忍者ブログ
軍国少年の半世紀、そして結局...
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 9月2日だからもう一週間以上前なんだが、サンデープロジェクトで田原総一郎がアホなイチャモンをつけ、それに対して石原伸晃がしどろもどろになるという一幕があったんだが、それで確認のためアメリカ海軍のサイトまで行って調べ、そうして書いたのが今日のサンプロで田原総一郎が鬼の首でもとったように騒いだ件 なんだな。
そして問題の文書ちゅうのがDecatur is 600th for Fuel from Japanese Oilerだ、文責はアメリカ海軍艦艇ディケーター(ミサイル駆逐艦)の広報担当テナント大尉。
そして田原総一郎が問題にしたのは以下の記述で
The JMSDF has provided 40 percent of all fuel to coalition forces engaged in Operation Enduring Freedom (OEF) and 10 percent of all fuel to U.S. naval assets operating in the Arabian Sea. "Japan has supplied 114 million gallons of fuel valued at over $119 million to 150 U.S. ships and 160 ships from 11 other coalition nations since the JMSDF began support in December 2001," said Lt. Cmdr.Cliff Shearer, replenishment officer for Commander, Logistics Forces, U.S. Naval Forces Central Command, also known as CTF 53. CTF 53 provides food, fuel and spare parts to coalition forces operating in the region.
アフガンでテロリスト掃討作戦を支援するはずの自衛隊の「無料洋上ガソリンスタンド」がペルシャ湾で行動するのはテロ特措法の趣旨に反するし、それを国民に秘匿するのは詐欺だちゅうようなイチャモンだったわけですわ。

 そして今朝になって気づいたら、似而非保守やネタ系のブログが同じことを書いてる。
しょせん似而非保守は似而非保守だしネタ系はネタ系なんだが、テロ特措法をよく読んでから書けって。

 それが良い悪いは今回のテーマではないので言及しないが、とにかくその大綱には、活動範囲としてインド洋(ペルシャ湾を含む)と書いてある。
法律とはそういうもんだと思うんだが、こういう輩、つまり今回法律に書いてあることをやっていることなのに問題にするアホな輩だが、こういうアホに限って、ひとたび憲法九条問題になると解釈改憲を無限に支持してるんだな、この矛盾をどうする気だ?

 いつかの「旧宮家復籍キャンペーン事件」じゃないがさ、えらそうに政治ブログとか言うの止めろって、読んでるこっちが恥ずかしくなるわな。

PR
 いまやサーチエンジンから飛んでくる場合の検索ワードのベストテンに入っているのが「Let's Blow! 毒吐き@てっく」関連なんだが、相変わらず2007年08月08日の「またオオニシだ!」で止まったまんまだ。

 ここまでくるとさ、中身はさておき、書き続けている大西哲光に軍配が上がるんぢゃないの?
一体これまで書き連ねてきたご高説はなんだったの?と言いたくなるってもんだが、それでもまだ庇うシンパの熱湯浴諸兄があまりにもイタイタしい罠。
 某ブログが嘆いているようなんだがね。

 いつからったってあんた。
そりゃ明治維新からで、位相は違ってもムーブメントとしては同じだよ。

 そしてご指摘の連中なんてのは尊崇だのなんだのと言ったところでこうも軽々しく皇室を扱うわけだから戦後マスコミのお仲間だよ。
そしてこの連中の中には「旧宮家復籍キャンペーン」を宣伝した奴もかかった奴もいるようだから、しょせんこの程度の物、ひょっとすれば質的には戦後マスコミ以下だちゅうことだろ。
 8月31日付のNew York Timesに『Decades After War Trials, Japan Still Honors a Dissenting Judge』という記事があります。
そしてこの記事を書いたのは、そうです、あの大西哲光です。
しかし今回ばかりは僕はこの大西哲光の記事を大意において支持しますね。(爆

 物が物だけに訳文をつけますが、まずタイトル、『軍事裁判から数十年経ってもいまだに日本はパール判事を崇拝している』意訳が過ぎるかも知れませんが、こういうことです。
内容的にはまともな言論人やブロガーが主張しているような、「パールが否定したのは極東軍事裁判であり、日本の戦争責任ではない。」というパール評であり、当たり前すぎる内容です。
当たり前すぎるから僕は、ひょっとしたら日本の右翼が大西に金でも渡してこれを書かせたんじゃないかと思ってしまう。
だってさ、大西=反日って固定観念に縛られた思考停止者の熱湯浴や似而非保守にとっては、大西の言うことは間違いであり反日であるちゅうことになるんじゃないの?
よって日本人がパールを崇め、ダメ晋三がその子孫に会いに行ったことは正しくも美しいことだっと、こういう理解を得られる。(爆

 さて中身ですが
Casting subtleties aside, postwar politicians invited Judge Pal to Japan several times and showered him with honors.
これは、「戦後日本の政治家は繊細な部分をスルーしてパール判事を日本に何回も招き、彼に多くの栄誉を与えた。」というような訳で良いと思いますが、事実としての、パール判事が日本のやった戦争には批判的であったというかんじんの所はスルーし、ただパール判事が「無罪の評決をした」ということだけをクローズアップそしてそれを日本の正しさの担保にしようとしてきた戦後保守の欺瞞とそれに踊ってきた似而非保守に対する批判、そして今回のダメ晋三の訪印中の行動はこれの焼き直しで、いまや地に落ちてみる陰もない人気の挽回ためにまたしてもパール伝説を政治利用しようとした、そのことに対する批判ですね。

 だから大西は、少々こじつけが過ぎるけれども、こう書いています。
One of his strongest backers was Nobusuke Kishi, a prime minister in the late 1950s who had been a Class A war criminal suspect but was never charged. Kishi is Mr. Abe's grandfather and political role model.
「パールのもっとも強烈な支持者の一人は元A級戦犯の岸信介元首相であり、ダメ晋三の祖父でありダメ晋三は彼を政治家としての手本としている。」
これに対しては当のダメ晋三ですら反論不能でしょう。
"For us, we were extremely grateful for Judge Pal's presence - there was no other foreigner who said so clearly that Japan wasn't the only country that had done wrong," said Hideaki Kase, chairman of the Japan-India Goodwill Association, an organization founded in part because of Judge Pal's legacy. But Mr. Kase, who once served as an adviser to Yasuhiro Nakasone, the former prime minister, said that he disagreed with certain parts of Judge Pal's conclusions, including his acknowledgment of the Nanjing massacre. Describing the massacre as a "complete lie," Mr. Kase said that Judge Pal had fallen victim to "Chinese and Allied propaganda."
これは加勢英明http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A0%E7%80%AC%E8%8B%B1%E6%98%8Eさんの語った言葉を引用しているだけですが、加瀬さんは「日本だけが極東軍事裁判で裁かれようとしている行ったわけではなく列強共通の犯罪だと主張したことを大いに評価しながらも、中国の謀略に乗っかって南京事件を肯定したことは支持できない。」こんなことを言っているそうですが、僕はこれは確認できていないのでなにも書きません。

 大西哲光はパール判事が特異であったわけではなく、多くのインドの独立運動活動家も彼と同様の日本に対する複雑な感情を持っていたように思えると前置きしながら、チャンドラ・ボースを大叔父とするハーバード大の歴史学者スガタ・ボースという人物の発言を引用してます。
In many ways, Judge Pal seemed to share the mixed feelings that many Indian anticolonialists had of Japan. As an Asian nation competing with the Western powers, Japan inspired admiration, but also consternation for its colonization of Asia, said Sugata Bose, a historian of South Asia at Harvard. Mr. Bose said his great-uncle Subhash Chandra Bose, the Indian independence movement leader, criticized Japan's invasion of China but allied himself with Japan against the British. "It is a complex view from South and Southeast Asia," Mr. Bose said. "There is some degree of gratitude for the help that the Japanese provided, to the extent that such help was provided. At the same time, there was also grave suspicion of Japan." Still, Subhash Chandra Bose and the Indian National Army, a popular armed force formed by Indian anticolonialists, accepted assistance from Japan. "Judge Pal, as an Indian, would have known all about this," Mr. Bose said. "And it may have indirectly influenced his views."
 面倒くさいので大意のみとしますが、要するにチャンドラ・ボースが日本の支援を仰いだのは、敵の敵は味方だという論理であるっと、そしてそれは支援には感謝しながらも日本の本音に対する猜疑を捨てきれなかった南アジア、東南アジア人独特の屈折した受け止め方であり、パール判事の言動にはそういう共通の認識や感情が反映していたんだろう、こんな感じですね。

 いつものような歪曲は見られず、大西哲光の書いた記事としてはなんともマトモです。(大爆

そして余談ですが、「Let's Blow! 毒吐き@てっく」はまだ「またオオニシだ!」で更新が止まったままですが、どうしちゃったんでしょ?
かたや大西はこんなに元気いっぱい記事を書いているちゅうのにね。(藁

このまま沈黙してると疑惑は事実になっちゃうぞ。



 朝日の記事は恣意的だということを「朝日が噛みついたブッシュ演説 」で書いたんですが、izaを中心とする熱湯浴諸兄はまんまと朝日の術中にはまってますね、こりゃ産経の古森さんの捏造記事の時と同じなんだが、なんで熱湯浴はソースにまで遡るという努力をしないんだろうか?

