忍者ブログ
軍国少年の半世紀、そして結局...
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 時事通信のサイトで「ヒラリー氏の「胸の谷間」で論争=女性差別か、ファッション記事か-米有力紙」って記事を見つけた。
内容は
 【ワシントン31日時事】2008年の米大統領選挙で民主党の指名争いのトップに立つヒラリー・クリントン上院議員(59)の胸の谷間が見えたというのは新聞記事としてふさわしいか-。米有力紙ワシントン・ポストが掲載したニュースをめぐり論争が起きている。
 発端はファッションを担当するロビン・ギブハン記者が7月20日付の同紙に執筆した記事。上院本会議で演説するヒラリー議員がV字型のインナーを着ていたため、胸の谷間が少し見えていたことを報告。上院の厳しい服装規程や同議員のファッションの変遷を解説しながらも、「誰もこんなもの見たくない」と写真付きで書いた。

と他愛のないものなんだが、実はこういうネタは結構好きなのでWashington Postのサイトに出かけ、「Robin Givhan」で記事検索をかけたらありましたがな。

 タイトルは「Hillary Clinton's Tentative Dip Into New Neckline Territory」っといかにもって感じなんだけどさ、いくらファッション担当とはいえお堅いWashington Post。
中身はてんでつまりません。

 問題の写真はThe presidential hopeful revealed a changing fashion sense in the Senate.
で、これはC-SPANの動画をキャプチャーしたものですからかなり荒れているんで、谷間がどう見えるかなんててんでわからないんですが、結論として、僕もヒラリーの谷間なんぞは見たくない。

 この女はビル・クリントンが大統領選に出る頃からお洒落に気を使い始めたようですが、それまでは牛乳瓶の底のようなセンスの悪い眼鏡を掛けた田舎くさいおばさんでした。
それを知らなければ嫌悪はないと思いますが、まそれでもな...

 そんなわけでストリームを探すなんて面倒はしませんが、この記事に拠れば
She was wearing a rose-colored blazer over a black top. The neckline sat low on her chest and had a subtle V-shape. The cleavage registered after only a quick glance. No scrunch-faced scrutiny was necessary. There wasn't an unseemly amount of cleavage showing, but there it was. Undeniable.

まぁ一瞬だが見えたっと。
ちなみにここまでは見えてないと思う。


 とにかく書いてる奴がファッション担当ですから、ヒラリーがダナキャランを着た時はどうだったのオスカー・デラレンタを着たらどうだったのと読みたくもない蘊蓄が長々と続くんですが、彼の批判の要点はこの時事の記事にあるような批判ではなく、
To display cleavage in a setting that does not involve cocktails and hors d'oeuvres is a provocation. It requires that a woman be utterly at ease in her skin, coolly confident about her appearance, unflinching about her sense of style. Any hint of ambivalence makes everyone uncomfortable. And in matters of style, Clinton is as noncommittal as ever.

にあるように、彼女のこのチラリズムが上院議員としてあるいは大統領選の有力な候補者として相応しいか否かを問うような真面目な内容ですね。


PR
 僕も人の子だからあまり酷いことは書きたくないんだが、ボランティアってのもTPO考えるべきだと思うぞ。
 本件で果たして金が動いたのか動いてないのかは定かではないけどさ、ドイツではこういうケースにおいて身代金なんて払うのはやめようって議論が台頭しているようでね、反対派の論拠は、1)一旦払うとドイツ人の誘拐価値が上がってより狙われやすくなる。 2)払った身代金はイラクやアフガンで治安維持にあたる派遣軍の命を危うくする武器調達に使われる。 3)危険地域に好きこのんで入り込むアホのために国庫の金を払うのか?こんな感じのようですが、それはいずこも同じなわけで、僕は行く奴が悪いと言っておきます。

参照記事
Should Germany Pay to Free Hostages?
 アメリカってのはど汚ねぇ国だな。
差別と搾取だけはやりまくっといて使うときは使うっと。

関連過去記事
アメリカがイラクに繰り出す新型無人攻撃機
 バーミンガムの郊外で昨年の3月にクルド族によるリンチ殺人が行われて、その犯人、これは被害者の親族達なんだけど、有罪になるようです。

 殺されたのは20歳のクルド女性なんですが、なんでリンチにあったかというと、彼女は17歳の時に親に決められた結婚相手のイラクのクルド人と結婚したんだそうですが、その後イランのクルド人と恋愛関係になったバックレたっと。

