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軍国少年の半世紀、そして結局...
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 12日の産経新聞・産経抄にこんな行がある。

数学者の芳沢光雄さんは著書『数学でわかる社会のウソ』で、学力低下よりさらに深刻なのは学習意欲の低下だと語る。
その原因は、数学を日常生活に役立たない無用の長物と軽視してきたからだという。


 さらっと読んでしまえばさもありなんと思われる人は多いんだろうけど、これは数学を生業とする人の受け手に対する責任転嫁じゃないの?
実は僕は数学は好きなんだが、中学、高校の算数、数学の授業ってのは面白くないんだよね。
面白くなければ苦痛でしかないから学力も学習意欲も低下する。

 なぜ面白くないかと言うことを高校を卒業してから色々考えるんだけど、教える教師が面白いってことを知らないか、それを伝えるすべを知らないからで、それは受け手のせいではないと思う。
いみじくもこの数学者も言っているように、数学とは日常生活に非常に密接に関わる有用なものではあるんだけれども、少なくとも僕が中高生であった時代の教師はそれすらも伝えられていないだな。

 高校で微分や積分まで果たしてやる必要があったのか?これは今にして僕も思うけれども、数学が面白くて有用であることさえ教わっていれば、自然に微分や積分にまで手が伸びるんじゃないの、制度の問題も含めてこれは供給側の問題だと思うぞ。


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