 殊更にブッシュを庇う気はないということは前もって言っておきますが、朝日が以下に書いているような、ブッシュだけが日米関係史をこう理解しているというような話ではなく、これはアメリカの戦中世代から戦後世代に亘る世代が共有する歴史観だってことですわ。
 冒頭は9・11テロかと思わせて、実は日本の真珠湾攻撃の話をする、という仕掛けだ。戦前の日本をアルカイダと同列に置き、米国の勝利があって初めて日本が民主化した、という構成をとっている。大正デモクラシーを経て普通選挙が実施されていた史実は完全に無視され、戦前の日本は民主主義ではなかった、という前提。「日本人自身も民主化するとは思っていなかった」とまで語った。
そしてこの歴史観の延長線上に大都市に対する焼夷弾を使った絨毯爆撃があり原爆投下の正当化、強弁がある。
そして彼らはなんでこういうことができるかと言えば、我々はアジア人であり異教徒だからなんであって、これはローマ帝国以後のキリスト教徒に共通する普遍的なメンタリティーであり侵略の口実でしょが?

 朝日の記事は反米感情を煽るのが目的なんだけどさ、これで俄にアメリカ批判を始めた奴とか反米に転じる奴がいるとすりゃそれはアホだぞ。
 一番恣意的なのは「戦前の日本をアルカイダと同列に置き」という記述で、原文はそういう印象ではないんだな、狂信ということにおける共通性をテーマにはしており異教徒蔑視ではあっても同列ではないわな。

 そして日本の議会制はやはり死滅したろう、政友会の犬養毅が岡田内閣倒閣のために軍部と結託して天皇機関説事件をでっち上げた瞬間に。
これは、これまで朝日の主張してきた文脈とはまったく逆のアジテーションでありながら、それに易々とはまって、いままで媚米の旗を振ってた馬鹿が反米を叫んでいる図ちゅうのはアホらしくて見てられないんだが、対日戦と嘘くさい「テロとの戦い」を「狂信」の一括りで一緒くたにするばかりか、ベトナム戦争まで一緒にするからアメリカ国内でもこの演説は嘲笑されているんであって、アメリカはベトナムでは大敗してみっともなく遁走したわけだ。
勝ったのは冷戦に勝ったのであって、ベトナム戦では負けたわけよ。
今のアメリカとベトナムの融和的な関係というのはベトナム戦の結果ではなく冷戦終結の結果でしかないんだが、それを以てイラク戦に充当するからアホだと言われている。

 さらに、ブッシュがどう強弁しようが既にイラクからの撤退のタイムテーブルってのは検討されているもっとも低リスクな撤退方法というものも議論になっている。
なっているからこそ一昨日のアフマニネジャドの「力の空白」発言が出て来ているんだし、今日のヒステリックなイラン外交官拘束事件が起きているわけで、このブッシュ演説に付随して日本として考えなくてはならないのはこんな場違いな神学論争より「テロとの戦い」の本質の確認と自衛隊のイラクからの引き時だと思う。

 いま噂に上がっている話としては、クルディスタン防衛のために若干の陸上兵力と航空戦力を残してほとんどすべてが陸路クエート経由で脱出する、しかも1ヶ月以内に。
 当初から空自の活動は意図的に何も報道されませんが、陸自撤退でかなり行動範囲が広がっており、いまやバグダットまで飛んでるんですわな。
この空自がアメリカ軍の撤退に関与するようなことになるとややこやしい。

 そしてクルディスタンに米軍が残るとなれば兵站は必要なわけで、国連の活動とアメリカの軍事行動の境界の不分明なところでなし崩しに捲き込まれてゆく、アフガンのケースとイラクのケースは違うといえば違うにしても、いま媚米派とそうでない人の間で行われている派兵延長=国益論争なんてのもまったく正鵠を射ない論争なんであり、そんな馬鹿げて正体のない国益論争の挙げ句にクルディスタンにまで捲き込まれることを僕は懸念するわけで、なによりアメリカ自身が、ブッシュがどう強弁しようが既にやる気を失って「マリキ政権の薄氷 」に書いた高級将校を中心とするグループによる収賄や着服、武器や装備の横流し疑惑までが発生しているんだからなにをか況やですね。

 いずれにしろイラクからの撤兵に関して、スキルも情報力もない我が国としては、来年早々の撤退開始が既定の方針と噂されるオーストラリアの動きを注視しているのが一番正しい身の処し方だと思う。

 いずれにしても朝日新聞の扇動に乗せられて、ブッシュに固有なのではなくアメリカ人に共通する歴史観を以てブッシュを批判していても得るものは何もないと思うし、寧ろ、こんな国が唯一無二の頼りになる国である現実を憂慮するほうが建設的だと思うね。