 でまあ後はお約束の世界なんですが、親族は彼女の不貞によって名誉を汚された、捨てられた夫もなんだが、彼女を捕まえて殺して埋めた。

 その殺し方がまたナニでして、旧夫が彼女を強姦した後に寄って集って殴る蹴るの暴行を加え、最後は靴紐で絞め殺しちゃったというんですが、これはクルド側からすれば「定法通り」です。
そして彼らがこれを、それの通用する文化圏でやっているぶんには違和感をおぼえないんでしょうが、彼らはイギリスでやっちゃったんですね。

 これで思うのは、イスラムがどうも嫌われるのは、こういう文化的な非妥協性というのか柔軟性の無さというのか...
似たようなことはユダヤ教徒にも言えると思いますが、同じく一神教のキリスト教徒には、宗教を持たない僕が感じる以上に不気味なのかも知れません。

関連過去記事
クルドの事件:僕はこれを惨殺とは言えません(動画アリ)
イランで石投げ死刑執行
 先稿の続きになりますが、AFPの「Libya slams Bulgaria 'betrayal' over pardoned AIDS medics」記事にこんな行があります。
"The detainees should have been detained upon their arrival (in Sofia), and not freed in this celebratory and illegal manner," Libyan Foreign Minister Abdel Rahman Shalgham told a news conference in Tripoli.
Bulgaria's actions "violated the legal procedures regarding extradition, as set down under international law and in the agreement on judicial cooperation signed between the two countries" in 1984, Prime Minister Baghdadi Mahmudi told the same gathering.
"We followed the procedure -- it is Bulgaria that betrayed us," Mahmudi said.

これはリビアのラーマン外相の発言内容の引用ですが、これに拠れば、ブルガリア・リビア間の犯罪人引渡等に関する2国間条約に違反するという主張であり、つまりは、ブルガリア到着と共に収監されるべき、要するに代位執行ということだと思いますが、これに関してはサルコジも不快感を表明しているというマフマディ首相からの伝聞情報
The premier also said that French President Nicolas Sarkozy, who made a high-profile late intervention in the case and sent his wife Cecilia to negotiate with the Libyan authorities, had expressed his "discontent" with the manner in which the medics were released.

まで付記されている。

 やはり2国間の条約の内容知らないとなんとも言えないわけだ。

関連過去記事
リビアから生還したブルガリア人の件
参議院選挙関連で一番ひどい記事はこれかも知れん
 昨日付けのBBCニュースに彼らに関する記事があるんですが、内容の中心は唯一のパレスチナ人であり、事件が起きて拘禁されて以後ブルガリアから国籍を付与されたAshraf Alhajouj医師に対するインタビュー内容ですが、まあ拷問による自白であったと、こういうことですね。

 ここまでのことは既に色々のところで報じられていますからおいて、僕が納得いかないのは、ブルガリアのパルバノフ大統領が彼らを「pardon」したという記述です。

 この記事にはこの「pardon」が二度出てきますのでご紹介しますと
- The six medics were freed on Tuesday and have been pardoned in Bulgaria.
- The medics were released from Libyan custody on Tuesday and flown to Bulgaria, where they were pardoned by Bulgarian President Georgi Parvanov.

これだけですが、探してみたらこのほかにもpardonという記述はいっぱいあります。
たとえばREUTERSだけでもこの単語が出てくる記事は無数にあるんですが、実態としては、リビアの司法が下した終身刑という判断を無効化する、こういうことだと思います。

 このバルバノフ大統領の判断に対しては直ちにリビアが犯罪人引渡条約を盾に抗議を行い、インターポールに再逮捕を要請するなんてことまで言ってるわけですが、リビアのこの態度はどこからどうつついても国内向けのポーズですね。
そして、リビアとブルガリア間の犯罪人引渡条約の内容がどんな内容かわからないのでそこには触れませんが、とにかくそういう内容の外交文書を手交した。

 属地主義による場合、その有罪判決が正しい正しくないという話はさておき、他国で有罪判決を受けた者を原籍国に移送後に原籍国が「特赦」を与えるってことが法律的に可能なのか?
誰か詳しい人教えてよ。

参照記事
Freed doctor 'tortured in Libya'
Libya protests over pardons for HIV medics
Libyan families condemn pardon of medics
HIV medics freed from Libya after 8 years
Palestinian doctor will not forgive Libyan jailors
 筋論言ってみたところでさ、やられる独逸がアホなんだよ。
 まあこれはこれ止まりだろうが、CO2のノルマを原発なしでどう達成するのかね?w

