があるのであれば北朝鮮ではとうの昔にクーデターが起きてますぜ。

何とか、日本人を騙して朝鮮総連本部の建物に関し、元公安庁長官や土屋公献弁護士らに働きかけ、うまく切り抜けようとしたものの、今回事前にこの裏取引(註:総連施設の架空売買)、暴露されてしまった。、
と同時に以下の事態(註:各地で起きている落札者による立ち退き要求)まで招いている。


 これにはいろんな政治的思惑が絡んでいるのは事実でしょうが、あんたのいうような二元論的な切り口だけでは割切れんでしょう。

この記事を読むとついハイリゲンダム・サミットの効果がこんなところに現れたなと思ってしまう。
つまりアメとムチによる役割分担です。
これは安倍首相のサミットでの一歩も譲らぬ強硬な北対応に根負けしたG7が、「それではこうしよう。
米ロ=韓はアメで北の出方を見る。
一方、日本はムチで北を締め上げる。

我々は30億円のカネや5トンの重油で情けをくれてやるが、日本は、これまで以

上に厳しい経済制裁を履行すればいい。
これでどうだ」と・・・


 これに関しては最初の段で書いたので重複を避けますが、アメと鞭(対話と圧力)は小泉前総理の口癖であり、小泉マンセーはそれで納得してきたんだけど実態はアメにアメ、そして間もなくIAEAが協議のために平壌入りするんでしょうが、そこで問題になるのは査察範囲。
ここで拗れてまた立ち往生する様はBDA資金の移転前、もっと言うなら2/13日の合意の段階から予想されている事態だね。
そして、今日本のまともな人が懸念しているのはあんたの説とはまったく逆の展開であり、作業部会提案で拉致棚上げの布石を打たれた挙げ句になし崩しに見返り支援に引きずり込まれ、拉致解決が更に遠のくことですよ。
いったいどういう感覚してるんだろうね、この婆さんは。
そしてなにより、この婆さんが2006年国務省年次報告の国際テロに関する部分はおろか、2/13の合意文書を読んだこともなくこれを書いていることが窺えるところにいつもながらに失笑せざるを得ないわな。

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