ソースを読んでいない人のために、かなり面倒だけど当該演説の問題部分のみ訳つけておくことにしよう。

参考資料
I want to open today's speech with a story that begins on a sunny morning, when thousands of Americans were murdered in a surprise attack -- and our nation was propelled into a conflict that would take us to every corner of the globe.
私は、何千ものアメリカ人が奇襲攻撃で殺されたある晴れた朝に始まり、そして我々が世界の隅々の紛争に駆り立てられることになった話から今日のスピーチを始めたいと思う。
The enemy who attacked us despises freedom, and harbors resentment at the slights he believes America and Western nations have inflicted on his people.
我々を攻撃した敵は自由を否定し、そして、彼はアメリカや西欧諸国が彼の国民に投げつけていると信ずる蔑視に対する憤怒を心に抱く。
He fights to establish his rule over an entire region.
彼は、すべての領域に彼の支配を打ち立てるべく戦う。
And over time, he turns to a strategy of suicide attacks destined to create so much carnage that the American people will tire of the violence and give up the fight.
そして彼は時と共に、アメリカ国民の厭戦気分を煽るために、おびただしい悲惨な死を創出することを目途とする特攻攻撃に戦略を転じた。
If this story sounds familiar, it is -- except for one thing. The enemy I have just described is not al Qaeda, and the attack is not 9/11, and the empire is not the radical caliphate envisioned by Osama bin Laden.
もしこの話をどこかで耳にしたことがあるとすれば、もう一つある。
いま私が話した敵はアルカイダではないし、攻撃とは9/11のテロでもなく、帝国とはウサマビンラディンがもくろむイスラム原理主義集団でもない。
Instead, what I've described is the war machine of Imperial Japan in the 1940s, its surprise attack on Pearl Harbor, and its attempt to impose its empire throughout East Asia.
私が話したのは寧ろ、1940年代の日本帝国の軍事力であり、その真珠湾への奇襲攻撃であり、東アジアにその支配を拡大しようとする企みである。
Ultimately, the United States prevailed in World War II, and we have fought two more land wars in Asia. And many in this hall were veterans of those campaigns.
最終的に、アメリカ合衆国は第二次世界大戦に勝った、そして、我々はアジアでもう2つの地上戦を行った。
そして、この会場の多くの人々は、それらの軍事行動の復員軍人であった。
Yet even the most optimistic among you probably would not have foreseen that the Japanese would transform themselves into one of America's strongest and most steadfast allies, or that the South Koreans would recover from enemy invasion to raise up one of the world's most powerful economies, or that Asia would pull itself out of poverty and hopelessness as it embraced markets and freedom.
そして、あなた達の中のもっとも楽観的な人ですら日本がアメリカの最強でもっとも信頼できる盟邦になることも、韓国が敵の侵入から回復して世界でも有数の経済大国になることも、アジア社会が市場経済と自由主義を取り入れて貧困と絶望から脱出することも予見出来なかっただろう。
The lesson from Asia's development is that the heart's desire for liberty will not be denied. Once people even get a small taste of liberty, they're not going to rest until they're free.
アジアの発展から得られる教訓は、自由を希求する心を否認することは出来ないということだ。
一旦人々が、たとえささやかであっても自由を手にしたならば、彼らは完全な自由を手にするまで弛むことはないだろう。
Today's dynamic and hopeful Asia -- a region that brings us countless benefits -- would not have been possible without America's presence and perseverance. It would not have been possible without the veterans in this hall today. And I thank you for your service. (Applause.)
今日の躍動的で希望に満ちたアジア、この地域は我々に限りない利益をもたらす地域であるのだが、アメリカの存在と忍耐無くしてはアジアはこうはあり得なかった。
今日この会場にいる退役軍人なしではこうはあり得なかった。
そして、私はあなたにあなたの従軍に対して感謝する。(拍手。)
There are many differences between the wars we fought in the Far East and the war on terror we're fighting today. But one important similarity is at their core they're ideological struggles.
我々が極東で戦った戦争と今日戦っているテロとの戦いには多くの相違点がある。
しかしこれらにはその核心部分において、イデオロギーの闘争であるという重要な一つの相似性がある。
The militarists of Japan and the communists in Korea and Vietnam were driven by a merciless vision for the proper ordering of humanity. They killed Americans because we stood in the way of their attempt to force their ideology on others.
日本の軍国主義者、朝鮮とベトナムの共産主義者はその非人道性ゆえに駆逐された。
彼らは、我々が彼らの思想を他に押し拡げようとする企みの前に立ちはだかったために多くのアメリカ人を殺害した。
Today, the names and places have changed, but the fundamental character of the struggle has not changed. Like our enemies in the past, the terrorists who wage war in Iraq and Afghanistan and other places seek to spread a political vision of their own -- a harsh plan for life that crushes freedom, tolerance, and dissent.
今日、呼び名と場所は変わったが、闘争の基本的な性格は変わっていない。
イラクやアフガンなどで紛争を引き起こしているテロリスト達は過去の我々の敵と同様に、彼ら自身の政治的な構想、自由や寛容や意見の相違を粉砕する非人間的な計画を押し拡げようとしている。
Like our enemies in the past, they kill Americans because we stand in their way of imposing this ideology across a vital region of the world. This enemy is dangerous;this enemy is determined;and this enemy will be defeated. (Applause.)
この思想を世界中で最も重要な地域に遍く強要しようとする彼らの前に我々が立ちはだかるので、過去の我々の敵と同様に彼らはアメリカ人を殺害する。
この敵は危険である、この敵は発見される、そしてこの敵は破られるだろう。(拍手。)
We're still in the early hours of the current ideological struggle, but we do know how the others ended -- and that knowledge helps guide our efforts today. The ideals and interests that led America to help the Japanese turn defeat into democracy are the same that lead us to remain engaged in Afghanistan and Iraq.
我々にはまだこのイデオロギー闘争の暁光は見えてはいないが我々はこのほかの戦いがどのように終焉したかを知っている、そしてその経験知は今日の我々の努力を善導する。
アメリカに、日本の敗北を民主主義に転換することを促進させるよう導いた理念と関心は、アフガンとイラクに我々が関わり続けるよう導く理念と同じものである。
The defense strategy that refused to hand the South Koreans over to a totalitarian neighbor helped raise up a Asian Tiger that is the model for developing countries across the world, including the Middle East. The result of American sacrifice and perseverance in Asia is a freer, more prosperous and stable continent whose people want to live in peace with America, not attack America.
南朝鮮の人々を隣国の全体主義者に譲り渡すことを阻み、彼らがアジアのトラにまで発展することを支援した防衛戦略は、中東を含む世界中の発展途上国に対する場合のひな形である。
アジアにおけるアメリカの犠牲と忍耐の結果は、自由な人々であり、そこに住まう人々がアメリカとの平和の共有を望みアメリカと戦うことを欲しない、より繁栄し安定した豊かな大陸である。
At the outset of World War II there were only two democracies in the Far East -- Australia and New Zealand. Today most of the nations in Asia are free, and its democracies reflect the diversity of the region. Some of these nations have constitutional monarchies, some have parliaments, and some have presidents. Some are Christian, some are Muslim, some are Hindu, and some are Buddhist.
第二次世界大戦の端緒の時には極東の民主国家はオーストラリアとニュージーランドの二カ国しかなかった。
今日、アジアの大部分の国は自由である、そして、その民主政体は地域の多様性を反映する。
幾つかは立憲君主制であり、幾つかは議会制、そして幾つかは大統領制をとる。
ある国はキリスト教国でありある国はイスラム教国、そしてある国はヒンドゥーであったり仏教国であったりする。
In the aftermath of Japan's surrender, many thought it naive to help the Japanese transform themselves into a democracy. Then as now, the critics argued that some people were simply not fit for freedom. Some said Japanese culture was inherently incompatible with democracy.
日本の降伏直後に多くの人は日本がを民主国家に変貌しようとすることを推進するのは愚直だと考えた。そして現在のように、批評家は、多くの日本人は絶対にに自由には適合しないと主張した。ある人は、日本文化は本質的に民主主義とは相容れなかったと語った。
Joseph Grew, a former United States ambassador to Japan who served as Harry Truman's Under Secretary of State, told the President flatly that -- and I quote -- "democracy in Japan would never work." He wasn't alone in that belief. A lot of Americans believed that -- and so did the Japanese -- a lot of Japanese believed the same thing: democracy simply wouldn't work.
かつての駐日大使でありトルーマンの国務次官を務めたグルーがトルーマンに断言した、それを引用しよう。「民主主義は日本では決して機能しない。」そしてこれは彼の独断ではなかった。多くのアメリカ人が、民主主義が絶対に機能しないだろうと信じており、そして多くの日本人ですらが同じ考えであった。
Others critics said that Americans were imposing their ideals on the Japanese. For example, Japan's Vice Prime Minister asserted that allowing Japanese women to vote would "retard the progress of Japanese politics." It's interesting what General MacArthur wrote in his memoirs.
また別の批評家は、アメリカ人は自らの理念を日本人に強要していると批判した。たとえば興味深いことに、マッカーサー回想録に、日本の副首相が、日本女性に参政権を認めることは日本の政治的な進化を遅らせると主張したと記されている。
He wrote, "There was much criticism of my support for the enfranchisement of women. Many Americans, as well as many other so-called experts, expressed the view that Japanese women were too steeped in the tradition of subservience to their husbands to act with any degree of political independence." That's what General MacArthur observed. In the end, Japanese women were given the vote;39 women won parliamentary seats in Japan's first free election. Today, Japan's minister of defense is a woman, and just last month, a record number of women were elected to Japan's Upper House.
マッカーサーは当時の状況を「私が婦人参政権付与を支援することに対してはいわゆる専門家と称する人々だけでなく多くのアメリカ人が、"日本女性には、いかなる政治的独立を伴う選択に関しても夫に追従するという伝統が染みついている。"という見解を表明した。」と書いているしかし結局日本女性は参政権を与えられ、第一回の普通選挙で女性は39議席を獲得した。そして今日日本の防衛大臣は女性であり、ちょうど先月実施された参議院選挙では記録的な数の女性議員が選出された。
Other critics argued that democracy -- (applause.) There are other critics, believe it or not, that argue that democracy could not succeed in Japan because the national religion -- Shinto -- was too fanatical and rooted in the Emperor.
民主主義に関して他の批評家は主張した。(拍手) 信じがたいかも知れないが、国教である神道、これが天皇に由来しあまりにも狂信的であるために、日本では民主主義は成功しないと主張する別の批評家もいた。
Senator Richard Russell denounced the Japanese faith, and said that if we did not put the Emperor on trial, "any steps we may take to create democracy are doomed to failure." The State Department's man in Tokyo put it bluntly: "The Emperor system must disappear if Japan is ever really to be democratic."
リチャード・ラッセル上院議員は日本人の信仰を非難しながら"もし我々が天皇を裁判に掛けないのなら、我々が企図する民主化のためのあらゆる処置が必然的に失敗することになる。"と語った。駐東京の国務省職員はそれをより率直に"日本がより確実に民主国家であろうとするなら天皇制は廃されるべきだ。"と表明した。
Those who said Shinto was incompatible with democracy were mistaken, and fortunately, Americans and Japanese leaders recognized it at the time, because instead of suppressing the Shinto faith, American authorities worked with the Japanese to institute religious freedom for all faiths. Instead of abolishing the imperial throne, Americans and Japanese worked together to find a place for the Emperor in the democratic political system.
これらの、神道と民主主義が相容れないと主張した人達は誤っていた。 しかし幸いなことにその時の日米の指導者はそれが誤りであることを認識しており、日本人と作業をしていたアメリカの当局者は神道信仰を禁止するのではなく信教の自由を認めた。
これらアメリカと日本の当局者は共同して、天皇制を廃止する替わりに民主主義的政治制度の中に天皇の位置を見いだすことにつとめた。
And the result of all these steps was that every Japanese citizen gained freedom of religion, and the Emperor remained on his throne and Japanese democracy grew stronger because it embraced a cherished part of Japanese culture. And today, in defiance of the critics and the doubters and the skeptics, Japan retains its religions and cultural traditions, and stands as one of the world's great free societies.(Applause.) You know, the experts sometimes get it wrong.
そしてこの措置の結果あらゆる日本国民は信仰の自由を手にし、天皇は玉座に残ることとなり、その処置が日本の文化の枢要な部分を包含することとなったことによって日本の民主政治はより強固になった。そして今日、批判的な人達や懐疑的な人達の主張に反して、日本はその宗教的伝統的や文化的伝統を保持したまま、世界でも有数の自由社会を打ち立てている。(拍手) わかりますか?専門家は時として判断を誤るのです。
The alliance between our two nations is the lynchpin for freedom and stability throughout the Pacific. And I want you to listen carefully to this final point: Japan has transformed from America's enemy in the ideological struggle of the 20th century to one of America's strongest allies in the ideological struggle of the 21st century. (Applause.)
我々二カ国の同盟は太平洋全体における自由と安定の要である。
そして私はあなた達に、二十世紀におけるイデオロギー闘争のアメリカの敵であった日本が、二十一世紀におけるアメリカのイデオロギー闘争のもっとも強力な同盟国の一つに変容したというこの決定的な意味を注意深く聞いて貰いたい。(拍手)
以下略