参照記事
Germany angry at France-Libya deal
悲運のライオン、サブリナ 無事ハマスの保護下に
2007年07月25日08時13分
 パレスチナ自治区ガザの動物園から盗み出された雌ライオンのサブリナが約1年8カ月ぶりにイスラム過激派ハマスの治安部隊に無事保護された。ハマスの治安維持能力を物語ると話題になっている。
ハマス治安部隊が犯人グループから取り返し、動物園に戻ったサブリナ(手前)。後ろはサヘル=13日、ガザ市で
 サブリナは生後3カ月の時にエジプトから輸入され、雄のサヘルとともに動物園一の人気者だった。しかし05年10月、ガザ市東部で評判の悪い氏族の武装集団がサブリナを強奪。おりに入れてロバの荷車に載せ市内を巡り、1回1ドル(約120円)ほどの料金で客に記念撮影をさせていた。
 6月にガザを武力制圧して治安を握ったハマスは今月8日、サブリナの居場所を突き止め、犯人一味と銃撃戦の末に保護した。サブリナは左前脚のツメがはがれ、牙も抜かれ弱っていたが、すっかり元気になった。


 タイトル目に入った瞬間に「なにごとだ!!」と思って本文読んじゃいましたが、笑いました、これは。
 「評判の悪い氏族」ってのがいかにも英文直訳っぽくて笑えるし、この光景、これは想像しただけで笑えます。
映画「アラビアのローレンス」でアンソニー・クインの演じたアウダの率いる部族がこんな「評判の悪い」氏族でしたわ。

 だそうだ。
で日本のオフィス街同様に喫煙族はビルの外に出て肩身が狭そうにタバコをすってんだそうだが、その原因が良い!!

 将軍様の健康を守るため!!

なんと素晴らしいことだ、金正日の存在が初めて朝鮮人民のためになったぞ。w

しかし金正日自身ははヘビースモーカーだったし北朝鮮は愛煙家の多い国だ。
これが原因で暴動が起きちゃシャレにならんけど...

参照記事
North Korea's Kim Jong-il bans smoking(AP)
 遂に今日全員解放されたようです。
リビアに拘束されていたブルガリア人達6人は、セシリア夫人を代表とするEU代表団に伴われて今日トリポリ空港を飛び立ったそうです。

 ご同慶の至り。

 なお、基金の金は結局ブルガリアが出したようです。

Cécilia Sarkozy 








関連過去記事
 リビアで濡れ衣:ブルガリア人看護婦とパレスチナ人医師 
ブルガリアの看護婦さんを助けに行ったサルコジ夫人・セシリア 
サルコジの嫁さんはいい仕事をしたが...






 端緒をどこに求めるかといえばこれは難しいんですが、おそらくイギリスの水兵がイランの革命防衛隊に拿捕されて、表向きは見返りのない状態で解放された、このあたりなのかも知れません。
ここで、拿捕が国際法上どうであったのかなどという議論をしてみても意味がないのでそこはスルーしますが、とにかくあの解決は不思議でした。

 そして次に来たのはイラン国内でガソリン配給制に怒った市民が暴動を起こした。
 その次に来たのが、イラク国内に拘束されているイラン革命防衛隊員(これは外交官だとイランは主張しているが、実際には革命防衛隊員の軍事顧問)に対するイラン当局者による接見で、この後イラン政府は公式にはアメリカに対して罵詈雑言を投げつけましたが、アメリカはこれに対してなんら反論しませんでした。

 その次に出てきたのはイランに拘束されているアメリカとの二重国籍者中一番の著名人であるHaleh Esfandiariさんのテレビ出演、これに対してはアメリカは無反応。
そしてこの人の有罪根拠が示された、それはこれまでのイランの主張としての「反政府活動の支援、扇動」ですが、それを補強する意味で、グルジアで彼女が同じ活動をしてシュワルナゼを退陣に追い込んだ実績があるという主張を付け加えてきた、これに対してもアメリカは無反応ですが、今回あらたに、同じ時期に同じように拘束されたジャーナリストParnaz Azimaさんが7,300万円の保釈金を積んで保釈になった、報道に拠れば、この保釈金は本人が出したということになっていますが、真偽はおいてとにかくそうなった。

 さて、今週中にはイラク和平をめぐる米イ大使級協議が開かれることになりました。
 ここに至るまで強調できる外交的成果を漁りまくってきた国務省ですが、それに引っ張られたのが米朝協議であり、それを横目に見てきたのがイランです。
手負い同士の米イですが、ここに来て傷の深さが互角に近くなったということもあり、めまぐるしく動き始めました。

