軍国少年の半世紀、そして結局...
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
12月11日にはアメリカ下院軍事委員会でゲイツ国防長官に
そしてこれはWashington Postの記事ですが
もっとも、フィッツギボンの批判の矛先はドイツのみならずアメリカも含むNATO全体に及んだわけですが、イラクも上手くいかない、アフガンも上手くいかない連合軍のフラストレーションが一斉にドイツに向いた、実に可愛そうな話です。w
我が国は外務省に二人の死者は出したものの、自衛隊員は今のところ死んでない、翻ってドイツ連邦軍はアフガニスタンで26名の死者を出している、にもかかわらずこういう言われ方なんですが、オーストラリア自身イラクからは来年10月までに撤兵予定、イギリスも秒読み、ポーランドも。
そしてイラク撤兵組の口実になっているのがアフガン重視なんですが、所詮口実だから各国の対応たるや実にネガティブです。
伝えられるところではオランダが2010年7月にアフガンから撤兵するという話もあり、これで一番弱るのは実は、「アフガン重視→イラク撤兵」を一番最近宣言してしまったオーストラリアじゃないかなどと勘ぐってしまうんですが。
まあどっちみち今のイラクやアフガンを巡る「テロとの戦い」の実相なんてなこんな「ババ抜き」みたいなもんですわ。
なによりアメリカ自身が退きたくてしょうがなく、その大義名分を打ち立てるために「イラクの治安回復キャンペーン」に忙しいわけで、その減った分がアフガンその他に拡散してってるってことはシカトですね。
ただ、アメ公はアホなわけで、よしゃ良いのにまた一つ火種を増やしちゃった。
昨日(18日)にトルコの地上部隊が越境してイラク領内のPKKを叩いたことは既に報じられましたが、先般は空爆、これはアメリカが実質容認した攻撃なわけですね。
米・土共に事前通告があったことは認めている。
しかしながらアメリカは中止要請も阻止行動もとってないわけだから、これは誰が何と言おうが「容認若しくは黙認」です。
そして今回更に進んで地上部隊の越境攻撃です。
米・土関係を重視するこの決定がどういう結果をもたらすかについては、先般の空爆の際に色々のところから「トルコとPKKの紛争が全クルドとトルコの紛争に発展することのないように。」との懸念が表明されていますが、イラクではこれまでアメリカの政策に協力的であったクルド自治区のマスード・バルザーニが18日に予定されていたライスとの会談を
言いだしゃきりがないのが屁理屈、理屈と膏薬はどこにでもつく。
トルコ、アメリカ、クルド、PKK、さらにはイギリス、オーストラリア、ポーランド、オランダにもそれぞれに言い分はあるわけですが、ここに明らかなのは「テロとの戦い」であり「イラクの解放」だったはずのイラクにおける軍事行動、これはまったくアメリカの都合によるものであるというあたりまえの本質であり、嘗てはそれぞれの国益のためにそれに従った各国の思惑の狂いによる足並みの乱れ、そしてそこに際だつのは、憲法を歪めておきながらいまだに馬鹿の一つ覚えのように「テロとの戦い」「国益のための派兵」を言い続ける自公政権や媚米似而非保守、熱湯浴、程度の差こそあれ「国益」であることは否定しない民主党、国内メディアの亡国的な姿だと思うのは僕だけだろうか?
参照記事
Gates slams Germany over Afghanistan role
Military chief: attacks up in Afghanistan
Allies losing Afghanistan war, Australian minister warns: report
Dutch set deadline to quit Afghanistan
Turkey defends incursions in Iraq
Turkish Army Sends Soldiers Into Iraq
Bush Faces Pressure to Shift War Priorities
"The European effort on the police training has been, to be diplomatic, ... disappointing."っと名指しはしないものの、誰にでもわかる形で非難されたドイツですが、今度はオーストラリアの新国防相にエジンバラで
"I am not ready to let NATO off the hook in Afghanistan at this point,"
"The European effort on the police training has been, to be diplomatic, ... disappointing."
"We believe there is a lack of coherent strategy and, of course, we are frustrated by the fact that some NATO nations, in our view, are not doing enough or making a sufficient contribution to the campaign."っと、これまた名指しは避けたものの、誰にでもわかる形で非難されちゃいました。
そしてこれはWashington Postの記事ですが
U.S. officials are doubtful that allies will provide all the requested troops, and predict Bush will be faced with a request for even more U.S. troops, possibly after attending a NATO summit in April in Bucharest, Romania. The United States has about 26,000 troops in Afghanistan. NATO provides most of the additional 28,000 foreign troops in the country. Among NATO-led forces, Britain, the Netherlands, Canada and Australia have assumed the heaviest part of the combat burden alongside U.S. troops. "I suspect that we will see increasing enemy pressure over time, which may well create demands for combat forces in the future beyond the three battalions cited now," Barno said.っと名指しです。
中略
Restrictions by NATO members on how their troops can be used -- Germany, for instance, limits where its forces can be deployed -- have made it difficult to mount a coherent response to the Taliban resurgence.