ブッシュ大統領カンザスシティー演説(2007年8月22日)

定点観察記:「旧宮家復籍キャンペーン」 にも
 言ってることが蝉のションベンみて~で既にやなんだが、たかがこんなせこい話に大げさなことで。
 片一方では面倒臭ぇと書いておきながら丸暴専門の弁護士? げらげらげら。
面倒くさい奴がなんで弁護士だ? しかも丸暴専門?
多寡の知れた目腐れ金なんだろうからてめぇで追い込みかけてとってきた方が安く上がるぞ。
恥を知らん奴はこういう事書くことに違和感を感じないんだろうが、熱湯浴なんてのはしょせんそういう程度の奴等なんだろうよ、あほらし。
まあいい加減にいじいじ書いて恥の上塗りするのは止めろや。
と書いたんだがね、関連するブログを色々読み進んでみると引っかかった連中ってのも羞恥心がなさげな奴が多いんだよな。

 もう一回だけ書こう。

いい加減にいじいじ書いて恥の上塗りするのは止めろや。
要するにだな、引っかからなかった人間から見りゃこんな事件は


「役者が揃った」

こんだけのどっちもどっちって話なんだよ。

 もっとも、いじいじしない範囲において追求は大いにおやりになるべきだとは思うが、「引かれ者の小唄に似たいじいじ」「よく吠える弱い犬に似た遠吠え」は読んでてやった奴に感じると同様の胸くその悪さだ。

 ここ読め。

 なんでこういう政治日程・外交日程を組んだかと言えば、そら元々外交日程があるにはあったんだが、少しでも外交で得点を上げてから組閣を含めた政治日程を消化したい、そういう邪な思いってのはあったんだろう。
なにしろ産経新聞やインチキ保守に言わせると、何が根拠かは知らんけど安倍というのは「外交を得意とする」んだそうだから。(爆

 まあしかし目玉のインド外交は惨憺たるとまでは言わないが、撃った弾はすべて外れて援助だけは毟られた、こんな結果だ。

 安倍晋三は風が読めないとよく言われるんだが、鈍感というよりは寧ろバカなんだろうとまた思ったのは、アメリカの画策する対中包囲網をそのまま借り受けてインドにアプローチしたってインドが乗るわけないってことすらが、そこいらの熱湯浴や産経新聞に代表される似而非保守並みにわからんようだからなんだが、インドは核保有国であり中国を最大の貿易相手国とするわけで、国連の常任理事国であり核クラブの会長であるアメリカが同じことを言うのであればまだメリットの相互供与をする気にはなろうけど日本にはそういうカードはないんだな。
とにかく我らが総理大臣は手ぶらでご帰国だ。(藁

 さて、こうなると、27日に呼び込みがあるんでしょうが、いまや関心は「どんな顔ぶれの内閣になるのか?」ということではなく「何人が閣僚就任要請を辞退するか?」こんなところに向いちゃうような気がします。(大爆

関連過去記事
晋ちゃんのダメダメ加速して核分裂寸前:パール判事の息子やボースの子孫と会ってどうする?
 今日も「Let's Blow! 毒吐き@てっく」は更新がない。
で替わりにというんでもないが、アホな例を二つ。
てっく氏の件
 旧宮家復籍キャンペーンフラッシュ作成の件です。
 これが全く進んでいないこと、また、そのことについて本人から何の説明(進捗状況や収支の報告など)もないこと、これは客観的な事実です。
 この点だけで、十分「不信の理由」になるでしょう。
 本人には「ちゃんとしなさい」旨、何度もメールをしましたが、納得のいく答は返ってきませんでした。
 旧宮家復籍キャンペーンフラッシュ作成に関しては、過去に拙ブログでも賛同の意を示し、「皆様もカンパにご協力下さい」というふうに告知も何度もしてきました。
 ですから、私にも責任があります。
 拙ブログでキャンペーンの存在を知り、カンパをされたという方もいらっしゃると思います。  そういう方々には申し訳ない思いでいっぱいです。
 私が謝ったから何がどうなるわけでもないのですが、とにかく今は頭を下げる他、術がありません。
 これ保守系で結構有名なブログ、生真面目なんだろうがバカ曝してます。(爆

 似たようなところでは某所のコメント欄
あああ、面倒臭い。
例の○暴専門の弁護士の所も、数年ぶりに行かなくちゃならんかなあorz
という書き込みなんだが、こりゃ書いた奴も批判対象と似たような人格なんじゃね?(藁

 言ってることが蝉のションベンみて~で既にやなんだが、たかがこんなせこい話に大げさなことで。
 片一方では面倒臭ぇと書いておきながら丸暴専門の弁護士? げらげらげら。
面倒くさい奴がなんで弁護士だ? しかも丸暴専門?
多寡の知れた目腐れ金なんだろうからてめぇで追い込みかけてとってきた方が安く上がるぞ。
恥を知らん奴はこういう事書くことに違和感を感じないんだろうが、熱湯浴なんてのはしょせんそういう程度の奴等なんだろうよ、あほらし。
まあいい加減にいじいじ書いて恥の上塗りするのは止めろや。

