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軍国少年の半世紀、そして結局...
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 産経izaの「「白い恋人」回収、賞味期限偽装」という記事に拠れば
札幌市の菓子会社「石屋製菓」は14日、北海道土産として知られる菓子「白い恋人」の賞味期限を偽るなど一部商品について不適切なものを販売していたとして、自主回収すると発表した。

ちゅうことなんだがさ、まあそういうこともやるんでしょう、あの業界は。

 折しもイギリスではO157で年寄りが何人か死んだそうだし、その直前には口蹄疫感染が出た。
 そしてアメリカでは2ヶ月ほど前に約259万トンの挽肉が大腸菌汚染でリコールに掛けられており、これも賞味期限偽装ですね。

 件数と破天荒ぶりで中国ばかりが話題になりますが、こうしてつぶさに見ていると、食の安全ってのは世界的に壊れつつあるような気がします。

 そしてその一つの原因をミートホープの田中社長が記者会見で喝破しましたが、消費者が限りなく安いものを求める。
これは確かでしょう。
 たとえば消費者が安いものを求めなければそれだけで色々の問題、これは経済のみならず環境であるとか雇用にまで亘ってですが、改善しますよ。

 さて、この「白い恋人」は「白い恋人達」から拝借して命名したんですが、1968年にGrenobleで開催された冬期オリンピックの公式記念映画が「白い恋人達」(原題はTreize Jours En France/フランスの13日間)で、その制作指揮がClaude Lelouchさんです。

 あの頃はフランスにはJean Claude Killyがいてめちゃめちゃ強く、確か当時の三冠とったと思います。(滑降、回転、大回転)
これだけ国際的に知名度の上がった、ちゅうか、僕らのようなスキーやってる人間以外にも広く知れ渡ったスキー選手はToni Sailer以来じゃないかと思うんですが、この映画には同名のテーマ曲、これはFrancis Laiがありましたが、これもヒットしちゃったんだな。オリンピック全体として興行的にはかなりアタリだったと思います。

 さて、なんで日本でこれだけ冬のオリンピックが湧いたか、たいして強くもなかったのに?
それは、次の開催が札幌と決まっていたからなんですが、札幌では日本のジャンプ陣が大活躍をしました。
 回転や滑降はというと、これはイタリアのGustavo Thoeniが出てきたんですね、でこのあと暫く抜きんでて強かったと思います。

 こんなところを懐かしく思い出すわけですが、そんな縁で「白い恋人」って名を貰ってるんだから、いい加減しないで欲しいな、僕の記憶が汚れるような気がするからさ。


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