 果たしてこれが今後の北朝鮮をめぐる情勢にどこまで波及効果があるのか?
ここは興味のあるところですが、叶うことならアメリカにもう少し踏みとどまってもらいたいものです。

 さて、ここまでは他力本願の話ですが、情けないのは我が国の政府。
「拉致解決まで譲るまじ」がいつの間にやら「拉致進展まで譲るまじ」にかわり、それに対する対抗処置に関してはなんの言及もない。
この先見えてくるのは、日朝作業部会の置き去り、あるいは、その置き去りを怖れる政府が、これまで只の一度も明らかにしたことのない「進展の定義」をはじめて明らかにする、それもかなり絶望的な形で、こんな姿なのですが、いずれにしても選挙の前には動きはありますまい。
なんとなれば、訪米の際にブッシュはライスの「日本の拉致問題は、北朝鮮をテロ支援国家リストから外す要件ではない、なぜならアメリカ国民が拉致されたわけではないから。」との発言の直後に、「安倍が困るようなことはしない。」と言ってるわけですから。

 そうなった時には我が国は拉致解決の一切の決め手を失い、金だけが出て行く、考えたくないですね。



 タコマの事件、ウクライナ系アメリカ人らしいんだけど12歳の女の子が、先々週だったか、家族と花火を見物している最中にいなくなった。
 目撃者がいて「黄色いバンに押し込まれて連れ去られた」という証言が得られ、性犯罪者リストの中から間もなく容疑者が割り出され、ガサイレの結果この子のパンティーが家から出てきてタイーホ、経過としてはこんな感じだったと思う。

 ウクライナって美人が多いんだけど、この子も美人だと思う。
この事件に接した時の僕の咄嗟の感想は、少々不謹慎とは思うが「勿体ないことするなよ!!」だ。
いつかも書いたように僕は黒鯛釣りをする、そして釣果として数える黒鯛のサイズには縛りがあって、40cmを超えないものは数えない、すなわちキャッチ&リリースするわけなんだが、女性に対しても僕は同じような基準を持っていて、未成年とは絶対にエッチをしない、これは20歳を過ぎてから一貫して守り通してきた。(と言う割には守備範囲が広いぞという説もあるが)

 20歳という制限を課したことにはさしたる根拠はないんだが、たしか20歳の時に、同い年の従兄弟と渋谷にナンパをしに行った。

 その頃の渋谷というのは今のようなイカレタ街ではなく、新宿と比べた場合、遙かに節度もあり清潔で品の良い街だったからしばしば渋谷にナンパしに行ったわけだが、この日はどうにも調子が悪く、ハチ公前から道玄坂の左側を(従兄弟は右側)声かけまくってもアタリがないんだな。
ボチボチ諦めようかと思いつつ、もうすぐ東急本店というあたりでとんでもなく脚の良い23人目の女の子(僕は脚フェチなんだな、といいつつ、これはそれほど厳格な条件でもないが)を発見して声かけたんだが、ここでようやっとゲットできた。

 その先はもうラブホ街なんだが、いきなしってのは美学に反するので、今は既にないお店なんだが、そこで軽く食事をしながら歓談してた。
なんだかんだと話している打ちにだんだんこの子が高校二年生であり、しかも、一緒にナンパにきている従兄弟の後輩じゃねぇかよってことが分かってきたんだな。
なんせ都立校は制服なかったし化粧してるし外見ではわかりっこないのよ。

 でせっかく23人目にしてゲットしたその子ではあったが、僕はそのまま食事をし、お茶をして、家の前まで送り届けて帰ってきた。
これが言ってみればキャッチ&リリースなわけでね、密かに、この子が20歳を過ぎたらもう1回ナンパして、しっかりと裸を見せてもらっい、エッチをしようと心に決めてはいたんだが、なんだかいつの間にか忘れちゃった。
けど不思議に脚線美と名前だけはいまだにはおぼえてるんだな、それほど秀逸なスタイルだったんだろうと思う。

 これがきっかけというよりもこれを最初として20歳ルールというのを課すようになったんだけど、だからこそ尚更に幼女性愛とかってのが僕にはわからんのよ。

 犯人逮捕後二日目くらいにジーナちゃんの死体が近くの林の茂みの中から見つかり、後は自供待ちということのようだけど、こいつは前歴者であり累犯者らしい。
 これまでにも少女強姦を繰り返しているようで、過去には2回立件されて有罪になってるんだが、その際に担当したカウンセラーの話が薄気味悪いんだな。
こういう異常性愛になった原因がどうも、少年時代にこいつの兄貴に強姦され続けていたトラウマがあるらしいんだが、有罪判決のうちの一つは16歳(当時)の妹を強姦したって事件だそうだ。

 はあ!?兄貴が弟を強姦!? その弟が妹を強姦!?
そうなんですよ、掘られまくってたわけで、これは経験のない僕には実感できないからなんとも言えないんだが、う~む。
母親タイ人、おやじアメリカ人、おやじは母親にDV
なんなんだろうね?

