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軍国少年の半世紀、そして結局...
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 これは今日の産経の記事なんだけど
レイプ被害者にむち打ち刑 サウジ司法で国際論議
 だが、欧米メディアは女性の権利や司法制度の問題点に焦点を当て大々的に報じ、ブッシュ米大統領も4日の記者会見で「同じことが娘の身に起きたら、私は被害者を助けない国家に怒りを抱く」と批判。サウジのサウド外相は「判決は見直される」と述べ、沈静化に乗り出している。
この件は外信では既に先月の上旬に報じられており、なんで今頃、そんな気がするな。

 さて、概ね批判的な論調が多く、王族もこの判決を批判してるんですが、僕はこれはこれでイスラムの文化なんだからいたずらにキリスト教徒に阿る必要はないと思うな。
 前にダルフールの強姦被害者の件を紹介し、こりゃひどいぞちゅうよなことを書きました。
そのあらましは、ダルフール難民の婦女子がジャンジャウィードに暴行陵辱されるケースが頻発しており、その被害者であるはずの婦女子が、難民キャンプに帰ったら帰ったで仲間の難民、就中男性から差別迫害を受ける、こんな話です。

 じゃ同じじゃねぇかよっと思う人がいるかも知れませんが、ダルフールの被害者は不倫関係にあったわけでもなんでもなく、只キャンプから離れた森に薪をとりに行く道中を待ち伏せるジャンジャウィードに暴行された挙げ句に強姦されてる。
この婦女子を同じ部族の男達は護り切れていないくせに、強姦されて帰ってくりゃ親族一丸となって卑しめ、差別するわけですね。
でその根底にあるのも実は部族のルールではあるんですが、これはどうも僕には理不尽に思える、ちゅうより僕の美学と噛み合わないんだな。
そんな卑怯な文化は認めえないちゅうのか...

 それに比したらこのケースの場合、僕はイスラムルールを尊重出来る。

関連過去記事
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The unbelievable circumstances of Darfur
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