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軍国少年の半世紀、そして結局...
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 下町のおばさまが
憲法裁判所があったら、自衛隊は違憲になってしまうよ。
立憲主義を貫くならば、左巻きが目指す非武装国にせにゃーならん。
そんな物騒な事はできないから、日本は世界に稀なる摩訶不思議な解釈憲法が必要悪となっている。自衛隊も同じ必要悪だ

と曰っているんだけど、必要悪のない社会ってのはないと思う。
しかし国の根幹に関わるところでこんな偽善的で欺瞞的なものを掲げたまま、その解釈を歪めて必要悪というのはいかがなものか?

 憲法裁判所があった場合、自衛隊が違憲になるというのであれば、その違憲状態を取り除くためにすべきことは解釈の変更などというネガティブな方法ではなく、違憲の元凶の憲法を変えるってことじゃないかね?

 それを国民大衆が肯んじないというのであれば、それこそ一切の解釈による歪曲を捨てて、一億火の玉になって前文の精神のままに憲法に殉ずればいいのよ。
 そういうことを我が国の政府は戦後ただの一度でも国民に突きつけたことがありますか?

また
今の日本の状態を正すまで、当分、改憲は難しいと思うよ、必要悪に甘んじる方が得策かも?迷っているが、国民投票まで漕ぎ着けたら勿論、賛成票を投じます
とのことですが、難しいのは誰でも承知していると思う。
 だから僕は先稿で
 たとえ一気に全分野第九条を変えることに抵抗があるとしても、少なくとも第九十六条が変えられれば、今と違って非常に柔軟になる。
一昨年だったかに
自民党の出した草案の設計思想ってはまさにそうなってますね。
と書いているのです。

 いまある状況を必要悪と規定して、そしてそれに甘んじたままぬくぬくとやってきたのがこの60年なんですが、それを肯定するなら黙っていればいいのですよ。
しかしこのまま突き進んでいったら芳しくないことになると思う、それは、解釈改憲で戦闘の危険にはじりじり近づいて行っているのに、かんじん要の戦争状態を規定する法制がなにもない。

 そしてこの状態のままに先んじて法制を整備しようと思えば、その法案の多くは間違いなく違憲立法になるのですよ。
いま自民党が主導して進もうとしている道はそういう道なのであり、それは本末転倒なのですよ。

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