もっとも、フィッツギボンの批判の矛先はドイツのみならずアメリカも含むNATO全体に及んだわけですが、イラクも上手くいかない、アフガンも上手くいかない連合軍のフラストレーションが一斉にドイツに向いた、実に可愛そうな話です。w
我が国は外務省に二人の死者は出したものの、自衛隊員は今のところ死んでない、翻ってドイツ連邦軍はアフガニスタンで26名の死者を出している、にもかかわらずこういう言われ方なんですが、オーストラリア自身イラクからは来年10月までに撤兵予定、イギリスも秒読み、ポーランドも。
そしてイラク撤兵組の口実になっているのがアフガン重視なんですが、所詮口実だから各国の対応たるや実にネガティブです。
伝えられるところではオランダが2010年7月にアフガンから撤兵するという話もあり、これで一番弱るのは実は、「アフガン重視→イラク撤兵」を一番最近宣言してしまったオーストラリアじゃないかなどと勘ぐってしまうんですが。
まあどっちみち今のイラクやアフガンを巡る「テロとの戦い」の実相なんてなこんな「ババ抜き」みたいなもんですわ。
なによりアメリカ自身が退きたくてしょうがなく、その大義名分を打ち立てるために「イラクの治安回復キャンペーン」に忙しいわけで、その減った分がアフガンその他に拡散してってるってことはシカトですね。
ただ、アメ公はアホなわけで、よしゃ良いのにまた一つ火種を増やしちゃった。
昨日(18日)にトルコの地上部隊が越境してイラク領内のPKKを叩いたことは既に報じられましたが、先般は空爆、これはアメリカが実質容認した攻撃なわけですね。
米・土共に事前通告があったことは認めている。
しかしながらアメリカは中止要請も阻止行動もとってないわけだから、これは誰が何と言おうが「容認若しくは黙認」です。
そして今回更に進んで地上部隊の越境攻撃です。
米・土関係を重視するこの決定がどういう結果をもたらすかについては、先般の空爆の際に色々のところから「トルコとPKKの紛争が全クルドとトルコの紛争に発展することのないように。」との懸念が表明されていますが、イラクではこれまでアメリカの政策に協力的であったクルド自治区のマスード・バルザーニが18日に予定されていたライスとの会談を
"It is unacceptable that the United States, in charge of monitoring our airspace, authorised Turkey to bomb our villages,"との理由でキャンセルしました。
言いだしゃきりがないのが屁理屈、理屈と膏薬はどこにでもつく。
トルコ、アメリカ、クルド、PKK、さらにはイギリス、オーストラリア、ポーランド、オランダにもそれぞれに言い分はあるわけですが、ここに明らかなのは「テロとの戦い」であり「イラクの解放」だったはずのイラクにおける軍事行動、これはまったくアメリカの都合によるものであるというあたりまえの本質であり、嘗てはそれぞれの国益のためにそれに従った各国の思惑の狂いによる足並みの乱れ、そしてそこに際だつのは、憲法を歪めておきながらいまだに馬鹿の一つ覚えのように「テロとの戦い」「国益のための派兵」を言い続ける自公政権や媚米似而非保守、熱湯浴、程度の差こそあれ「国益」であることは否定しない民主党、国内メディアの亡国的な姿だと思うのは僕だけだろうか?
参照記事
Gates slams Germany over Afghanistan role
Military chief: attacks up in Afghanistan
Allies losing Afghanistan war, Australian minister warns: report
Dutch set deadline to quit Afghanistan
Turkey defends incursions in Iraq
Turkish Army Sends Soldiers Into Iraq
Bush Faces Pressure to Shift War Priorities
PR
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
リンク
ブログ内検索
カテゴリー
アーカイブ
最新記事
(01/18)
(01/17)
(01/15)
(01/15)
(01/14)
(01/12)
(01/12)
(01/11)
(01/11)
(01/10)
(01/10)
(01/10)
(01/09)
(01/07)
(01/05)
(01/04)
(01/04)
(01/02)
(01/01)
(12/31)
(12/31)
(12/30)
(12/30)
(12/29)
(12/29)
最新トラックバック