 でこんなイカレタ奴がまた三回目をやったわけなんだけど、変質者に対する対応先進国アメリカであっても対策には限界があるようで、ちなみにこの男は変質者リストには既に登録されているらしく、またこの犯行は妹強姦による刑期における保釈中に起きた

 それにしてもこんなかわいい子を強姦するなってのよ!!!(怒 

Zina Linnik 

 なお警察はジーナちゃんの件の他に以下の失踪事件との関連も追及してるそうな。
Lenoria Jones, 3; Michella Welch, 12; Adre'Anna Jackson, 10; and Teekah Lewis, 2.

寒気がしてくるな、2歳とか3歳ってのはなんやねん?
 中国がインチキ会社三社の事業免許を取り消したそうです。
三社とは、グルテンの代わりにメラミンを入れたペットフードの会社二社(Xuzhou AnyingBin-zhou Futian)、そしてかの有名なヂエチレングリコールをグリセリンと偽って輸出しまくった会社(Taixing Glycerin Factory)ですね。

 ただ、転んでも只では起きずに何かを毟り取る中国。
言うに事欠いて、確かに紛らわしいラベルを貼ったがTD Glycerinを使用して最終的に咳止め薬を造ったパナマにも責任がある、こういうことを言っているようです。
 これは補償問題を意識した発言なのでしょう、そして、確かに犠牲者との間ではパナマも責任はあります。
しかしTaixing Glycerin Factoryはもとより、資格も知識もなく、直前迄洗濯屋やってた男に資格審査もなにもなく事業許可を与えた中国、その偽造ラベルに気づかず税関を通してきた中国にもっとも重い責任があります罠。
只これも色々で、ポルトガルでラベルを貼り替え、船積み証書や通関書類を偽造したって話もあります。

参照記事
Beijing revokes business licences

 「ロシアは外交官(KGB要員)国外退去で対英報復せず」にはガーディアンの記事をもとに
どうもロシアは外交的報復措置を執らないことに決めたようです。
まぁ執るとすれば盗っ人猛々しいって話になるから当たり前といえば当たり前なのかもしれません。

なんて書いちゃいましたがすんません、やっちゃいました。

 モスクワはイギリスの大使館員4人を国外退去処分にしたそうです。
更に「今後ロシアの政府要員にはイギリス行きのビザを発行しない。」といった声明まで出したうえに「こんなんじゃこれまでのテロとの戦いでの協調もご破算だ。」とまで言ってる。
もっとも、後ろのセリフは既に一昨日の段階で言ってますが...

 それにしてもよく言うよな、テロやった奴がさ。(爆
で一日遅れてこういうことを言い出した背景はこのBBCの記事中の
The UK has the right to request Mr Lugovoi be tried in Russia, but the UK's director of public prosecutions, Sir Ken Macdonald, has already turned down the offer.

の部分だと思われ、イギリスに引き渡さずロシアで訴追し裁判をやるという妥協案がロシア側から提示されたが、イギリス側が断った、そりゃ当然で、無罪にするに決まってるから。
そんな顛末のようですね。

 さてこれで決定的にコソボ決議がアウトになりました。
そして次はイラン制裁決議案、どんどんフルシチョフの時代に戻っていきますな。

参照記事
Russia expels four UK diplomats

 Reutersの「Libya pays funds to HIV families in medics case」によると、ブッシュが主唱していた基金による和解金と慰謝料支払いで解決したようです。

 報道に拠れば既に大半の遺族や家族はお金を手にしたようで、数時間後にはすべての遺族や家族もそうなるだろうということです。
サルコジの奥さんのセシリアもなかなかやるな。

 前にも書いたように、この方法だと誰の顔も潰れませんから異論はなかったんでしょうが、金の出所は明らかにされてない。

 ブルガリアは、金を出せば容疑を認めることになるから出さないと突っぱねた、他方リビアは、これは西側の細菌作戦だくらいのことを言って国民に実態を明かさずに来てますから今更後には引けない、さりとてこのまま最高裁で死刑判決出せばまたしても制裁されかねないし、そこまで行かなくとも西側との関係は悪化する。

