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軍国少年の半世紀、そして結局...
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 元々が民主党所属であったのが離党してたのは賢いし、なんと言っても顔が僕の好みなんだな。
さすがに沖縄人は目が高いと言ってしまっては沖縄県民に失礼だけど、これを機会に基地労組の時代は終わりにしましょう。

 ただ基地労組が力を持っている背景ってのも考える必要はあるわけで、僕はこれまで足かけ42年基地のある街、しかも爆音轟く航空や米軍の基地ですが、そんなところに住んできた。
僕自身は反基地闘争や騒音訴訟に身を投じたこともないし投ずる気もないのですが、そういう経験のない人はあまりにも無関心過ぎると思うね。

 戦闘機や攻撃機の離陸時の爆音たるや耐え難いものがあって、そんな中に四六時中いると聴覚がおかしくなるような気がする。
先頃「小松基地騒音公害3・4次訴訟」の控訴審判決がありましたが、僕はあの判決を支持します。

 基地の存在は必要であることを認めた判決でありながら、近隣住民の受ける苦痛にも配慮したもので、判決理由中の「環境基準値の達成につながる騒音抑制のための抜本的対策を何ら講じておらず、違法な航空機騒音を引き続き発生させている」ということは、基地のないところの住民の負担すべきところだと思いますね。

 そういうところに無頓着や無感覚であり続ける限り、そこに売国的勢力のつけいる隙間が生まれるのだろうと思うし、それをさせないためには、基地近隣住民を十把一絡げにして売国奴とかエゴイストと呼びながら、近隣に基地が来ることになれば反対を唱えるであろう売国的エゴイストが頭を切り換えるべきだし、この高裁判決の示す金員は当然そういう人の払うべきコストなんだということだと思います。

 いま自分がいる場所がComfortableであるのはInferiorな場所に住んでいる人の犠牲の上にあるということをしっかりと意識しない限り、そういう人達の理解者であり支援者であるのは常に左巻きのみだという戦後一貫した図式を変えることは出来ないと思います。

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