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軍国少年の半世紀、そして結局...
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 産経古森さんのブログの最新エントリー「アメリカ最高裁は「慰安婦の訴え」を却下した」なんだけど、なんでこういう理屈に辿り着くのか、いつものように皆目解らない。

 まず、アメリカの司法が訴そのものを門前払いにした、これは当たり前のことで、なんでこれを評価するのか解らない。
そして門前払いの根拠なんだけど、この種の訴をアメリカで起こす法的根拠がないという判断をしたこと、これも当たり前で、なんで評価するのかが解らない。

 かんじんなのはアメリカが根底の「慰安婦」というものをどう位置づけているかということなんだが、この人がこの件を扱う際には必ず表層に留めてそこに立ち入ろうとはしないんだな。

 そしてアメリカの邪悪なところは、風向きが変われば、こういう事態を利用して世論を扇動し、それを背景にして金融制裁、経済制裁を発動して来かねないところなんだが、古森さんがその点における安堵を示したつもりであれば、そのことだけは理解できる。
しかし、どうもこの人の用いるレトリックは、先日の岡本行夫さんの産経新聞正論「なんのための教科書修正か」同様に媚米ぶりが胡散臭くていただけない。

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