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軍国少年の半世紀、そして結局...
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 国内のメディアはまったく報じないし海外のメディアの報道の今ひとつピント来ない報道が多いのですが、要点はどこかというとDaedong Credit Bankの資金の取り扱いだと思います。

 アメリカと中国と澳門と北朝鮮の話し合いによってBDAにある北朝鮮関連口座に対する凍結を解除したという表現は多用されているのですが、実際には、既にあった2500万ドルの引出と移転は容認するということなわけで、それによって既に引き出された金はあるんですが、2500万ドルの内の700万ドルが北朝鮮唯一の海外資本銀行Daedong Credit Bankの口座の金だということですね。

 そしてこのDaedong Credit Bankのオーナーはイギリスの情報機関出身のファンド運営者Colin McAskillという人物です。
そしてこの人物は北朝鮮の対欧州窓口で、北朝鮮の資金調達であるとか欧州企業の誘致であるとか投資の誘引を北鮮のエージェントとして30年近くにわたってやっているんですね。

 そして当初よりColin McAskillは、当該口座の金はマネンロンとは関係がない、金の所有者は外国企業だ、だから制裁対象にするのは不当だ、制限解除となっても移転しないと主張している。
この主張を無感覚に受け止めればもっともに聞こえるんですが、しかし、アメリカは初期の段階で北朝鮮とColin McAskillの術中に嵌ったと思います。

 アメリカは障害を除去したというのですが、北朝鮮は動かせない金があるという。
しかしColin McAskillはこれは私企業の金だという。
これが解消しない限り北朝鮮は次の段階に進まない口実にするんでしょうが、これを解決するにはBDAに限らず北朝鮮関連の口座の資金の出し入れを自由にするしか無く、そのためにはアメリカは北朝鮮に対する金融制裁の根拠であるテロ支援国家指定を外す他はない。

 しかし、それは日本との間の信義を覆すことになります。
なぜならば、アメリカがそうするということは、拉致問題を切り捨てるということに他ならないからです。
しかしそうすることによってブッシュ政権は北の核に関する「見せかけの前進」を手にすることにはなっても、今後の核開発を阻止することにはなんの意味もない。

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