 金の出どころに関しては明らかにはされてはいないものの、この関連の交渉の窓口にはカダフィーの息子のやっている財団が立っており、その財団を経由してどこから一人頭約1億2千万円の金が配られた。

 この金額に関しては当初リビア側は一人頭16億円を提起しており、この金額はスコットランド上空でリビア工作員が爆破したアメリカのジャンボジェットの犠牲者に対する補償額と符合するそうでこれとの相殺効果を狙ったのでは、とか、先月イギリスで有罪判決を受けたリビアの情報将校の身柄や量刑に対する影響力の公使を狙ったのではといった憶測があるようです。

 いずれにしろ今回のブッシュ提案は良くできていたと思います。
そしてなにより拷問による濡れ衣で10年間も刑務所に入ってた本人達にお祝いを言いたいですね。

関連過去記事
リビアで濡れ衣:ブルガリア人看護婦とパレスチナ人医師
ブルガリアの看護婦さんを助けに行ったサルコジ夫人・セシリア
 「イギリスがロシアのスパイ4人を国外退去処分に」に、
亡命元KGBの話として、ロシアは英国外交官3名の国外退去で報復するという話がありますが、こういう経歴の人が限定的に3人と言うんだからまぁこっちもスパイでしょう。
そしてこれも半ばお約束の世界です。

ということを書きましたが、どうもロシアは外交的報復措置を執らないことに決めたようです。
まぁ執るとすれば盗っ人猛々しいって話になるから当たり前といえば当たり前なのかもしれません。

 この背景は色々あるんでしょうが、第一は、外交関係の悪化が経済関係に波及すること、つまり米英からの対露投資が収縮することを怖れたということじゃないかと思うんですが、ただ、ロシア国内は収まらないようでイズベスチャなどは、リトビネンコ事件をでっち上げだとした上でイギリスのブラウン政権を罵倒してます。

 
 リトビネンコ暗殺犯アンドレ・ルゴヴォイの引き渡し拒否を承けてイギリスがロシア大使館員4人を国外退去処分にした。

 これは先週頭くらいから言われていた話だし外交的手続き的にも普通なんで驚きませんが、ロシアが資源成金化したことで先週の欧州通常戦力制限条約(CFE)停止宣言も含め、いわゆる東西という枠組みが欧州では完全に復活しつつある、こういうことでしょう。

 亡命元KGBの話として、ロシアは英国外交官3名の国外退去で報復するという話がありますが、こういう経歴の人が限定的に3人と言うんだからまぁこっちもスパイでしょう。
そしてこれも半ばお約束の世界です。

 さて、リトビネンコの未亡人マリーさんですが、
"It makes me proud to be a U.K. citizen because I can see that my strong faith in the British authorities was well-founded and that they too share my determination,"

と言う談話を発表しています。

 適当に訳すと「イギリス政府は私の思いを共有してくれ、ワタシの信頼に能く応えてくれた、よって私はイギリス国民であることに誇りを感じる。」
適当すぎではありますが、こんな感じで、やっぱヨーロッパだなっと思います。

 これに対してアメリカ政府はどうかと言えば、マコーマックが記者会見の中でこんなことを言っています。
It's a matter between the UK and Russia.
As for the approximate cause as stated by the UK Government for this is the failure of the Russian Government to extradite an individual in the case of the murder investigation of Mr. Litvinenko.
We have urged cooperation between Russia and the UK on the matter.
We believe it is important to bring some closure to what was a terrible crime -- the murder of Mr. Litvinenko.
Now, the UK legal authorities believe that they have a solid case built on evidence and they want to bring the case to trial.
Part of bringing that case to trial is the extradition of Mr. Lugovoy.
And we believe that it is important as a matter of justice to see some -- see cooperation between the UK and Russia on the matter.

 これはイギリスとロシアの2国間問題であると前置きした上で、善意の対応をしないロシアが悪いっと断定してはいますが、積極的介入の意思は示されていません。

 あくまでもロシアの判断は公正であるべき、つまりルゴヴォイを引き渡すべきだとした上で、イギリスとロシアの協調が解決する。こういう言い方ですから、口先介入の範囲にとどめる、こんな感じですね。

 まあどうなんでしょ。
アメリカが見え見えにイギリスの肩持った場合には東西冷戦の復活が決定的様相になるんだろうし、なにより今のアメリカには今より敵の数増やす余裕なんか無いでしょうからね。

参照記事
Britain to expel 4 Russian diplomats
Britain to Expel 4 Russian Diplomats
UK UK 'was right to expel Russians'
Daily Press Briefing



[ネズミ]20億匹、しっかり自国で消費して下さい
正直言ってどう突っ込んだらいいのかわかりませんが...

