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軍国少年の半世紀、そして結局...
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 片やフランスのクシュネルが、これまでのフランス政府の立場を飛び越えて、というよりもアメリカからクルド地域の油田利権に関する譲歩を引き出したらしく、対イラン制裁強化だの戦争も辞さないのと威勢の良いことを吹きまくってるんですが、此方イランでは表題のタイトルのテレビドラマが国営放送で放映されて人気を博しているそうです。

 Washington Postの記事に拠れば、このテレビドラマはざっくりSchindler's Listのイラン版なんだそうで、1940年代のパリであった実話をベースにしてるんだそうです。
「ホロコーストなんかあったかどうかもわかんね!!」っと言い放ったアフマディネジャドの国営放送が、こんな、ユダヤ人を虐殺から救うために在パリの外交官がイランのパスポートを500くらい偽造して脱出させたちゅうような話を政治宣伝に使うなんてのはそれだけでもじゅうぶんに噴飯なんだが、やはりこの国営放送の管轄権は穏健派のハメネイにあるんだそうだ。
急進派の革命防衛隊が突っ走ることで国際的な風圧がどんどん強くなる、そんな中穏健派としては少しでも風圧を和らげたい、そんな思惑からユダヤ人の情に訴える作戦に出たっと。(笑

 さて、戦争やれば必ず負けるくせにサルコジ登場以来なにかと派手な動きを繰り出すフランスですが、これで霞んでしまっているのが環境と経済ちゅう連立内で異論の少ない政策しか売るもののないメルケル。
どうにもこれは、拉致しかなかった安倍晋三に重なってしまいます。

参照記事
A Humanitarian-in-Chief
Iran's Newest Hero Aids WWII-Era Jews
France calls for Iran investment boycott
France warning of war with Iran
France says must prepare for possible war with Iran
World should brace for possible war over Iran: France
France moots EU-wide Iran sanctions
France says all must be done to avoid war with Iran
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