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軍国少年の半世紀、そして結局...
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 某所に早稲田のラグビー部出身者の耳が潰れていたという話が書いてあるので思いだした。

 どこ?佐渡ヶ岳部屋?
耳が潰れてどうちゃらこうちゃらあったような気がする。

 僕は5歳から高3まで剣道、大学では非格闘技系の体育会に所属してましたから幸耳には異常はありませんが、背中とか腰には色々とダメージありますね。

 さて、いわゆる体育会系的しごきですが、今時はあれはリンチと言うんですか?
とすりゃ世も末だわ。

 聞くところによればお隣の韓国では徴兵逃れのために国籍を捨てる若者が激増しているために法を改正し、兵役を終えた者でなければ国籍を捨てられなくするという案があるんだそうで、これを既にあちこちの嫌韓厨があざ笑っているんですが、笑えないと思うぞ。

 同じ環境を我が国に充当すればきっと同じことが起きる。

 僕の周囲には旧軍の軍人だった人が多くいたんだけどね、応召兵でも色々な人がおられ、概ね二分できる。
内務班を「酷いところだ」という人と「ふつうっしょ」って人ね。

 前者は概ねインテリですわ。
もっともこれでその個体がどうこうって話をする気はなくて、感じ方の問題だちゅうことだと思うのと、その感じ方の内奥には「忌避」があるんじゃないかということね。

 だから、耳の話に連なる社会現象の示す傾向の中にいる人達は基本的に「忌避する人」に属すると思う。
でそういう人あるいは思考が支配的な社会の国家はもう戦争やろうったって出来ない国なんだろう、そんな風に思う。
それもいつか書いた森島通夫さんの白旗論のような潔さすらないど汚いエゴだけが蔓延る国さ。


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