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軍国少年の半世紀、そして結局...
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 11月9日でベルリンの壁が崩壊して満18年、それを記念してSPIEGELが分割世代500人と統合後に生まれた彼らの子弟500人に対して世論調査をやったそうなんだけど、その結果はTakako Kleinが猿猿日記に書くのとは随分違う内容だな。w

 調査結果は色々紹介されているんだけど中でも一番印象的なのは、旧東独の35歳から50歳までの世代の92%、そして彼らの子供の47%が東独、共産主義に悪印象を持ってない、取りわけ旧東独のセーフティーネットには高い評価を与えており、その点に関しては統合前の方が良かったと思ってるってことだな。
このことはつまり、旧東独住民は旧東独時代の生活より統合後の方が生活が苦しくなっているということを表すわけで、この点に関して旧西独住民はどうかというと分割世代では28%、統合後世代では48%が同じ所感をもっているそうで、統合後世代だけを比較すると大して差がないようだ。

 この差がないというところが結構ポイントで、ベルリンの大学生に対して行った試験では40%以上がベルリンの壁が出来た年を知らなかったそうだし、エアハルトが西の政治家であると回答したのはわずか1/4で、しかもその内の1/3はアデナウアーは東独の政治家だと答えたちゅうんだから統合後の世代には既に分割時代の正しい知識がないちゅうことでんな。


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