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軍国少年の半世紀、そして結局...
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 塩崎は官房長官の立場であればそういうだろう、政府の問題ではないがしかし閣僚の任命権は内閣総理大臣にあるわけだ。
 安倍内閣発足の瞬間から松岡農相が火だるまになることは誰もが予測できたことなんだが、それを知ってか知らずか、安倍総理は任命した。
第68条 内閣総理大臣は、国務大臣を任命する。但し、その過半数は、国会議員の中から選ばれなければならない。
2 内閣総理大臣は、任意に国務大臣を罷免することができる。

閣僚任命に関しては既にここでアウト。

 もっと言えば、富田メモが出てきた時に予定通り、しかも早々と、臆面もなく総裁になるために前言を翻して「靖国参拝は明言しない(実質参拝しない)」をした。
同時にこの時前職小泉氏も多くの人の予想通りに早々と「する」宣言をやっているんだな。

 安倍自身はこの時長老・財界主導の対中外交方針転換に乗っかることで党内の反小泉勢力を押さえ込んで総理大臣になってしまった、この段階でペテンだったんだから、安倍内閣というのは出自そのものが問題なんだよ。

 そうでありながらご用新聞産経は「「逃げない」晋三流 人事に命運」なんて記事上げてるんだが、今更人事で何とかなるならこれまでに人事で何とかなってるわけで、人事権の掌握力も閣僚統制能力も何もないからこうなっている。
この先挙党態勢を旗標に内閣改造をやればやるほど閣内不一致が露呈して、これまでより収拾つかなくなることは目に見えている。

 安倍さん自身は「反省すべき点は反省し、人心を一新せよというのが国民の声だ。まず臨時国会を開き、その後しかるべき時期に内閣改造、党役員の一新を行う」ちゅうんだが、反省するなら、総裁選前に国民をペテンに掛けたことを反省すべきで、そりゃ何かといえば、総辞職だよ。
替わりがいるのいないのちゅうのはそりゃ自民党の党内事情であり、いわば自業自得だ。

 そしてさ、首班指名を軸に何が起きようがそりゃ自民党の怠慢のなせることろであり、自民党員の責任、強いては有権者の責任なんであってさ、あと2回くらい政界再編が起きるのは負うべき咎だよ。

 それにしても自民党も間抜けだと思うのは、ばらまき行政はいかんという「国民の声」に従ってってばらまき減らしたところを、民主党の「ばらまき誘引」につけ込まれた。
これは単純にアンシャンレジームなんだけど、こんな簡単なことに反駁できんのかね?

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