 まあね、気持ちとしてはわかるんだけど、もっと酷いことになってるようですね。

 捕って食った食わないって話もさることながら、地方政府が供与した殺鼠剤はとんと効かないようで、地元民、特に稲作農家ですが、かってに自作の殺鼠剤を水田にバンバン撒いてるようです。

 でこれの二次災害が起きてる。
たとえばまずネズミを補食する動物が大量に死んでいて、これは猫とかヘビとかイタチとか、まああんなやつらですが、こいつらが食えば死ぬようなネズミを売ってるというんですからそこも心配だ。(爆

 これで今後派生すると予想されるのは、その殺鼠剤の有害成分を吸い上げた稲が実を結び穂を垂れ、収穫されるわけですが、これがどの程度の破滅的な結果になるか想像できない。

 そしてこの田子作どもは、そんな強烈な殺鼠剤を自作しておきながら、それを素手で扱い、撒きまくった田圃に素足で入って作業してるそうで、ここもこの健康問題として先懸念されますね。

 まぁとりあえず我々に出来ることは、中華米を食わないということと、中国原産の加工肉製品をずぇったいに食わない、こういうことですね。(w

 ただね、この田子作どもは無秩序開発の被害者だってことですよ。

 アメリカ軍がアフガニスタンとイラクに無人攻撃機の強力なやつを導入するらしい。

 無人攻撃機は今でも「プレデター」ってのが配備されているんだけれども、これより4倍ほどでかくて、攻撃装備も格段に増やしたやつだそうだ。
ちなみに「プレデター」は攻撃用装備としてはヘルファイア・ミサイル2発しか搭載できないのに対し新しい無人攻撃機、「リーパー」と言うらしいけど、これは14発の地対空ミサイルか、4発のヘルファイアと2発の500ポンド爆弾を搭載可能らしく、単純に5~6倍くらいの攻撃力となり、運動性能も時速400キロ超で高度15,000mを飛行可能と「プレデター」を大幅に凌ぐ。

 ただ価格が地上の操縦装置と機体の1セットで85億円とこれまたべらぼうに高いために全面配備には時間が掛かりそうで、当面は「プレデター」との併行運用ということになるようだ。

 いずれにしても本来偵察目的であったはずの無人機が次第に攻撃用兵器に転化してゆく様がそのままアメリカが弱くなってきている証のような気がする僕なんだけど、これで思い出したのは「ウインドトーカーズ」というアメリカ映画。

 ニコラス・ケイジ演ずるアメリカ兵が、ガダルカナルで上官の相次ぐ戦死によって否応なく小隊を指揮することになるんだけど、命令を死守した挙げ句に部下を全員戦死させて自分だけ生き残った。

 負傷した彼が再び戦場に戻るんだけど、その際ある任務を帯びる。
その任務に選任された理由は、彼が絶望的な状況であり部下を全員死なせても命令を守り通した、そういう冷徹さだったんだけど、本人はこれに悩むわけだ。

 命令というのが、日本軍に無線を傍受されても解読されないようにナバホ語を使い、そしてそのコードトーカーとしてナバホ族の出身者を投入した。
つまり彼の任務は、そのナバホのコードトーカーを捕虜にするな、守りに守ってやばい時は捕虜にされる前に殺してしまえ、こういう内容だったわけよ。

 この映画の結末はいかにもアメ公が好き気な「俺様正義的」英雄主義なんだけど、そんなことより、この時代はまだアメリカはこうやって足使ったわけよ。
それがベトナム戦争からおかしくなってきたんだけど、イラクでは遂にここまで来たか、そんな気がする。

 重装備でもないし戦車や装甲車みたいな機動装備なんか持ってないゲリラにとってこんなもんたいして脅威じゃないと思うのよ。
正規軍同士の組織的な戦争だったらアメリカは強いと思うけどもうこれから考えられる戦争の態様にはアメリカってそんなに怖れる相手じゃないような気がする。