 そして逆に、すべてを射貫いていると思われるのがここだろ?
【寸借詐欺】被害者がいっぱい【てくてく】
この人、本を出す、本を出すと騒いでいたわけだ。へぇ、凄いねぇ、と生暖かく見守っていたんだが、出ない。出ないには理由があって、
後になって判ったんだが、某編プロが絡んでいたわけだ。この人のブログを見て面白いので本を書かせてみよう、と考えた人がいて、連絡を取った。で、実際に書き始めていたんだけどね。コレがなかなかまとまらない。この人のブログを見ると判るんだが、ほとんどが引用なのだ。やたら引用しまくって、それにヨイショのコメントを追加するというスタイル。おいらも他人の事は言えないが(笑)それでは単行本にはならない。大学の卒論レベルだな。で、何度も書き直しさせていたんだが、とうとうまとまらないまま空中分解、と、まぁ、ありがちな話ではある。おいらも編集とか物書きやっていたから。単行本書くというのは力業(ちからわざ)なんだよ。体力と気力がないと完成させられない。この経緯は関係者から直接聞いたので間違いないわけなんだが、ブログ貧乏という言葉もあるように、ブロガーというのは職業でも何でもない、コミケの同人誌で食えるヤツはいても、ブログで食えるヤツなんかいるわけないから。
つうかね、フラッシュなんてのは、一週間もあれば、そこそこのもんが出来るわけだよ。とかいっておいらも放置したまま完成してないフラッシュ何本かあるんだが、別に誰からカネを貰っているわけでもないので構わない。ましてサイト管理費として集めたんだったら、「管理人の生活費に消えました」で一向に構わないんだけどね。実際には、サイト運営なんざ、カネは要らない。おいらの、このサイトだって、ドメイン込みで年間数千円だ。
 こりゃまったく同感、前に書いたように、この程度の話は身銭で出来ない話じゃないちゅうことさ。
そしてコメント欄にはこんな心温まる書き込みもあったりして...
ネット右翼の方々の純真無垢な部分て上手く利用されやすいんでしょうね。なんだか、小泉の靖国参拝に喜んでた人たちと被るなあ。
「心の綺麗な人リスト」が業界御用達の名簿屋に並んでたらマズイかな、なんて想像力も膨らむけど、皆さん2次被害には用心して下さいね。
himitsu | 2007/08/21 4:14 PM
熱湯浴の皆さん!

引き続きバカを曝し続けてください!




 佐藤さんの公式サイトには「テレビ出演予定」ちゅうページがあって、今日気づいたらそこにはコメント欄があるんだな。
そしてそこには8月10日以降例のTBSでの発言に関するコメントが寄せられているんだが、これ読んで一番がっかりしているのは誰あろう佐藤さんご本人ではないかと思う。
それも擁護派の論調にがっかりされているんだろうが、佐藤さんはこんな矮小な議論を望んだ筈ないと思う。

 ここのコメント欄に関していえば左翼が正しい、左翼の勝ち。
石破がどう考えてるとかイラク特措法に適法であるなんて話は佐藤さんはやってないだろうがよ、似而非右翼とか軍ヲタちゅうのは馬鹿ぢゃねぇのか?
これではまるで贔屓の引き倒し。
 ここんところサーチエンジン経由でとんでくるアクセスは「旧宮家復籍キャンペーン」ってキーワードである場合が圧倒的に多い。
それほどの世の中に知れ渡ったということなんだろうがさ、僕にとって不思議なのは、たかだかフラッシュ造るのになんで浄財を求めたかってことね。

 そりゃたしかに自作ではたいしてみばの良いものはできないだろうけど、プロに頼んだってそんな大して金かからんぞ。
そしてネット内に長く生息してればフラッシュ書きやソース書きの一人や二人知り合いはいるだろう?

 そういう風に考えれば、少なくともフラッシュ作るくらいでは多寡の知れた金額であり、綺麗事を言うのであれば身銭を切る、それが「美しい日本」の心なわけだ。

 でありながら金振り込んだ人がいるとすれば、そりゃ振り込んだ奴もじゅうぶんアホだろ?
これが僕が最初から書いている理屈ね。
そしてその思いはいまも変わらない。

 ただもう一つの問題として、自ら「皇室オタク」を僭称していたような人物が、ネット内でこれだけの騒ぎになっていながら、なんの釈明もしない、これは問題だろ?

 僕はこれが詐欺事件であるかどうかは知らないしその真相には興味もない。
それは何故かと言えば、これまで書いてきたように、仮にこれが詐欺だとしても、騙された奴の肩を持つ気がしない、なんとなればそんなアホは肩を持ってやるほどの価値がないと思っているからなんだが、そうであるとしても、皇室を語ってこういう騒ぎを起こしている、これは不敬だし、なにより皇室に関わる事柄を喧伝する人々の悪いイメージを無用に世間に流布する事になると思うからなんだな。

 ちなみに事故現場は相変わらず2007年8月 8日の「またオオニシだ!」で更新が止まってるんだが、「てっく」たらちゅうにいちゃん!!
ここいらで公式な釈明なり経緯の説明しなきゃ不作為で大西哲光の反日ネガティブキャンペーンと変わらんぞ。
 先稿
今朝防衛省に向かう途中FMを聞きながら走っていたら
と書いておきながらAmazing Graceの話で終わっちゃったんだけど、なにしに行ったかというと、合格同期と昼飯を食うために行ったわけよ。

 この男とは高校が同窓で同期、こいつの父親も陸士OBで、僕の養父の二期後輩、実父の四期後輩という関係、取りわけ実父とは近衛師団でまで一緒だったというような縁があったりして家族ぐるみの交流があり、僕らも小学校くらいから積極的に交流した。

 お互い防衛大に進んで国のために死のうと誓い合った間柄だったんだが、合格した途端に僕は日和って他大に進学、そして彼は初心を貫いて自衛官となったわけだが、こんな僕といまだに付き合いを続けてくれている奇特な人物だ。(爆

 なんでこんな時期にといえばそこにはたいした理由はなく、たまたま昨晩娘からいつもの「あっそぼ!!」コールが来たからだ。
まあどっかで飯でも食わせときゃ良いくらいに最初は思ったんだけど、暫くすると、僕がいなくなるまでの間に出来る限り僕の人脈の家でも彼女の目標実現に力を貸してくれそうな人を引き継いでおいてやりたいような気になって、こういう事になった。

 この男は良い奴で、僕の最初の結婚式似も出てくれているし、娘の母親とも娘が出来るまでは親しくしていたので、こういう事を頼むのにあまり遠慮は要らないんだが、少々ずれたところがあって、娘を見るやいきなり
「パパに似て真っ黒けだね!!」だと。

 これにはさすがに娘はムッとした。
そりゃな、確かに黒いわ、地黒ぢゃねぇぞ、日焼けだ。
そりゃな、確かに化粧はまったくしてねぇぞ。
しかしなぁ、人のかわいい娘に向かってそりゃねぇだろ?
いくらうちの娘が良い子でもこれぢゃむっとする罠。

 でこの鈍感野郎もさすがに娘の顔つきの変化に気づいたのか
「まあさ、でもママに似て綺麗だよね!!」
おおよ、たしかにママは綺麗だ。
しかしな「まあ」?「でも」?
これってやっぱアウトっしょ?

