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軍国少年の半世紀、そして結局...
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 ペットの大量死が原因で中国産のグルテンにメラミン(C3H6N6)が増量と増粘、窒素量を増やして見かけのアミノ酸量を増やすことを目的として意図的に混ぜられていたことが発覚してえらい騒ぎになってますが、もっと凄い話があるようですね。

 僕はこの記事を読むまでまったく知りませんでしたが、やはり中国からグリセリンと偽って輸出されたヂエチレン・グリコールがあちこちで、勿論中国国内でもですが、医薬品に使用されて死人がバンバン出てるそうです。

 ヂエチレン・グリコールというとわかりにくいんですが、簡単に言ってしまえば自動車のラジェーターなんかに使う不凍液の主成分です。
これは甘みがあるんで数十年前までは甘味料として使われたような経緯があったんですが、摂取すると腎・肝障害なんかを起こすことがわかってある時期から食品添加物や医薬品添加物として使用できなくなってたと思います。

 これが我が国で久しぶりに名をはせたのは20年くらい前でしたかね?
 ワインの中に混ぜられてるのが見つかった。
これはこれで騒ぎになったんですが、ヨーロッパでは結構混ぜられてたようで、まぁこれを混ぜると三文ワインが高級っぽい味になるんだそうです。

 今回問題なのは、それが医薬品の原材料とか希釈用に使われたからえらい騒ぎになっているわけで、この記事読むと恐ろしい実態が書いてあります。
 なんでこんなもんが易々と出回ったかってのは、中国の急速な自由化で実態に制度がついてっていないってことと、中国独特的で融通無碍な「法治感覚」、管理の賄賂体質。
これが基本だと思うんですが、この記事に紹介されてる中国のブローカーってのが凄いんだな。

 直前迄は仕立屋やってたオッサンなんだが、このままでは終わりたくないっと一攫千金を夢見て化学薬品ブローカーに転身した。
ここで読者のために注釈しておきますが、このオッサンは化学薬品ブローカーになるために科学の勉強を始めたわけでもなんでもなく、仕立屋のおっさんのまんまで許可証を自分で作って始めたわけです。

 であるときグリセリンとヂエチレン・グリコールの物性が似ていることを科学事典で発見したっと。
でお値段わっと調べてみたらば10:1近いぞっちゅうことになったらしい。(爆

 でケミカルドラムのラベルを貼り替え~の船積み証明を偽造やり~ので売りまくったわけですわ。
まぁね、国内は賄賂次第で何とでもなる中国ですが、輸出品までこれやるってんだからある程度の数の国にまたがったシンジケートがなくちゃできません。
がそれもあるようだ。
 なにしろ船積みや転売の度にラベル張り替えたりなんだりで最終商品からは容易にこのオッサンにまで辿り着けなかったってんだから。ちなみにご当地中国以外で死人が出たのはインド、ハイチ、バングラデシュ、アルゼンチン、ナイジェリア、パナマあたりだそうで、全部庶民が貧乏な国ばっかなんだよな。
高い薬は使えないからなるべく安い薬を使う、これが被害を拡大したんだろうけども、たとえばハイチでは数えただけでも88人の子供が死んだそうだ。
なんで「数えただけ」っと「」付けたかというと、貧乏人は医者なんかいかないから実際の数がわからないそうだからなのさ。

 ペットが死ぬくらいでは僕なんかは笑ってられますが、こんな話を聞くとにわかに鳥肌が立ってきますな。

参考記事
News - Medicine deaths see Panama reform
From China to Panama, a Trail of Poisoned Medicine
Two bodies test positive in Panama poison scandal
http://www.panama.emb-japan.go.jp/jap_ver/epi20oct.html
http://www.ciojp.com/contents/?id=00002883;t=42
http://www.panama.emb-japan.go.jp/jap_ver/polecono(monthly)/oct06.html
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