参照記事
Robot Air Attack Squadron Bound for Iraq

 昨日「ビンラディンの首に61億円 」
 しかし僕は思うんだな。
もうOsama Bin Ladenは死んじゃったんじゃないのかと。
だってもう一年以上ビデオ出てこないぞ、メッセージと称するものは出てくるけど。
そしてフセインの時がそうだったように、今更Osama Bin Ladenを捕まえようが殺そうが、事態が悪くなることはあっても良くなることは無いとも思う。

っと書いたんだけど、ようつべに彼の新しい動画があがってた。

 この動画が編集されたのは最近だということなんだけども、編集なんてのはどうにでも出来るもんだし撮り貯めたビデオってのもあるとすれば、僕はこれで僕の推論を覆す気にはならないな。
ってより、攻める側も守る側もまだOsama Bin Ladenが生きていることになっている方が良い、こういうことだけはわかりました。

 そのうちきっと西郷隆盛の曾孫がRussianを連れて、源義経の30代目くらいの子孫がMongolianを連れて我が国に攻め戻ってくることは請け合いでしょう。



Bin Laden appears in new al-Qaeda video
- A new al-Qaeda videotape posted Sunday on a militant website featured a short, undated clip of a weary-looking Osama bin Laden praising martyrdom.
- The authenticity of the video could not be verified, but it appeared on a website commonly used by Islamic militants and carried the logo of as-Sahab, al-Qaeda's media production wing. It was not immediately clear when the video of bin Laden was filmed.

Bin Laden Praises Martyrdom in New Video

その他関連記事
Osama Bin Ladenの息子の嫁になった英国女性w
 そんなもの初めからそぐわないに決まってんぢゃん。(爆
まあこういう後出しは中国では常態化してるんだけど、それでも中国に出て行くってのも凄いと思う。
  ビジネスチャンス中のはどこから産まれるかわからんもんでね、遂にアメリカでは「China Free」マークなるものが出たようです。

 こういうところでアメリカってのは狡賢いと改めて思うんだけど、あれだけ執拗に反中国製品キャンペーンをやってからこれを出す。
まあつまり、高く売れる、高い物が売れる、こういうことで、これが最良の貿易赤字削減策だっと。(爆

 始めたのはユタ州のFood for Health Internationalって健食やサプリメントの会社らしいんだけど、ここは製品に「China free」ってラベルを貼ることにしたんだそうだが、製品の識別を検討している管掌官庁、メーカー、消費者などの他のいかなる団体にも「China free」に勝るものにたどり着いてはいないようだ。

 さて、今はこうして中国を叩いていられるわけだけど、いずれ中国がもっと購買力をつけて大消費地になった場合、今度はこっちがやられる、これは忘れちゃいかんと思う。

参照記事
Health food maker promotes "China-Free" products

(2007/07/14 19:11 一部訂正再掲)
米女性記者、取材源の自宅で“水遊び”して退職

 会社との話し合いの末、10日に退職した女性記者は「ひどい過ち」と反省しながらも「辞めるほどのこと? 私が女性じゃなかったら問題になっていない」と全国ネットのテレビで漏らした。
 有力紙シカゴ・トリビューンは13日、「取材対象」の夫との会話内容を女性記者が地元警察に知らせていたと報道。取材内容を報道目的以外に明かし記者倫理に反したとして事実上、解雇された可能性もある。


 日本でも経産省の地方の管理職と女性記者のスキャンダルがあったような記憶があるけど、ここまで来ると売春婦と替わらないような気がする。



 パキスタン軍らしいんだけど、2005年から2006年の間に武装解除対象になっているコンゴの民兵勢力に、金と引き替えに武器を渡していたそうで...
で商売がえらくでかくなったんパキスタン軍の士官はコンゴ軍やケニヤにいるインド商人まで引きずり込んだ、こんな話のようですが、背景は国連平和維持軍の過剰な展開にあると、こんなことのようです。
つまりやることのない奴がいるっと。w

 で金の密輸の証拠は掴めたけど銃の供給は、国連の調査官が猛烈な威圧と妨害にあって隠滅されたそうで...

 予想されていたことですが、ロシアが今日欧州通常戦力制限条約(CFE)の停止を宣言したようです。

 これでいきなりきな臭くなるわけではないにしろ、昨日は昨日で中露外相会談が反米路線で一致を見てますからややこやしくなりまんな。

参照記事
Russia pulls out of key arms pact
Russia Pulls Out of Arms-Control Treaty



02 2024/03 04
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
ブログ内検索
最新トラックバック

Copyright © [ stay alive for a moment of the death ] All rights reserved.
Special Template : シンプルなブログテンプレートなら - Design up blog
Special Thanks : 忍者ブログ
Commercial message : [PR]