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軍国少年の半世紀、そして結局...
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 小泉前首相はなぜ、衆院選で大勝したか。彼の言動に「政治家らしからぬ本音」が感じられたと同時に、不況で民衆の間に高まる不満を、小泉さんが郵政省や抵抗勢力に向ける攻撃的な姿勢に「シンクロ」させることができたからだ。
 そしてなぜ、安倍首相は今回大敗したか。答えはもう簡単だろう。閣僚の不正経理を淡々と擁護し続ける姿勢からは、まったく本音が感じられなかったからだ。
 彼も内心では立腹していただろう。ならば本音で怒ればよかったのだ。「よくもおれに恥をかかせたな」とののしり即刻罷免すれば、民意とシンクロして災い転じて福となせたのに、なんてもったいない。

 野亜純? 誰やねん?
こんな野郎は聞いたこともないんだが、馬鹿じゃないの?
いまごろ何を言っておるのかね?野亜純さん。

 まずね、安倍総理ってのは国民の選択の結果ではないんだよ。
 小泉総理ってのは何回かの選挙を経ているから、国民の選択の結果なんだけど、安倍ってのはそういうプロセスとは切り離されたところで総理大臣になり、そうして初めての選挙で大敗した。
それが国政選挙であるか無いかということは大衆民主主義的には枝葉の問題であり、その人気投票でブーイングを喰らったわけよ。

 ここでもう一つ言えば、大衆民主主義が良いとは言わないけれども、それは小泉が露骨にやった戦略であり、その局部を継承しようとしたのが安倍ですよ。
それでブーイングということですね。

 で今日あるこの姿は、総裁選直前に既に明らかだったわけですよ。
拉致問題は居抜きで継承したが、対中姿勢は換骨奪胎した、ここには靖国も含まれるわけで、「参拝するしないは明言しない」といった瞬間に今日は予見できたわけですわ。

 小泉幻惑光線を局部しか継承しなかった分幻惑度が弱まって、結局バカ閣僚と消えた年金という殺人光線を反射できなかった。
たったこれだけの話で、京都大学の中西輝政さんが、生き返るためには8月15日靖国参拝しかない、なんちゅうアホなことを言ったとか言わないとかいう話もありますが、それではもう生き返りませんってば、ここまで上げ底の内容見透かされちゃったんでは。

 大衆民主主義の悪しき部分に乗っかったスットコドッコイのバカが結局その大衆民主主義に射落とされた、こういうことですって。
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