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軍国少年の半世紀、そして結局...
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 断りにくい相手から「24日にジブリ美術館にいこう」と誘われて、なんとか断る口実を見つけようと頑張ってみたら案外容易く見つかった。
ジブリの公式サイトに拠れば、あそこは入場前売り制で、その入場券には日時が入ってるんだそうだ、そしてコンビニでしか売ってない。
なんとも偉そうなんだが、これはこれで嬉しかった、つまり入場券がないちゅうことね。

 それにしてもあんなところのなにが見たいわけ? ジブリのなにが良いわけ? これが宮崎駿が大嫌いな僕の率直な気持ちですわ。
で早速携帯からメールして「残念だがそういうことでむりぽ」っと書き送ったんだが、そしたらばすかさず「なら東京都現代美術館にしよう、男鹿和雄展やってるから」ときた。
僕はこの名前知らないんで「なにもん?」っと問い返したらば「宮崎駿作品の絵を描いてる人」だそうだ...

 実は今日の昼過ぎに前通ったのよ、東京都現代美術館の。
でなんだかいつもと風景が違ったんだよ、なにしろおねいちゃんが一杯歩いてた。
なんだか場違いな奴等があるってんなぁっと思ったらそういうことなのね。

 ちなみに男鹿和雄ちゅうのは東京都現代美術館の企画展示ってページに拠れば
男鹿和雄(おがかずお 1952年秋田県生まれ)は、アニメーション美術という仕事において、その作品の舞台となる背景画を数多く描き続けてきました。
特にスタジオジブリ作品では、「となりのトトロ」(1988年)の美術監督として初めて映画作りに参加。
昭和30年代の日本の澄んだ空気を鮮やかな色彩で表現し、かの名作を生み出す重要な役割を担いました。
その後も、リアルに描かれた現代の風景と淡い色彩による記憶の中の風景との対比が興味深い「おもひでぽろぽろ」、狸の棲む里山の四季のうつろいを活写した「平成狸合戦ぽんぽこ」、東北人ならではの感性でエミシの村や太古の森を描いた「もののけ姫」と、多くの作品に美術監督として携わり、そこに描かれる美しい景色は、数多くのシーンを支えてきました。

本展は、スタジオジブリ、および三鷹の森ジブリ美術館の全面協力を得て開催する、本格的な背景美術の展覧会です。
これまで資料として保管され関係者以外は観ることができなかった背景画を中心に、作品点数600点以上というかつてない規模で一般公開いたします。
ジブリ作品に携わる以前のテレビシリーズや劇場映画作品までさかのぼるなど、アニメーションの仕事はもちろん、女優 吉永小百合による原爆詩朗読会「第二楽章」シリーズのために書いた挿画など現在に至るまで、“絵職人”男鹿和雄の幅広い活動を一度に観ることができるまたとない機会です。

今夏、東京都現代美術館に集まるあの名シーンの数々。
技術に裏付けられた、「本物」が語りかけるメッセージに、ぜひ心で触れてください。
だそうだが、ますます興味ないわ。
しかしこれはいけません、随時入館可でかつ30日までやってる。
しかしまだ丸々一週間ある、なんとか断る口実を探しきるぞ。


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