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軍国少年の半世紀、そして結局...
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 知恵蔵(集英社)とイミダス(朝日新聞)が部数の落ち込みが原因で休刊となるそうだ。
まあこれも時の流れと言えば時の流れだと思うんだが、残る一社、老舗の現代用語の基礎知識(自由国民社)はまだやるそうで、競合二社の休刊を承けた現代用語の基礎知識・清水均編集長の弁。
「パソコンやTVのなかった昭和20年代といまの時代とを単純に部数だけ比較して『落ち込んでいる』と認識していません。むしろ13万、14万と発行しながらも休刊しなければならない他社の本のつくり方に対して、弊社は『適正な本づくり』を心がけて来ました。『休刊』は検討どころか議論にのぼったこともありません」

「もちろん部数は多いほうがいいと思います。が、この20年、競合誌に翻弄されましたが、ライバルを失って感じることは、老舗はただ愚直に創刊の志を確認しながら、コツコツ行くしかないのだろうな、というところです」
 僕にとっては寧ろまだ三誌で40万部も売れているということが驚きでもあり、それでもやるという自由国民社にはとりあえず喝采を送っておく。

 翻って考えてみると、僕が最後に現代用語の基礎知識を買ったのは平成4年頃だった。
この先も恐らく買うことはないとは思うが、冬の始まりくらいに書店に行くと目立つところにどで~んと山積みされている光景、これを見られなくなるのも寂しい気はする。

参照記事
「イミダス」「知恵蔵」 ネットに押され紙媒体から撤退

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