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軍国少年の半世紀、そして結局...
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 これも古い話になってしまいましたがまだ解決しないんですね。
事件発生が1998年ですからもう10年放置されていることになるわけですが、拉致問題を抱える日本人には人ごとではない、ブルガリア国民とは政治、軍事、外交的弱小国の悲哀を共有できそうです。

Four of the five nurses and the doctor appeared in court in Tripoli, Libya, last May.

 ブルガリアのEU加盟を機になんか好転するかと思ったんですが、ドイツやフランスの名前は全く出てこず、相変わらずアメリカのブッシュだけが面倒見てるようです、これもブルガリア国民にとっては腹立つ話でしょうが、どうもこの記事のニュアンスでは何らかの政治決着の目鼻は付いているようで、早く何とかしてあげたいですね。

 リビア自身も自国の衛生管理に問題があってのことだとは知っているんですが、今更それを言い出すと世論がおさまらない。
それで出てきたのが、ブルガリアが弔慰金を払って遺族に渡し、看護婦さんはブルガリアに送還する、こういうスキームですが、これに対してはブルガリア政府が「それでは看護婦に責任があるという捏造された容疑を認めることになる」として一蹴した、これで一番困っているのはカダフィー一族でしょう。

 6月頃の国務省定時会見でこれに関する質問が出てましたが、アメリカとしてはなんらかの基金を創設し、そこから遺族に金を出すことでの収拾を画策している、こんな感じでしたが、その後は記憶にありません。

 しかし一番かわいそうなのはパレスチナ人の医師で、いることは確認できるんだけど、これまで一度も詳細な言及がない、やはり母国が強健であることは大事ですわ。

参照記事
Medics' death sentences upheld
Libya court upholds death sentences for 6 HIV infection of 400 alleged



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