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軍国少年の半世紀、そして結局...
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与野党、未明の攻防 公務員法案成立

 くだらなさにおいては与野党どっちもどっちなんだけど、これをたとえば海外ではどう見ているか。
「REUTERS報道に対する麻生外相コメント」で引用したついでにこれもECONOMISTから持って来ちゃいますが、タイトルが既に「The opposition's divine wind」だよ。(爆

 まず今回の異例の会期延長に関してはThe move smacks of desperation.と切って捨てながらHe hopes this would convince voters that he is the tough heir to his reformist predecessor, Junichiro Koizumi, whose charisma Mr Abe sadly lacks.とまで書いてる、情けなさ杉...
でこの会期延長を、安倍総理が主に公務員の天下り防止法案成立に執着した挙げ句と断定した上で、But this summer this is not the issue bothering voters.They care about their pensions. そして挙げ句の果てにはVoters are anyway underwhelmed by his penchant since taking office for pursuing pet right-wing themes-such as changing Japan's pacifist constitution and instilling more patriotic education in schools-over issues of livelihood.だと、かわいそ杉...

 そしてこれは極めつけなんだが、東京インサイドラインの歳川隆雄氏の予想として、But Mr Toshikawa predicts that Mr Abe will remain LDP leader and prime minister only if the party keeps its majority-if it does not, he says, Mr Abe will resign, perhaps with a view to running again in future.とまで書かれ、後継候補として麻生太郎の名前まで出てるんだな。w

 どこかのインチキ婆さんの話では、欧米では安倍総理は高く評価されているって言うんだけど、僕は就任以来外信でそんな評価を読んだことがないんだな。
ここでも書かれているようなright-wingという評価はよく目にするんだけれども、それ以外にはあまり記事になってた記憶がない。

 なんでこんなバカボンが総裁、総理に祭り上げられたかと言えば神輿としてあの頃担ぎやすかったからだろう。
そういう出自だから担ぎ手の抵抗の少ないテーマでしか前に出られず、担ぎ手の利権に関わる政策は玉虫色に、そういう風圧を避けた結果がこの記事にあるようなsuch as changing Japan's pacifist constitution and instilling more patriotic education in schools-over issues of livelihoodといった書かれ方に繋がったんだろうし、もう既に担ぎ手がいないから次期政権の予測まで書かれている、こういうことだろうと思う。

 安倍総理にこの先神風が吹くとすればそれは拉致問題の劇的前進しかないんだろうけど、ここしばらくのアメリカの動きを見る限りそれを期待すべくもないし、寧ろアメリカの微妙な極東政策の転換、これは主にヨーロッパ正面に引き摺られた対ロ関係の変化なんだけど、これを考える場合には、少々悲観的に過ぎるかも知れないけれども、拉致においてアメリカに期待することはもう全くと言っていいほど意味がないような気がする。


その他参照記事
ヒル米国務次官補、北東アジア安全保障協議の場を

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