 まあそんな感じで少々気まずく始まっちゃったんだが、この野郎といりゃこんな話は枚挙にいとまがない。
なにしろこの野郎ときたひには昔っから女性に対する気遣いってのが一切出来ないところがあって、見合いをしても断られる、恋愛してもぶち壊れるで僕より数年結婚は遅かった。

 まぁそれでも若い頃の色々の話をしている内にだんだんうち解けてきて、娘も会話に参加できるような空気になったんで一安心したんだが、この野郎、よしゃ良いのになんで娘が出来たかとか、その時には娘の母親と僕の間にどういう葛藤があったかなんて、僕が怖くて出来ないような話をけらけら笑いながらしゃべっちまいやがった。
冷や汗三斗、この言葉の意味を初めて実感できたぞ。

 まあそれでも娘は黙り込むわけでもなく、顔色変えるわけでもなく、和やかに食事は進み、娘がどういう目標を持って大学に行っているのか、大学院進学を考えているのかなんてな話まですらすら終わっちゃった。

 こうやって見てると僕の娘は、少なくとも僕よりゃ人格者だな。

 で余談って訳でもないんだけど、れいの佐藤さんの一件を持ち出してみた。

 彼は、そういう報道が一部にあったということは知っているが、詳細に亘ってそうであったのかということは分からないとした上で、「お前があのまま自衛官になっていま将校だったらどうする?」っときた。

 まあ当然のことながら「彼と同じことを考えてイラクに行ったろう。」っと答えると、彼は笑いながら「だろ?」「一般の隊士や下士官はさておき、将校は口に出す出さないは別として皆同じこと考えてるんだろうな。」と一瞬真面目な顔をしたと思ったら娘に向かって「君のパパはな、イラク派兵が決まった時に、こうなるんだったら自衛官になっても良かったかも知れん、と言ったんだよ。」「けどさ、こんな激情型の奴があんなところに行ったらたちどころに戦争勃発だぞ。」っと、これは笑いをとるつもりだったんだろうし、娘は爆笑してはいたんだが、内心の僕は笑えなかった。

 リアリティーありすぎだ。
 防大行った奴より寧ろ四大出てから幹候行った奴にそういう奴多いんだわ。


 あるブログで「寸借詐欺@てっくにっく」ちゅうブログの存在を知ったのでのぞいてみたが...
関係者には失礼なことは百も承知で...



爆笑した。


別のブログの8月15日のエントリーサギに遭いました(追加)には
そういう疑惑が持ち上がっても、何の説明もない上に、平然と政治ブログを続けている。さすがにこれには腹が立ちました。
とあるので事故現場をのぞいてきたが、さすがに8月8日で更新が止まってるぞ。(藁
そしてここの「日本の根太」というエントリーの
どうもうちのスパムよけのプラグインは調子が悪いコメントもトラックバックも、本来受けねばならぬものまで弾いてしまうそして、ログにすら跡形も残らないなにか妙手はないものか
という記述に哀れをもよおしたのは僕だけだろうか...

関連エントリー
旧宮家復籍キャンペーンフラッシュについて
旧宮家復籍キャンペーンフラッシュについて
旧宮家復籍キャンペーン、まだまだ募集中です
中国山東省の炭鉱で浸水、作業員ら170人不明
 当局によると、同市内を流れる河川が大雨で増水しはんらん、大量の水が坑内に流れ込んだ。その後も雨は降りやまず、坑内は完全に浸水したという。当局は新たな事故の発生を防止するため、周辺の炭鉱に作業を停止し坑内作業員を退避させるよう求めた。
 果たしてこうなるんだろうと思ったらやはりそうだ。
果たしてとはどういう事かと言えば、10日だったかに発生したユタ州の炭鉱の落盤事故はスルーしてこれは書くんだろうと思っていたということだが、さすがに媚米嫌中の産経新聞。(爆

 この山東省の炭鉱事故も馬鹿馬鹿しいと言えば馬鹿馬鹿しい。
200ミリ程度の雨が降った、これは集中豪雨ではあるんだが、それで近くの小さな川が氾濫して坑道に流れ込んだ。
事実関係はこういう事なんだが、排水設備があっても貧弱、実際に機能しなかった、それも問題ではあるが、生産優先でこういうことが起きるということは全く考慮されていなかった、これが根本的な問題だと思う。

 犠牲者の数が一桁違うと言えばそれはそうだが、しかしユタの落盤も同じ程度に馬鹿げているし、何より、今や中国に対するネガティブキャンペーンの先頭を走っている米国でこういう事故が起きたってことが問題だと思う。

 ユタの落盤は、いい加減掘りまくった炭田を更に掘り進んだ、岩盤が抉りまくられて弱くなっているところにろくな養生をせずに掘り進んだ結果、これは石油エネルギーの価格上昇によ引っ張られて再開発メリットが出てきた結果の増産だと思うんだけど、効率的生産が優先されて坑道の養生がなかったことに加え、一酸化炭素対策もまったくされていなかったということが犠牲者を増やすことに繋がったと思われる。

 これでアメ公が中国馬鹿に出来るのか?
そして、産経も書くなら両方書くのが筋じゃないのか?
根っこの問題は同じであり、より先進国で同じ事故が起きたって事の方が問題だと思うんだが?
それとも産経には中国語が読める奴はいても英語の読める奴がいないのか?


安倍首相、パール判事の長男と面会へ
 安倍晋三首相がインド訪問中、極東国際軍事裁判(東京裁判)で判事を務めた故パール判事の長男と会うことが13日固まった。パール判事は、戦勝国が敗戦国指導者を裁くことに疑問を提起、判事の中で唯一被告人全員の無罪を主張した。靖国神社には顕彰碑が建立されている。首相はインド独立運動の指導者、故チャンドラ・ボース氏の子孫とも会談する。

 こういうところはきっちり小泉直伝の「やったふり手法」を継承して熱湯浴や似而非保守のご機嫌を取り結ぶつもりなんだろうが、こんなものは、いくらizaあたりの熱湯浴やインチキ保守がアホでもさすがに騙されないんじゃない?

 どうも誤解があるようなんだけど、パールが否認したのは極東軍事裁判なんであって、戦勝国の掲げる罪状としての日本が侵略的であったとか非人道的であったということはなんら否定していないんだよ。

 そこわかってんのかよ?
まあダメ晋は頭悪いからそこの違いはわかっちゃいないんだろうが、パールの主張は、ダメ晋が奈落に落ちる前に威勢よく語っていたヤルタ・ポツダム史観の見直しとは相反するわけよ。

 それでもこれでダメ晋に喝采を送る奴がいるとすれば、そういう奴には選挙権はいらんと思うぞ。
いらんというより選挙権持ってることは害毒だろう。

 これがいちゃうからizaとかここは面白いんだがw
 izaブログあたりに屯ってる似而非保守や熱湯浴は、今の自民党を情けないの不甲斐ないの、民主党は汚ぇのと恨みがましいこと言うんだな。
で安倍しんちゃんが可哀想だと。

 けどさ、小泉支持したんだろ君たちゃ?
ほいでもって小泉が総裁戦時に掲げた看板憶えてる?
1.自民党をぶっ壊す。
2.靖国参拝。
ですぜ。

 そんでもって君たちゃ安倍しんちゃんを小泉の後継者と錯誤して歓迎したわけだろ?
その錯誤の自覚があるか無いかはまあこの際いいわ。

 けどな、自民党ぶっ壊したのは小泉なんだよ。
集票装置というか伝統的な票田ほとんどぶっ壊しちゃった。
そこが草刈り場となった結果として一人区は全敗に近い敗北だ。

 それに対して有権者をアホだたわけだってのは少々ちがやせんか?
 民主党を逆恨みするのもちがやせんか?


 色々と揉めているようなんですが基本的に僕は、皇室に関連することをあまり書きたくない人なので笑って眺めてますで、終ちゃっちゃ当事者、就中源氏の方に失礼だし、源氏の方の本意は、この事件が広く衆知となることだろうと思われるんで、その情宣活動には協力させていただきますが、重みをなるべくつけないように配慮して源氏と平家だけ明らかにしておきます。

源氏:もののふのこころ
平家:Let's Blow! 毒吐き@てっく

 ひょっとすればどっちが源氏か、どっちが平家かというところで既に十分な重み付けになっているのかも知れませんが、そこは、皆様の読後のご判断をっということで...w

 ただ思うのは、皇室典範改正論議の時から同じことで、皇室のことは皇室がお決めになればいい、こういうことですね。
 戦後の皇室典範に異を唱える人には明治の皇室典範回帰を主張する人が多いんですが、考えようによっては明治の皇室典範からして既に、立憲君主制に枠の中に皇室を押し込めるという策動があったとも言えるわけで、少なくとも戦後の憲法下では、あるいは合憲の範囲で改憲が行われるとしても、当時伊藤博文や井上毅が当時懸念したと思われるような事態、つまりは天皇の恣意的介入ですが、そんなものはあり得べくもないわけで、譲位も含めて明治維新の前に戻したって良いと思っている。

 そういう意味で、以前にあったような典範改正論議のありようもこのキャンペーンも関心がない、そういうことですね。
ただ、時々出てくるこの手の話、やる側が不敬であることは言うまでもないんだけど、引っかかる人は粗忽だと思いますよ。

 改めてあちこちさまよって関連のコメントやTB読んでみたんだけど、蘊蓄傾けている人に限っておかしなこと言ってるんだ罠。
その手の連中には明治の皇室典範が絶対的な基準になってるようなんだけど、それって現皇室典範同様に謀略に充ちて無根拠だろ?
一体どういう感覚してるのか...

