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軍国少年の半世紀、そして結局...
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 9日に「安明進がシャブ密売で逮捕という報道 」を書きました。
その中に、この唐突な安明進逮捕に関する推測と懸念を

 さて、それにしても今更何故こんなことが報じられるのか?
穿ち過ぎかもしれませんが、あれだけ拉致被害者情報を提供した安明進がこういうことになると北朝鮮としてはどういう宣伝が可能か。
安明進が「北朝鮮の示した死亡年月日以降に生きていた。」と証言した全てが怪しい情報であるということをアホな受け手には印象づけることはできると思います。
そして安明進を英雄扱いした人というのはアホな受け手なのでしょうからそういう人はそうなりうる。

 しかし安証言なんてものは今更どうでも良いわけで、死んだという情報に嘘があった。
嘘をつかなくてはならないということは死んだということが嘘である。
であるなら「還せ!!」これで良いですね。


と書いたらばやはり湧いてきていました。
それは「blog*色即是空」ですが、ここの「安明進逮捕で、めぐみさん生存説の根拠崩れる」というエントリーにこんな記述があります。

朝鮮日報には、「安容疑者は計36回にわたり、自ら覚せい剤を常習的に使用した容疑も持たれている。」という情報も掲載されています。すべての証言が嘘だとは言いませんが、覚せい剤常用者の証言を根拠にするのは相当な無理があります。覚せい剤の中毒症状には妄想や幻覚もあるからです。

しかし、上記に書いたことは希望的観測です。これまでの経緯から見て、実際、安倍首相も「救う会」も拉致被害者を政治利用することしか考えていません。
安倍首相も「救う会」も真相究明は望んではいません。もしも、めぐみさんたちが亡くなっているとしてその真相が明らかになれば、後は謝罪・賠償だけの問題になり拉致問題が解決してしまうからです。実際、いつまでも日本人が拉致され続けていると国民に思わせた方が改憲にも有利でしょう。
ただでさえ怪しい証言をしている上、今回、逮捕されたことにより覚せい剤を常用していたことが発覚したのですから、安明進の証言がめぐみさんたちの生存の根拠だと言っても信用されないでしょう。
「救う会」の幹部は、「つくる会」などと連動し勢力的に歴史捏造を行なってきた人たちです。ワシントンポスト紙に意見広告『THE FACTS』を出したメンバーとも共通しています。


 このBLOGはこう書いていますが安明進が見たと言ったから始まったわけではないんですよ。
疑惑としてはあったものを西村伸吾さん達が国会で質問して隠蔽が難しくなったのが発端だと思う。
その後見たの見ないの骨があるの偽だのって話が色々出て、幻惑された人も多いんですが、なにも変わっていないのは、死んだという証はなにもなく、拉致されたという動かしがたい事実があるということですね。

 たったそれだけですよ。
だから「還せ!!」これで良いのです。

 これはかまう気はなかったんですが、12日に「僕達は巷の北朝鮮報道に騙されていたかもしれん 」飛んできたTBには危険を感じたんですね。
しかしこの人の場合、文面から、あまりにもネタを漁りすぎて立つべき位置すら見失った、そんな憐れを感じたので放置してきました。

 どういう危険かというと、拉致被害者奪還運動に群がる人は怪しい人が多い救う会の運動に群がる民間人や政治家は所詮票や利権が目当て、そんなこと共を縷々言挙げしながら、だから拉致問題は胡散臭い救う会は胡散臭い、こうした主に親北朝鮮系やネタ系が垂れ流してきた裏話を丸呑みにしており、挙げ句の果てには、だからいつまでも拉致を言う僕は頭おかしんじゃないの?こんな断定だったと思います。
しかしこの人がけっさくなのは、書き出しに「私はこれまでさんざん北朝鮮を叩いてきた」と自慢げに書いているし、金正日のことは大方の似而非保守や熱湯浴同様に金豚と書いているんことなんですが、だから立つべき位置を見失った憐れを感じたんです。

 立つべき位置、そんなものは簡単で、拉致被害者奪還ですよ。
これと救う会が胡散臭いの臭くないのってことは全く位相の違う問題だし、そこに利権があったり票があったりするのはなにもこの問題に限ったことではないと思う。
そこをいつの間にかはき違えながら北朝鮮の情宣に乗せられたこういう人が増えてきたから、もう票にならないと思った国会議員が櫛の歯がこぼれるように去っていったこれも現実です。

 しかし、それは誰のせいだということになれば、情宣に乗ってしまったあなた達のせいだということには気が付かないようだし、気がつかないからTB撃ってきたんだろうけれども、僕は球種が多くて直球から消える魔球まで投げるんだよ。
あのエントリーの「僕達」をどう読むかということでしかないんだけどあれを「We japanese」と読み替えてごらんなさいな。

 口で言うように拉致被害者やご家族のことを思うのであれば、そのために必要な情報と無用な情報、あるいは有害な情報くらいはわかるはずだしそれを取捨選択することくらいはいくらナニでもおできになるだろうと思う。

 こういうことだからあなたが得意げに吹聴してきたなにが目的かも定かでないような「ネット弁慶の口喧嘩」などは無益にくだらないと言ったのですよ。

 さて、似たような人がいるのでおまけにつけておきましょう。(藁
その人は、知る人ぞ知る北朝鮮をこよなく愛し、金正日のしもべを自認する吉田康彦せんせいですが、7月8日の更新の中でこんなこと書いてますね。

核兵器を使用させないために核戦力に頼るのは矛盾ですが、残念ながら、これが国際政治の現実です。この矛盾を解消するためには、「核に頼らない安全保障」を構築する以外にありません。地域の「非核化」はその第一歩です。その意味で、北朝鮮の核廃絶のプロセスに参加し、北朝鮮が主張している「同時行動の原則」にもとづいて「北」に経済・エネルギー支援をすることは、6カ国協議参加国としての日本の当然の義務です。「非核化」の担保なのです。

日本政府は、「拉致問題が解決しない限り(その後、「進展のない限り」と修正)、一切の支援をしない」との方針を堅持、それどころか単独制裁を実施、これを向こう半年間、10月まで延長して今日に至っています。日本の制裁で北朝鮮が政策を変更し、態度を軟化させることはあり得ません。

この点は、私自身、4月の訪朝で再確認してきました。宋日昊・日朝国交正常化交渉担当大使が、「安倍内閣とは一切対話はしない。ブッシュ政権さえ動かせば日本は簡単に動く」と豪語していました。そのブッシュ政権がどんどん譲歩しているではありませんか。


 最近ドイツで北朝鮮に亡命申請して断られた日本人がいるらしいけど、このおっさんならなんとか受け取ってくれるんじゃないの?
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