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軍国少年の半世紀、そして結局...
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バイオエタノールと熱帯雨林破壊 では
だってただではアルコールは出来ないわけで、増産分に見合ったサトウキビの増産が必要だぞ。
それがどこに向くかと言えば、アマゾンの未開地ですよ。
緑が減るって事なんですが、アマゾンの熱帯雨林の光合成能力はサトウキビ畑では代替できんぞ。(大爆
 誤解があっちゃいかんから補足をしますが、これ止めろってことではなくね、これが世界の潮流なら日本だけがやせ我慢してもしょうがないんだけど、この後に起こりうることに対するリカバーに関する議論もやれってことで...
なんてこと書いちゃいましたが、既にあちこちで問題が起きているようで、アグフレーションなんちゅう言葉まで出て来てるようですわ。

 バイオエタノール用のトウモロコシの需要を満たすために転作が進んでいること、干ばつによる不作が競合した結果、ヨーロッパにおける小麦のトン単価が今年既に130ユーロから237ユーロと高騰しているちゅうような話ですが、特に小麦の輸出国であるカナダにおいてそれが顕著だそうで、その影響がイギリスやフランスのパンメーカー、イタリアのパスタメーカーに影響を及ぼしており、イタリアのパスタは20%値上がり、フランスのクロワッサンは5セント値上がりアメリカでは転作と転用で飼料価格が高騰し食肉価格に反映しつつある。

 トウモロコシへの転作は小麦畑のみならず大豆畑にも及んでいるようで、大豆のほとんども輸入している我が国としては容易ならざる状態が来る日はそう遠くないんでしょうが、結局ツケは回るということで、ガソリン大高騰でけちけち作戦を始めてはみたんだが、そこでけっちったぶんのけっちんを食費で払うことになっている、こういうことでんな。

 しかし、ここで少し見方を変えれば、これだけ穀物の国際価格が上がってくれば、相対的に国内農業にはチャンスなわけで、日本のお百姓さんがどこまで頑張るか、そんなところでしょう。

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