関連過去記事
寸借詐欺だとよ馬鹿ぢゃね?

関連する他ブログ記事
「旧宮家復籍キャンペーン」疑惑

海中には沖に向かって流れる見えない「川」がある。離岸流と呼ばれる強い海流で、脱出方法を誤ると、大人がおぼれる危険性も。海水浴シーズンを迎え、海上保安庁はホームページなどで注意を呼び掛けている。
 離岸流は強風で打ち寄せられた海水が、海岸にぶつかることで、沖への対流となって発生する。幅は10~30メートルほどだが毎秒2メートルと速いものもあり、「オリンピックの水泳選手でも流れに逆らうのは難しい」(海保)。
 海保は海難事故の防止に向け、ホームページで離岸流に入った場合の脱出方法を説明。いったん海岸と平行に泳ぎ、流れから外れた後に、岸へ向かって泳ぎ出すのが有効という。

 この記事読んだ人は強風が吹いてなければ安全だと思っちゃうぞ。>産経
 離岸流ってのは岸に向く海流がある限りいつでもどこにでもあるんだよ。
いくら岸や浜に向かって泳いでも近づけない、あるいは離れていく。
そんな時がこの「離岸流」に乗っちゃってる時なんだな。

 後は間違いはないんだけど、一番良いのは離岸流が放散するところまでは黙って流されて体力を消耗しない様にし、流される勢いが弱くなった段階で横に泳いで逆流を見つけそれに乗る、こういうことですよ。

 読んだこちらが顔が赤くなる、相変わらず劣悪なセンスの産経の記事タイトルですが、本当に小池百合子がこんな恥さらしなジョーク(ジョークになってないんだけど)を飛ばしたのか?心配になって防衛省のサイトを確認してきました。

 そして以下が防衛省発表の小池百合子会見要旨であり、その中には問題の
「私たちは2人とも国家安全保障の仕事に携わっており、2人ともスカートをはいている」と長官との共通性を強調。そのうえで、「私を日本のライス長官(Japanese Rice)と呼ぶ人がいるが、ジャパニーズ・ライスといえば、スシ。私のことを『マダム・スシ』と呼んでください」と英語でジョークを飛ばした。

という部分に言及する内容はありませんでした。

 まあいずれにしてもいくら国際派を気取ってみせられたところで
ボーイズサークルが世の中にたくさんありますが、レイディーのサークルとすれば、あちらこちらでご一緒していることもありまして、堅い絆で結ばれているということです。

などと言われては些かしらけるんですが、ライスの側では自分が女性であるということには特段の感傷はないと思われ、これはやはり日本国内向けでしょう。
そしてアメリカ国内では、さらっとさらった限り国務省サイトにすら写真しかないし、メディアにはほとんど報道はありません。

 かつて日本では中国の王朝に貢ぎ物をして「王」の称号を授けられ、それを自らの統治の根拠とした統治者がいたわけですが、それが冊封ですね。
で今、自らの発言力強化の背景として中国共産党の支持を求める、そのために血税からODAを送り、擦り寄ってゆく、そんな人達が似而非保守や熱湯浴から「媚中家」として非難され卑しめられるんですが、なぜかアメリカに対して同じことをする小泉や安倍、小池を批判する人は少ない。

 けどさ、アメリカでエルビスの真似っこのタコ踊りをやった小泉にしても今回の小池にしても、相手が違うだけ。
安倍に至っては中国とアメリカの両方に卑屈な擂り寄りをやったわけだから論外よ。

小池大臣会見概要
平成19年8月9日 (9時57分~10時3分)

1 発表事項
 ライス長官とは、先だって私が防衛大臣就任後、間もなくお電話を頂戴いたしましたので、その事についてお礼を申し上げました。姉妹の関係、ガールスカウトネットワークなどと申し上げておりますけれども、非常に今日の対話もスムーズに交わすことができました。その中で日米関係について、同盟国としての協力関係を続けていくということについては、お互い意識を共有したところです。それから、日米豪印それぞれ「2+2」であったり、それから日米豪の各種の訓練であったり、またインドを含めた形での訓練など、それぞれの形で進めていくということについては、必要であるということ。それから北朝鮮ですけれども、これから韓国のノ・ムヒョン大統領が北朝鮮の方にいらっしゃるということを聞いておりますけれども、これについても注視していこうということであります。
 「今回の南北の会談の流れが6ヶ国協議へも、いい方向で影響を与えることを期待する、と同時に6ヶ国協議において拉致問題についても触れていかれることを期待する。」とのご発言がありました。それから最近の中国の軍事力の拡大などに鑑みて、これからわが国の防衛、そして東アジア情勢という観点からも、日本にとってF-Xを含む、量よりも質という観点からの配備が必要であると私の方から申し述べました。また情報の管理・保全ということでも、お互いで進めていくということについて私の方からも申し上げ、またそれについての賛同を得たところであります。それからテロ特措法でありますけれども、日本の対応、日本の支援というのは非常に重要であるということをライス長官の方からおっしゃっておられました。またアフガニスタンの件と、イラクとでは状況が違う、むしろアフガニスタンは国土の半分も電気がいっていないというような状況で、厳しい状況にある、一方で、イラクについても厳しいけれども、非常に水に恵まれ、石油に恵まれ、そして人材にも恵まれていると、二つの違う事象でありますけれども、それぞれお互いが協力をし合って、この地域の安定をいち早く取り戻せるようにしていきましょう、ということでも一致をいたしました。いくつかの項目の話合いをさせていただいたわけですが、これで私自身ライス長官とお目にかかるのも何度目になるのでしょうか、4度目ぐらいになるかと思います。今度は一緒にゴルフに行きましょうということで、最後は楽しく会話を終わらせていただきました。以上です。

2 質疑応答
Q: テロ特措法について、ライス長官は今の現状について何か話されましたか。
A: これまで日本が示してきた、また活動してきたOEFにおける活動についての謝辞やその活動に対しての大変大きな評価をしておられました。

Q: 今後も活動は必要だと。
A: 当然そういうことだと感じております。

Q: F-22についてですが、ライス長官は何かお話になられましたか。
A: 特にF-Xについては述べられませんでしたが、私の方から申しあげておきました。

Q: 姉妹の関係について、具体的にどのような関係ですか。
A: ボーイズサークルが世の中にたくさんありますが、レイディーのサークルとすれば、あちらこちらでご一緒していることもありまして、堅い絆で結ばれているということです。

Q: 拉致問題について、今の会談でテロ支援国家の解除についての言及は。
A: そこの問題についての言及はありませんでした。むしろ、拉致問題についての解決については早くと、ライス長官から言及がありました。

Q: アフガンとイラクの情勢比較ということですが、これはどちらから言い出されたのでしょうか。
A: ライス長官です。

Q: ライス長官から言及があって、それに対して大臣も同意されたということでしょうか。
A: そうです。


ん!?
結局...ただの聞き上手ちゅうより、

イエス・ウーマンぢゃん
(大爆
 2007年06月26日(火曜日) 00時46分が最後で以後更新がない。
滅多にのぞきになんか行かないかし、こんな退屈なブログはどうでも良いんだが、http://www.abe-akie.jp/のドメインは個人で維持しているのか、はたまた官邸費から出しているのか?

 官邸費だったらこれこそ無駄だ罠。
 あんたは基本的に復古主義のようなんだが、では、金のかかる政治で良いということか?
 国政選挙で選ばれた代議士が地方のどぶの泥にかまける姿をよしとするのか?
 猟官と政官癒着をよしとするのか?

そしてここに掲げられる全てのことは、これまで産経新聞が批判がましく書いてきている内容と矛盾するんだがそこどうよ?

 特に政官癒着や官主導をあたかも戦後、とりわけ田中角栄の時代に収斂させたいようだが、そんなものは原敬の政友会に遡るんだよ、馬鹿ぢゃね?

