軍国少年の半世紀、そして結局...
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The Congressional Research Serviceの報告書をWebで探してみたんですが、僕自身まだその生報告書にたどり着けてはいないので、あくまでもREUTERSの報道内容が間違いではないという前提で参考にします。
まずこの記事は
しかしこの報告書はその大義名分を崩すに足る報告書だちゅうことですね。
ただ、このCRS報告書の中身はあくまでも伝聞のようで、たとえばレバノンのヒズボラに関する件に関してはこう書かれている。
でタミルイーラム解放の虎に対する支援に関するCRS報告書の記述のソースは産経新聞の記事だそうで
つまりCRS報告書が上げたのは全て伝聞情報だちゅうことなんですが、国務省の13日の定例記者会見でこの件に関する質問が出てます。
ただ、全体にブッシュとライスの態度が変わったことは事実であり、僕にはこのCRS報告がそこに寄与したとは思えませんが、BDA問題の当時から議会内はおろか政権内にもあった対北融和路線に批判的な勢力がまたしても力をつけてきた。
そこに働いているのは「クリントンの轍を踏むな」という懸念であり、イスラエルロビーの暗躍、そんな気がします。
まずこの記事は
North Korea may have given arms to Lebanon's Hezbollah and Sri Lanka's Tamil Tigers, according to a report compiled for Congress that could complicate U.S. plans to drop Pyongyang from its terrorism blacklist.と書きだしており、ざっくり訳すと「北朝鮮がレバノンのヒズボラやスリランカのタミル・イーラム解放の虎に武器援助を与えたかも知れないという議会報告は、北朝鮮をテロ支援国家リストから除外しようというアメリカ政府の目論見を困難にした。」ってな内容ですが、これまでアメリカ政府と言うよりもブッシュとライスは、対北朝鮮懐柔策を突っ走るための方便の一つとして、1987年の大韓航空機爆破事件以後北朝鮮はテロに関わっていないって大義名分を掲げてきたわけですが、だから、最近のシリアに対する核援助疑惑に対してもミサイル技術移出疑惑に対しても聞こえないふりを通してきたわけです。
しかしこの報告書はその大義名分を崩すに足る報告書だちゅうことですね。
ただ、このCRS報告書の中身はあくまでも伝聞のようで、たとえばレバノンのヒズボラに関する件に関してはこう書かれている。
It said that in September 2006, Paris Intelligence Online, a French Internet publication that specializes in political and economic intelligence, had published details of an extensive North Korean program to give arms and training to Hezbollah.つまり、ソースはIntelligence onlineであり、そこには「その計画は、1980年代のヒズボラメンバーの北朝鮮国内での訓練に始まり、200年代に入ってからは北朝鮮要員をレバノンに派遣し、武器や医薬品、食料を蓄えるための地下基地の建設を指導するまでに拡大した。」ちゅうよなことが書かれているそうで、つまりこれを引用したCRS報告書が言いたいのは、この北朝鮮によるヒズボラ支援が1987年より後の話であると同時に、ヒズボラはアメリカの指定するテロ組織であるちゅうことです。
でタミルイーラム解放の虎に対する支援に関するCRS報告書の記述のソースは産経新聞の記事だそうで
the Sankei Shimbun, a Japanese newspaper, in September 2007 published a report that North Korea had shipped arms to the Tamil Tigers.「日本の産経新聞は2007年の9月に、北朝鮮がタミルイーラム解放の虎に武器を送ったとの報道を行った。」とのことです。
つまりCRS報告書が上げたのは全て伝聞情報だちゅうことなんですが、国務省の13日の定例記者会見でこの件に関する質問が出てます。
QUESTION: -- suggesting that North Korea had provided arms to Hezbollah --まぁマコーマックも「伝聞でしょ?」ちゅうよなのらりくらりでんな。
MR. MCCORMACK: Right.
QUESTION: -- as well as the Tamil Tigers. Do you have anything more on that?
MR. MCCORMACK: Only to the extent that we are aware of the report and aware of its contents. It's safe to say that we stand behind the Patterns of Global Terrorism report, which says that North Korea has not been engaged in any terrorist activity since 1987, at least that we have been able to detect. There is currently ongoing an assessment of North Korea and its presence on the terrorist list. That's an ongoing assessment. It hasn't been finalized yet. It looks at activity right up to the most recent months. And we are going to make sure that that assessment is done in full compliance with U.S. law with respect to the letter and the spirit of the law and we'll see where it comes out. We'll see what the result is. I am not in a position to verify that information. I'm not sure what the source of the information was that was contained in the report.
QUESTION: Will this assessment that you're talking about take into account the CRS report?
MR. MCCORMACK: It will take into account all available sources of information. Again, I can't -- I know that the particular news report that you're referencing sources the CRS report. I can't tell -- I can't tell you from where or vouch for the source of the information that led to that -- include this allegation in the report. Yeah.
ただ、全体にブッシュとライスの態度が変わったことは事実であり、僕にはこのCRS報告がそこに寄与したとは思えませんが、BDA問題の当時から議会内はおろか政権内にもあった対北融和路線に批判的な勢力がまたしても力をつけてきた。
そこに働いているのは「クリントンの轍を踏むな」という懸念であり、イスラエルロビーの暗躍、そんな気がします。
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