 そして安倍総理ね。
今回は似而非保守やizaの熱湯浴を除ければ右からも左からも早期退陣を求める声が沸き上がっているという希有な現象があるんだな。
 そして批判の論旨は色々あるんだが、所謂総理の適格の問題に関しては誰も有効な反論に成功していないし、この産経抄もそうだ。
罵倒(ばとう)されるのは自民党総裁ではあるが、日本の首相でもある。批判は結構だが、節度がほしい。首相の座が軽くなったといえるが、ここまでけなすと首脳の外交力は格段に落ちる。おそらく、半島や大陸の指導者はほくそ笑んでいるだろう。民主主義国が全体主義国に勝てなくなっては困る。

首相の座が軽くなったのではなくこれまでになく軽いのが首相になってしまった、こんだけのことだと思うし、どうやったって庇いようがないもんだから安倍マンセーは共通して外交力を言うんだが、なにか成功しましたっけ?

 温家宝訪日?
馬鹿を言っちゃいけませんてば、あんなものは中国に膝を屈したというだけのことでしょうが。

 強固な日米関係?
馬鹿を言っちゃいけませんてば、じゃなんでアメリカは6カ国協議で日本を置き去りにするタイミングを狙ってるんだ?
しかも、謝罪要求決議も含めてこれだけ言われっぱなしで言いなりになり、憲法まで歪めて海外派兵をやった結果だぞ?
これを強固な日米関係というのがあんた達なんだがさ、こりゃ男妾のようなもんだろ?

 男妾が妥当性を欠くというなら、悪い男に吸い付かれて体を売らされ金を毟り取られる可哀想で頭の弱い女、これなら解りやすく妥当だろう?

 同じく今朝の産経新聞「主張」にこんなくだりがある。
 盧武鉉大統領は南北首脳会談では金正日総書記を説得してほしい。核兵器の放棄や軍事優先政策の手直し、民生優先経済への転換、開放・改革政策の選択、同じ民族として同胞の自由や権利の拡大、そして外国人拉致など過去の対外的不祥事に対する誠意ある対応など、問題は十分すぎるほどある。
 討論が大好きで民主化闘士だった盧武鉉大統領にとっては絶好の機会である。国際世論の期待を担って、ぜひ金正日総書記を動かしてほしい。

 内容は昨日一斉に報じられた南北首脳会談に関するものなんだけど、金大中訪朝時の産経の懐疑的な姿勢から一転して期待感を表明できる根拠ってなに?

 あのときは金大中が金正日に莫大な面会料を払って首脳会談にこぎ着けたことまで日に暴露されたんだが、残った成果は「反在韓米軍の共有」だけだろ?
客観情勢も南北朝鮮の主観的要因もあの時と変わってないと言うよりもあの時より悪いと思うんだけど。

参照記事
【産経抄】8月9日
【主張】南北首脳会談 対北説得に期待をしよう

 ヘラルド・トリビューンの7月22日の記事に「Bomb by bomb, Japan sheds military restraints」ちゅうのがあって、その中にこんな記述があります。
But from here in Micronesia to Iraq, Japan's military has been rapidly crossing out items from its list of can't-dos.

これに対してあるブログ「またオオニシだ!」ってエントリーは「NYTのオオニシさんは、Self Defence Forceでなくて、Japan's militaryと書きますかそうですか」なんてことを書いているわけだけど、これも似而非保守独特の傾向なんだな。

 確かにこの記事を書いているのは大西哲光ではありますが、英語メディアに限って言えば「Self Defence Force」を併記するケースはあるとしても「Japan's military」とか「Japanese military」と書く方が一般的ですよ。

 この記事の内容はタイトルが示す通りに、我が国が軍事に関する憲法の制約をなし崩し的に放棄しつつある、そういうことを批判する内容なんですが、それを例え大西哲光が書こうが、中西輝正が書こうが、これは事実であり、正しい。
そういう客観性や冷静さを失った、敵の敵は味方、味方の敵は敵というような論なんてのは有害ですよ。

 外国人のみならず誰の目から見ても軍隊である自衛隊を軍隊ではないと強弁する方が異様だし、こんなこと書いている暇があるなら自分の疑惑についいて釈明すべきだろう?


 疑惑のブログをのぞいてきたんだけど、哀しい人だな。(爆
 一心不乱に「反日叩き」「ヨイショでお仲間作り」に勤しんでいるようだが、最近迄双方向型の政治ブログを標榜してたんだろ?
アルファ・ブロガーを目指してるんだろ?

 だったら人のことをどうこう言う前に自分に降りかかった疑惑を払拭すべきじゃね?
出来るのならだけどさ。(藁

 問題は大西哲光じゃなかんべ?

あんただろ?

 小泉前首相はなぜ、衆院選で大勝したか。彼の言動に「政治家らしからぬ本音」が感じられたと同時に、不況で民衆の間に高まる不満を、小泉さんが郵政省や抵抗勢力に向ける攻撃的な姿勢に「シンクロ」させることができたからだ。
 そしてなぜ、安倍首相は今回大敗したか。答えはもう簡単だろう。閣僚の不正経理を淡々と擁護し続ける姿勢からは、まったく本音が感じられなかったからだ。
 彼も内心では立腹していただろう。ならば本音で怒ればよかったのだ。「よくもおれに恥をかかせたな」とののしり即刻罷免すれば、民意とシンクロして災い転じて福となせたのに、なんてもったいない。

 野亜純? 誰やねん?
こんな野郎は聞いたこともないんだが、馬鹿じゃないの?
いまごろ何を言っておるのかね?野亜純さん。

 まずね、安倍総理ってのは国民の選択の結果ではないんだよ。
 小泉総理ってのは何回かの選挙を経ているから、国民の選択の結果なんだけど、安倍ってのはそういうプロセスとは切り離されたところで総理大臣になり、そうして初めての選挙で大敗した。
それが国政選挙であるか無いかということは大衆民主主義的には枝葉の問題であり、その人気投票でブーイングを喰らったわけよ。

 ここでもう一つ言えば、大衆民主主義が良いとは言わないけれども、それは小泉が露骨にやった戦略であり、その局部を継承しようとしたのが安倍ですよ。
それでブーイングということですね。

 で今日あるこの姿は、総裁選直前に既に明らかだったわけですよ。
拉致問題は居抜きで継承したが、対中姿勢は換骨奪胎した、ここには靖国も含まれるわけで、「参拝するしないは明言しない」といった瞬間に今日は予見できたわけですわ。

 小泉幻惑光線を局部しか継承しなかった分幻惑度が弱まって、結局バカ閣僚と消えた年金という殺人光線を反射できなかった。
たったこれだけの話で、京都大学の中西輝政さんが、生き返るためには8月15日靖国参拝しかない、なんちゅうアホなことを言ったとか言わないとかいう話もありますが、それではもう生き返りませんってば、ここまで上げ底の内容見透かされちゃったんでは。

 大衆民主主義の悪しき部分に乗っかったスットコドッコイのバカが結局その大衆民主主義に射落とされた、こういうことですって。
 へんなとこから飛んでくるのでリンクを辿ったら
http://akisute1218.iza.ne.jp/blog/entry/174198/
http://trekky.mania.cx/blog/
に行き着いた。

 なんだか知らんけどさ、アホじゃね?
 ネットで寸借詐欺?
事実だとすればだが、そりゃ引っかかった奴がアホだぞ。(大爆

 さて、某ブログのコメント欄だが
各位様だとよw
まあこういう人に釣られるんだから釣られた奴は真性馬鹿なんだろう。(爆
僕なんか「各位様」だけで信用にも信頼にも値しない教養人を装っているだけの奴だと思っちゃうぞ。

 ところで某Uさん!某Tとか「Let's Blow! 毒吐き@○っく」とか書かんでさ、実名かきゃいいぢゃんか?

関連記事
「旧宮家復籍キャンペーン」にまつわる騒動
02 2024/03 04
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
ブログ内検索
最新トラックバック

Copyright © [ stay alive for a moment of the death ] All rights reserved.
Special Template : シンプルなブログテンプレートなら - Design up blog
Special Thanks : 忍者ブログ
Commercial message : [PR]